紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

「功名が辻」を二倍楽しむ(1)

2006年06月17日 17時11分15秒 | 功名が辻
つらつらさんのご要望?に応えて始めました。

今回のNHKの大河ドラマ「功名が辻」の登場人物の着物には、前にも書きましたが「紋」「紋様」が多く採り入れられていて、楽しみに見ています。
オープニングの中に出てくる「地紙」紋、この紋は留袖等の着物の紋様にもよく使われています。(私の作るTシャツにも)
光秀の旗竿には「土岐桔梗」紋、秀吉(籐吉郎?)のには「五三の桐」紋。

ただ、オンボロデジカメのシャッターがワンテンポ遅れるので、いい映像が撮れません。後はご覧になったドラマの映像を思い浮かべて想像してください。

  ⇒  「光琳胡蝶」
着物の紋様は、不鮮明ですが「光琳胡蝶」の「中陰」紋です。↓
           

 ⇒ 「唐花」
秀吉の妹のあさひ?の着物には「唐花」紋。

昔、少なくとも江戸時代の着物には、この様な「紋」の紋様が着物の柄として多く見られます。(浮世絵などを見ますと)
これから気が付いた限りの範囲で紹介して行きます。

テレビの前でデジカメを構えていると、サラリーマン時代、会社の製作番組のモニター写真を撮っていた事を思い出しました。一眼レフでバシャ-・バシャ-と撮っていましたっけ。その時は細かい場面は関係なかったのでよかったのですが(ただ、放映されてる証拠写真みたいなものです)、今回は目的の場面がうまく撮れず、後悔しきり!ムズカシ~

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