ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

野の草,

2015年03月25日 | 聖書

             



        だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと、
        心配したり、また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。
        いのちは食べ物よりたいせつなもの、からだは着物よりたいせつなものではありませんか。

        空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈入れもせず、倉に納めることもしません。
        けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。
        あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。


        あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。
        なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。
        働きもせず、紡ぎもしません。

        しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような
        花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。

        きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、
        まして、あなたがたによくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。
                             (新約聖書・マタイの福音書6章25節~30節)