ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

WATOTO 佐世保

2018年01月30日 | 観る







 先に、ウガンダのワトト孤児院から始まったワトト合唱団についてご紹介しました。
  今回は、合唱団のアジアツアーの一環として九州佐世保市で、コンサートが行われました。

  合唱団を始めたのは、カナダからのスキナー宣教師夫妻でした。
  貧困と暴力で知られた国ウガンダでは、
  長い内戦とエイズのために,1970年代までに、たくさんの孤児が生みだされていました。

  アフリカに宣教師として入った夫妻は、教会をたて、
  やがて、貧困にあえぐ孤児や女性を救うための活動を始めたのです。

      ★ ★ ★ ★

  ワトトのはじまりと活動については、次のサイトをご覧ください。

     http://www.watoto.asia/ja/about-us/the-watoto-story/

  
     佐世保で行われたコンサートには、多くの市民ボランティアが参加して
     コンサート実現のために働き、、
     滞在先の家、滞在中の食事などがすべて、市民の善意によってささげられました。

     多くの団体の後援によって、盛況のうちにコンサートが行われました。


     以下、さとうのフェイスブックから、いくつかの映像をご紹介させていただきます。 























落語会

2018年01月29日 | 観る



              土曜日、三鷹の武蔵野芸能劇場で、落語会がありました。


              


          
              参遊亭落語会をご存知でしょうか。

              三遊亭遊三師匠門下のお弟子さんたちの道場です。
              平たく分けると、アマの落語家たちの集まりですが、
              なかなか見応え、聞きごたえがありました。

              笑って、笑って、また、しわをふやしてしまった週末、月末でした。

              とりわけ、同じ教会の友人だからと、身びいきするのではありませんが、

              三遊亭遊助(赤枠)さんがおすすめでした。

              20日ほど前に大きな手術をされたとは思えない迫力で、
              落語の中で、講談を語るそのすばらしさに、
              思わず拍手してしまいました。

              もちろん、師匠の三遊亭遊三師匠の高座は、
              プロの落語を聞くのは初めてという友人をして、
              「やっぱり違うね」と感嘆符を並べさせるものでした。



              なぜ、事前にブログに出さなかったとお叱りを受けるかもしれません。
              次回は、早めにお知らせしますので、ぜひ、
              お足をお運びくださいませ!!






     

ワトト・コンサート in 佐世保

2018年01月23日 | 観る


 アフリカ・ウガンダの孤児院から生まれた合唱隊ワトトをご存知ですか。
 すでに、NHKで紹介されたこともあり

 日本の各地で何度かコンサートを開いていますが、

 このたび、九州佐世保で公演が行われます。


  公演日は、1月26日、27日、28日です。




Ugandan Thunder Kids Choir on ATLANTA LIVE






Amazing Grace performed by Watoto Children's Choir at Empower Church Redlands 26th April 2015



     プログラムは、この映像のとおりではありませんが、
      素晴らしいリズムと素朴で力強い歌声で、定評があります!!










雪の一日

2018年01月22日 | 季節





          雪の降る光景を眺めていると、

          若いころ好きだった詩を思い出した。



 
                

            太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ

            次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ


                        三好達治「測量船」より










 

断食2

2018年01月19日 | 聖書

    きょうの、もう一つのブログ聖書通読エッセイCoffee Break「小預言書」は、断食の是非を問うものでした。
    健康やダイエットとしての断食ではなく、聖書の記事のお話になるのをお許しください。

    ときは、BC517年です。
    バビロン捕囚として国を追われていたユダヤ人たちが、ペルシャ王キュロスの計らいで帰国していました。
    目的は、バビロンのネブカデネザルによって破壊されたエルサレムの神殿を再建することでした。
    神殿の祭祀道具や貴重な器物も一緒に返され、ある程度の献金も集まり、ペルシャ各地から、
    帰国の途に就いたユダヤ人は5万人にも及びました。
    彼らは、張り切って神殿の礎を築き始めるのですが、間もなく中断してしまいました。
    大きな理由は、彼らがかつて住んでいた土地には、彼らの代わりに入植させられた異邦の民が住んでいて、
    すでに生活の基盤をもっていたことです。
    帰国した民は、たちまち生活に困窮するありさまでした。さらに、すでにその地のいる人々は、
    神殿再建を妨害しようとします。

    生活ができない、さらに妨害がある中で、人々は無気力になり、神殿建設の希望を失っていたのです。
    その時、預言者ゼカリヤは、神の言葉を民に告げ知らせます。
    神の大きな後押しと励ましの言葉で、民は再び奮い立たされ、
    神殿建設に取り掛かるのです。、
    神殿が完成に近づいたとき、ベテルという町から4人がやってきて、ゼカリヤに神のみ心を問うのです。

    「私たちが長年やってきたように、第五の月にも、断食をして泣かなければならないでしょうか。」
    実は、捕囚で故国を失い、散らされたユダヤ人たちは、神殿が焼失した日(BC586年5月)を悼んで、
    ずっと、その日に断食してきたのです。

    神のお答えは、厳しいものでした。

    「この70年の間、あなたがたが、第五の月と第七の月に断食して嘆いたとき、
    このわたしのために断食したのか。
    あなたがたが食べたり飲んだりするとき、食べるのも飲むのも、自分たちのためではなかったか。

    万軍の主はこう仰せられる。「正しいさばきを行い、互いに誠実を尽くし、あわれみ合え。
    やもめ、みなしご、在留異国人、貧しい者をしいたげるな。
    互いに心の中で悪をたくらむな。」
                        (旧約聖書・ゼカリヤ書7章)


      ★ ★ 

    今日でも、キリスト教のある教派では、断食を取り入れているところがあるようです。
    自己否定し、悔い改めるために食物を断つのは、ほかの宗教でもあることかもしれません。

    自分を打ち叩いて嘆き悲しむというのは、確かに、反省するための一つの方法です。
    しかし、そののち、
    「やったァ! ハナマル!と自分をほめるのは、本来の目的にかなっているでしょうか。

    まして、断食明けに、飲み食いして楽しむとしたら、それが行事化していたら、
    それは神のみ心に叶うかと、神は問われているようです。

       ★ ★

    神は、自己満足の修養を求めていないということです。

    神のみ心に叶うということは、きわめて現実的に、
    実際の世界で、神の目に正しい行動をしなさいと命じておられます。

    「正しいさばきを行い、互いに誠実を尽くし、あわれみ合え。
    やもめ、みなしご、在留異国人、貧しい者をしいたげるな。
    互いに心の中で悪をたくらむな。
    



                Coffee Break「小預言書」        
                    http://joshuacanan.seesaa.net/