ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

3度救われた命だね

2022年09月03日 | 介護
私の命は3度救われたような気がします。
それは3人の芸能人との出会いです。
友達でも何でもないんですよ。
ただのファンです。
東京オリンピックの時に父が買った白黒テレビで初めて見た歌手の島倉千代子さんに「この人だわ!」と…。
父親が変な時期に引っ越しをし、幼稚園も保育園も行かれず、いきなり小学校に入ったらいじめにあい、たまたま見たテレビの彼女にあこがれを抱くようになりました。
それから40代の終わりに更年期からの病気になり、心療内科に通っているときにたまたまテレビで見たシャンソン歌手のクミコさんに「この人だわ!」と「この声だわ!」と、救いを求めるようにネットで検索し、ライブやコンサートに行くようになりました。
もちろん心療内科の良い先生にもめぐり逢い、薬の力も借りてここまで回復したのです。
3人目は浪曲師の五代目天中軒雲月師匠です。
たまたまクミコさんのお友達がTwitterでラジオのお知らせで浪曲師の玉川奈々福師匠を呼ぶと言うので「浪曲とは?奈々福さんとは?」と少し興味を持ち、浅草の木馬亭の浪曲定席に奈々福師匠を聴きに行きました。
行ったはいいが、NHKの取材が入り、お客さんがガラガラでした。
1度ではわからないと次の年の1月に行くつもりが、年末からの神経性胃炎で行けなくなり、2月に行ったら奈々福師匠と雲月師匠が出ていました。
比べては悪いと思うのですが、その時雲月師匠の声にピンときて「この人だわ!」と、なったわけです。
その時の私は病気はかなり回復していましたよ。
ただそれ以前に主人が病気にもなり入院もし手術もしてのことだったと思われます。
そもそも私の病気の原因は実母との同居にありました。
芸能人が大嫌いな母に隠れて島倉千代子さんのコンサートに行く。
劇場に行く。
クミコさんのライブやコンサートに行く。
その後、島倉千代子さんは亡くなりましたね。
そしてたまたま木馬亭で聴いた雲月師匠の浪曲に「この人だわ!」と、たびたび時間を作って夫婦で行くようになりました。
浪曲と言うものはいまだに難しい分野で良くわかりませんね。
それでも話の筋書きがわかると泣いたり笑ったり感心したりするものですね。
何度も聴いている外題は次の展開もわかるようになりましたよ。
師匠の浪曲は関西節であること。
最後に雲月ばらしがあることなどを学びました。
またクミコさんもレコード会社をコロムビアに移籍したら島倉千代子さんの歌をアルバムに2曲入れてくれました。
また四代目の雲月師匠は島倉千代子さんともご縁があったようですね。
てなわけで芸能人は憧れで心の支えなんですよ。