ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

主を求めよ。

2014年08月25日 | 聖書







         霧雨に ぬれて一色 桜木町 コンクリートの 量に驚く 




         

            主(しゅ=神)を求めよ。お会いできる間に。

            近くにおられるうちに、呼び求めよ。(イザヤ書55章6節)



             
           

    


       

晩夏

2014年08月24日 | 聖書




                     





                      色あせて なお枝にすがる 百日紅



        晩夏というのはまだ少し早いでしょうか。エアコンを入れないとじわっと汗ばむ日中です。







どしゃぶり、2

2014年08月22日 | 自然


     ある夏の日曜日、朝からどんより曇って、断続的に雨が降っていた。
     午後は豪雨になる予報の日、

     それでも、私は出かけたのです。
     デイトというほどではないけれど、お茶を飲む約束があったからです。
     神戸の繁華街三宮の喫茶店に入って、一時間も経った頃、
     突然、店内放送。
     「雨で、交通機関が止まるかもしれないので、閉店致します。」

     「えーっ!!」
     当時はありふれた名曲喫茶。
     そこは、半日でも過ごせるはずの場所だったので、お客はみんなブーイング。
      ぞろぞろと外に出て、びっくり。

      すでに、歩道にまで水が流れていて、バスも止っている。
      車は水しぶきを蹴立てて走っています。
      タクシーが奪い合いであるのは、一目瞭然。

      
      「送っていくよ」と、その人はけなげにも申し出てくれた。
      三ノ宮から北野町方面に上り、諏訪山の裾を通って西に向かう道は単純で、
      ふだんなら歩いても40分くらい。
      しかし、ゆるやか上り道はすでにかなりの勢いで水が流れており、
      みるみる水かさが増しています。
      消防団や自治会の人たちが出ていて懸命に道にひもを張り、
      通行人を誘導しています。
      当時のどぶや下水は、ちゃんとふたが閉まらない箇所などがあったので、
      人が落ちないように対策を講じているのです。

      水はすねをひたひたと洗い、間もなく膝上に上ってきそうな勢い。
      スカートをたくし上げ、でも、靴は脱がず(けがをするといけないので)・・
      さずがに緊張して一歩一歩進んでいきます。

      友達以上恋人未満の人であっても、「連れ」のありがたさは身に染みました。
      なんと、ほっそりした彼が、私の二の腕をずっとつかみ続けていたような。おかげで、
      滑ったり転んだりもせず、
      ようやく自分の家に通じる交差点に来たとき、
      傘を差し、犬を連れた父の姿が見えた。

      避難命令が出て、家族は小学校に避難していて、父は私を待っていてくれたのです。

      振り返ると、彼は、「では、これで、失礼します」
      とそそくさと、帰って行くところ。
      大丈夫かなあと思ったけれど、父の後について小学校の講堂へ歩いたのです。

      その時の、(自分だけ)ほっとした気持ちは忘れることができません。

      ゲリラ豪雨、本当に怖いのです。



      
      


      

            

            

     

どしゃぶり

2014年08月21日 | 自然



       子どものころを思い出すと、
       いまよりずっと自然が残っていたと知るのです。
       山や川や海のたたずまいだけではない。

       町の暮らしであっても、まさに自然を思い知ることが多かった。
       蚊の多さは今の比ではなかった。

       蚊に食われるというのは、文字通り食われるのだった。
       夜店を冷やかしていても、立ち止ると蚊に食われる。団扇で蚊を払いながら歩いたもの。

       家の軒先には、すぐに大きな蜘蛛が巣を張った。
       家の中も油断はできない。
       おやつの残り物を置いていると、どこからか大量のアリが這い上がってくる。

       食べ物を商う市場はハエが飛び回り、ハエ取り紙に真っ黒にハエがくっついていると、
       ちょっと爽快だったりしたもの。


       梅雨時や台風時のどしゃぶりは、ほんとうに迫力があった。
       我が家は、背後が六甲山の裾野にあたっていたので、それこそ、
       全山に降り注ぐ雨の音がぶあつい轟音となって響いていた。
 
       屋根から落ちる雨は、樋(とい)を溢れ、軒先をカーテンのようになってさえぎり、
       庭に穴をうがつ音もすさまじかった。


       ずいぶん前に、その近くの家が洪水で流されたと聞かされていたから、
       「どうか洪水になりませんように」と、息を詰めていた夜。


       いざというときは、どの戸口から逃げようと言い聞かされ、親子で一室に集まったりしていた。

       後から考えると、
       災害とは、そんな分別が役立たない一瞬の出来事だったと思う。


       災害のニュースを聞くたびに、
       自然が、牙を剥いていた幾夜を思い出すのです。
         
       
       
                            
       




      

おすそ分け

2014年08月19日 | 季節の味




                      



                   友人のいただき物を、さらにいただいたのです。
                 栽培しているのは、家庭菜園が趣味の方だとか。

         
                 それにしても、ミニトマトはとても甘くておいしかったです。
                  (半分ほど食べてしまいました!)

                 アイコイエローアイコという品種だそうです。

                 ちょうどいくらか涼しくなってきたし、
                 何か、新しい料理を作りたいですねえ。

                           感謝!