ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

冬のキッチン

2021年02月18日 | 食べ物

 

 

小豆煮る 時を刻んで 湯気のぼり

小豆煮る ふんわり甘い 狂おしさ

 

小豆粥 胃から広がる 元気かな

 

 

 

 ちょっと手がかかります。

 ぜいたくな時間です。

 まちがいなく、癒されます。

 祈らないではいられないひと時です。

 

 

              

           ごめんなさい。小豆の写真ではありません。

 

 

 


伝道者の書5、天の下では、何事にも定まった時期があり、(伝道者の書3章1節~3章9節)

2020年05月10日 | 食べ物
 天の下では、何事にも定まった時期があり、
 すべての営みには時がある。(伝道者の書3章1節)
 生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
 植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。(2節)

 「何事にも時期がある」という言葉は説得力があります。キリスト者でなくても伝道者の書のこの箇所には、うなずくのではないでしょうか。人生のカレンダーも、日常生活のカレンダーも、「時期」に従って決められていると言っても過言ではありません。年度や学年などの社会的ルールを別にしても、生まれてから死ぬまでは、決まった流れがあり成長の節目ともいうべき時期があります。ガーデニングや農業も、生物カレンダーに従った時があるのでしょう。
 
 殺すのに時があり、いやすのに時がある。
 くずすのに時があり、建てるのに時がある。(3節)

 人間の死ぬ時、病気などが癒されるのにも時がある、つまり神によって決められているという意味だそうです。(新実用聖書注解・いのちのことば社)
 今の時代は、医術が進んで、ソロモンの時代なら死んでいた多くの病が克服されています。心肺停止からさえ蘇生できるのです。それでも、たしかに死は避けられないのですから、この言葉は生きているのでしょう。

 泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。
 嘆くのに時があり、踊るのに時がある。(4節)

 「嘆く」は葬式、「踊る」は結婚式です。これらに時があるなら、そのために、「泣く」のも「ほほ笑む」のも、「時」に従うのです。

 石を投げ捨てるのに時があり、
 石を集めるのに時がある。
 抱擁するのに時があり、
 抱擁をやめるのに時がある。(5節)

 これは、戦時を意味しているそうです。(同注解書)、「石を投げる」は、侵略した軍隊が敵の畑に石を投げこんで不毛にすること。石を集めるは、軍隊のが行進する道路を作るための行為です。とうぜん、平和時には抱擁をしあっていた間でも、戦争となると、抱擁を止めるのです。

★★★★★

 捜すのに時があり、失うのに時がある。
 保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。(6節)
 引き裂くのに時があり、
 縫い合わせるのに時がある。(7節a)

 「引き裂く」とは、悲しみのときに着物を引き裂く行為で、「縫い合わせる」とは悲しみが終わったことを意味するとか。(同注解書)
 聖書も,背後の文化を知らないと理解できないと思うと同時に、裂いた衣は、けっきょく縫い合わせてもう一度着るらしいと、下世話な想像をするのです。

 黙っているのに時があり、話をするのに時がある。(7節b)

 これは、人間関係にともなう知恵ですね。
 言うべきことも、時期が合わないと効果がなかったり、敵を作ったりします。また、それまでは伏せられていたことでも、明らかにしなければならない時があります。

 愛するのに時があり、憎むのに時がある
 戦うのに時があり、和睦するのに時がある。(8節)

 これらの対比は、たしかにその通りであり、深くうなずくのです。しかし、問題はその「時」を、私たちは、どのようにして知ることができるのかです。
 すべての時は、必ずしも自分の予定通りにやってくるわけではありません。すべてを、定めておられる方がいるのです。

 伝道者は、またしても虚無的な問いに戻ります。

 働く者は労苦して何の益を得よう。
 私は神が人の子らに与えて労苦させる仕事を見た。(9節)









お餅の食べ方

2018年01月02日 | 食べ物



      そばの食べ方について、落語を取り上げておられる記事があった。

      そばちょこの中に、そばをほとんど浸さないで、さっさっさ、スルスル(ズルズル?)と食べるのが、
      江戸っ子風? 粋な食べ方だと、

      これを、上京したばかりのころ、聞いた時は、意味が分からなかった。
      関西人は、すくなくとも昭和の中ごろまでの関西人は、たっぷり汁に浸した麺が好きで、
      私も、いまでもお店で、ざるそばを頼むことはない。

      家では、ざるそば風だけれど、大きめの小どんぶりに汁をたっぷり準備して、いただく。
      てんぷらや、おひたしや、ゴマ、山椒、ネギ、のりなど、いろいろの薬味を入れて、
      食べる――これは、連れ合いの田舎の食べ方で、
      初めは抵抗があったけれど、いまでは、関西風より、口に慣れている。

      そば一つでも、食べ方はさまざまなのに、何故か、
      お餅だけは、ある大きさで、焦げ目のついた、到底一口では入らない餅を、雑煮に使い、

      口にくわえて、引っ張って、伸ばして食べるさまが、「本格的」であるかのような雰囲気。

      思い込みと、刷り込みはなかなか変えられない。
      私も最近まで、定型の長方形の切り餅を、そのまま使っていた。

      しかし、熱いもちは、箸では切れず、歯が弱ってきているので、口で切るのは心配。
      いきおい、外では雑煮など食べない。
      家で作るときは、焼く前から半分なり3等分なりして焼くことにしている。
      しかし、これでは、インスタ映えしないものね。

      食べているのを、安心してみていられるのは、小学生くらい。
      小学生なら少々行儀が悪くても、食べた後、手の甲で口を拭っても許される。
      美男美女のタレントさんたちは、若くても、手で半ば口を隠して、一生懸命、美しく食べている。

      もちろん、年配のタレントさんはあまり食べる場面はない。
      本当は、誰にも気を使わず食べたいけれど、
      本当に、食べることは難しい。

      食が、どんどん細くなるのは、そのせいかもしれない・・・。
      亡くなられた聖路加病院の日野原先生は、健康の秘訣は「腹六分」と書いておられたけれど、
      確かに、そのせいか、去年は歯医者さん以外、ご縁がなかったのですが・・・。

      







白菜

2017年11月15日 | 食べ物

    白菜を買いました。

    近所の農家で買いました。
    いつか、おばあちゃまが、「息子は毎日、蝶々を追いかけています」
    と言われたそのお宅で買いました。

    無農薬なので、蝶々が卵を産み付けにくる、それで、
    息子さんが毎日、蝶々を追い払っている・・・。



            



    小玉ですが、ずしりと重い白菜は、
    一つだけ、虫食いのあとがありました。

    でも、白くて、みずみずしくて、甘い香りがほのかに立ち上っています。



                                             葉をむいていくのも、ドキドキ。
                    鍋の中で煮えるのを見るのも、楽しみ。

                      ありがとうございます!!      
                       おばあちゃまの息子さん。








チョコを食べて、肩たたき合おう

2017年10月24日 | 食べ物



    衆議院議員選挙が終わりました。

    結果に、得たりと笑っている人、泣いている人、歯ぎしりしている人、
    にわか評論家さん、高みの見物さん、遠くの火事の見物人さん、
    いまだ、他人ごとではない火事場にいる人、
    なにはともあれ、戦いに参加して下さったたくさんの人たち、

    とてもじゃないけれど、政治家なんかできそうもない、
    政治運動のはしっこにも加われそうもないオタクな私など、
    熱いたたかいを終えた方々に、
    こころから、「ご苦労様。お疲れ様」と言いたいです。

    選挙制度が、この国の選挙制度が理想の選挙の形かどうか知りませんが、
    ともあれ、選挙があるから、政治家は国民の方を向くときもあるし、
    国の風通しもそこそこだし、ほんとは雲の上の人たちが、あたまも下げてくれるし、
    熱い握手もしてくれる。顏と顔を合せて、質問にも答えてくれる。

    

    終わったとたん、急にバッシングする側に回っている人たちがいるけど、

    戦った人たちに、
    せめて、三日でも、
    水を飲む時間を上げられないものかしら、

    と思うのは私だけでしょうか。
    サッカーだって、ただ、ジョギングしただけだって、
    いっしょに走った人と肩をたたき合って、
    いっしょに腰を下ろして水を飲むでしょう。
    候補者になった方と、運動員さんと、
    とくに、負けた方々を、
    せめて、三日でも休ませてあげませんか。

    そういえば、みなさんが戦っている間に、また、
    おいしいチョコが、新発売されていましたよ。