紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

「功名が辻」最終回

2006年12月13日 19時27分48秒 | 功名が辻
最終回と言うのに、デジカメを構えてみていると、内容もどこか他の所に飛んでいる(汗)
唯一というか、淀殿の打ち掛けに「亀甲」紋がついていた。(はっきりしなくて申し訳ない)


「三重亀甲に花角」紋と言いましょうか。
普通、「亀甲」紋は「一重亀甲」と「二重亀甲」があり、「二重亀甲」の方が一般的で、「亀甲に花菱」「亀甲に橘」というと、それは「二重亀甲に~」をさして言います。
右の紋は、見本の「亀甲に花角」で、亀甲に境が一般的な紋より太く描かれています。

    
晩年の千代は、変った紋様の着物を着ていましたが、その紋様ははっきり分からない。

物語の総括的な事は別として、大した働きも無く功名の為、山内家の為に戦った一豊(土佐20万石を拝領した事は、それなりに一豊の人そのものにも価値があったでしょう)、それを支えたというか、操った千代。
小説を読んでも、あまり千代には好感が持てなかったが、千代は千代なりに必死に戦国を行き抜いたのだと思うし、頭脳とそれに合った性格を持った、素晴らしい女性であったと思う。
私も、好感は持てないが、一豊のように、心の片隅に劣等感?を抱きつつ、惚れてしまうかもしれない(汗)

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2 コメント

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紋ちゃん ()
2006-12-19 21:54:13
今晩は、功名が辻も終わりましたね。あまり真面目に見てないけど、やはり本の方が良かったような気がする。
紋ちゃんは千代のようなおなごは好かんかね(好きじゃないですか)



一豊が主人公の話やったけど、なんかインパクトのないお殿様やったねえ。六平太の方が印象に残っているのは、あの最期だったからでしょうか。
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ばんわ (たーぼー)
2006-12-19 22:51:55
ほんと!一豊は、普通の足軽侍に置き換えてもいいような侍だったような気がします。
土佐のおなごにとって、尾張のおのこはあまり魅力的じゃなかね~(笑)
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