来年2月に結婚式を控える友人から、電話がありました。
緑ちゃんは、高校の弓道部で一緒だった友人で、既に12年の付き合い。
お菓子を作るのが上手で、カラオケが上手で、学年の誰よりも後に誕生日を迎えるというのに、何故か皆のお母さんのような存在。
面倒見のイイ彼女は、高校の頃から、よく私の世話を焼いてくれます。
無鉄砲で暴れ馬な当時の私をこの程度で止めていたのは、彼女の功績と言えましょう。
うん、だって何か言うこと聞かなきゃイケナイ気にさせるんだよ緑ちゃんて。
すいませんすいません。
そんな緑ちゃんが、私にお願いがあるという。
「うんうん何々、どうしたの？（^-^）」
『あのね、彼と相談の結果、やっぱりちやに頼むのがイイかなってことで』
「はい？」
『ちや、スピーチやって』
なんとチャレンジャーな！
まだ数回しか結婚式に出ていない私。
友人のスピーチなど、一度も目にしたことはありません。
（皆、上司とか恩師とかだった）
当然、やったことなんてありません。
何話せばイイもんなんでしょ？
どんなテンションで行けばイイんでしょ？
ってか、やっぱ落としたらイケナイんですよね？
「イイよ♪」（二つ返事）
『オチとか付けなくて良いから』
「ふご（￣△￣）」
見抜かれてます。
『あと、披露宴の受付もお願いしたいんだけど…』
「イイよ♪」（二つ返事）
『それと、一眼レフ持ってきて良いから。遠慮なくガンガン動き回って撮ってくれて良いから』
「わーい♪ マジでー（≧▽≦）」
『カメラマンの腕章はちょっと用意できないけど』
「実力で突破するからイイです☆」
『何をする気かな？』
「いえ特に何もすいませんすいません」
スピーチはやったことナイですが、挑戦されたら受けて立つ！（違う）
スピーチデビューが緑ちゃんの結婚式なら、光栄至極にございます♪
その上、披露宴の受付とカメラマンですよ。
私、大活躍じゃね？
イイのか緑ちゃん。