ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

五月の歌

2017年05月11日 | 季節




       
        こでまりに さつきの雨の ひとしずく
        姫君が 分け出でてくる こでまりよ


        雲低く うなだれており 虞美人草
        沈丁花 さつきと競う 雨に濡れ


        目に青葉 そうめん光る 昼餉かな
        青葉揺れ 雛ピーピーと 空気切り



               春も行き、夏はまだ先のこの季節

                とつぜん、薄着になり、
                とつぜん、けだるくなり、

                     とつぜん、
                         思うのです。

          さて、ここは、どこ?









雨の日

2017年05月10日 | 季節の味





      里芋の 衣脱がせる 初夏の夕 



                        


        里芋といえば、煮っ転がしでした。

        ほくほくと甘辛く煮込んだ里芋を炊くのは、でも、秋の楽しみ。

        初夏の夕べには、ゆでただけの小芋の、衣を脱がせた「衣かつぎ」が似合います。





        




        

「天国と地獄」

2017年05月04日 | 聖書


  昨日のブログで紹介した国展。
      そこに出品された安富信也画伯の

      天国と地獄です。


  新約聖書の「ヨハネの黙示録」に取材したものです。

  「ヨハネの黙示録」は、旧新約聖書66巻の最後に置かれた書物です。

  この地上は、いつの日か、かならず壊されて新しく造りかえられます。
  死んだ者たちは、良い生き方をした人も、悪い生き方をした人も、
  クリスチャンも、福音を知らずに死んだ人たちも、神に背いて生きた人たちも、

  すべて、黄泉から呼び出され、

  神の前に出て、申し開きをしなければならない「けじめのとき」があります。

    
                      サイズ 縦225・4cm×横349・2cm


  この目のくらむようなクライマックスのときを、
 
  画家は、いのちのかぎり、聖書からメッセージを汲み取り、
  精魂傾けて、キャンバスにイメージを再現しています。

  広い展示場で、この作品を鑑賞するのは、楽しみです!!

  さとうは、8日の月曜日に行く予定です。







      

国展

2017年05月02日 | 観る



      しばらく、ブログをの更新をお休みしてしまいました。

      気がついたら、五月です。

      このさわやかなゴールデンウィークの季節に、

      恒例の国展のお知らせです。



           



      明日・五月三日から十五日まで、六本木の国立新美術館です。

      今年で91回を迎えるこの歴史ある展覧会にぜひ、足をお運びください。

      「美術の春」の祭典に、堪能されることでしょう。


      さまざまなスタイルの絵や彫刻、工芸、写真。版画、が集まっています。

      私としては、クリスチャン画家の安富信也さんの聖書を題材にした絵画

      「天国と地獄」を楽しみにしています。