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ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

浪曲に恋して!師匠に恋して!

2019年08月10日 | 介護
2019.8.10
そもそも浪曲は肩ひじ張らない庶民の娯楽だと思います。
歌舞伎のように着物を着たり、きちんとした服装でなくても楽しめます。
木馬亭の夏場の定席などはTシャツにJパンでも大丈夫です。
また、客席である程度飲み食いが自由なのと、半券があれば出入りが自由です。
仲入りに売られる最中アイスは1年中定番で、若手が声をかけて売る最中アイスも私の楽しみの一つです。
暴れるほどお酒を呑まなければアルコールを呑むことも出来ます。
運よく隣がコンビニ。
こちらで好みのアルコールを一つ買い楽しむことも可能です。
終演後はこの界隈の飲食店に繰り出せば運よく浪曲師や講釈師やお笑い系の芸人さんや落語家さんに遭遇することもあります。
よほどのことがない限り皆さん気さくです。
写真は無理でもご挨拶ぐらいは出来ます。
また、浪曲師の場合は終演後に表に出てくる浪曲師もいるので、私などはお声を掛けて一言二言その日の感想を話したりもします。
時として師匠と呼ばれる人も気さくにお話はしてくださいます。
私などはいまだに師匠の前ではドキドキします。
浪曲に関して言えば浪曲はある意味30分のドラマです。
ほぼ30分に喜怒哀楽と起承転結を織り交ぜて繰り広げられます。
浪曲師と三味線の曲師が一体となり繰り広げられる浪曲に観客は引き込まれて行くのです。
木馬亭の定席は8席のうち1席は講談が入ります。
こちらも楽しみの一つになっています。
昨今講談も講釈師の神田松之丞さんの人気で老若男女問わずファンを増やしています。
また、木馬亭の浪曲の定席の良いところは料金が正月を除いて2000円です。
それも25歳以下は半額!
2000円で4時間たっぷり楽しめると言うのはほぼ映画を観るのと同じ料金に匹敵します。
また、たびたび通ううちにお目当ての浪曲師を見つければ占めたものです。
私は五代目天中軒雲月師匠のファンになり、雲月一門を応援しております。
1番弟子の涼月さんはこのほど10月の大浪曲大会で「3代目月子」を襲名します。
男性の景友さんはフラメンコギターの名手でもあります。
若手のすみれさんは芸大出の才女です。
新弟子の晴月さんも入門し、雲月一門も活気づいてきたところだと思われます。
こうして浪曲界が活気づき、発展することはある意味いいことだと思うのです。

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