cheeze_art's blog

The life as the diehard

S660 生産中止

2021-03-13 18:36:40 |  Käfer&Bonneville&Vespa&S660&Monkey


昨日のネットニュースで認知したHONDA S660が2022年3月で生産中止の情報。

予てよりある程度危惧していたものの矢張り現実のものとなりました。
本田技術研究所設立50周年記念で2015年4月より販売され話題となりましたが、
発売当初よく売れた月で1400台余り、直近の2021年2月のではわずか212台、
実際に月間販売台数約200~300台、年間販売台数約2400台に留まっていました。

情報によると、今後販売する車両や新型車両は様々な規制をクリアする必要があり、
今後販売継続するためには、タイヤ転がり騒音を含む騒音規制、燃料蒸発量規制、
ポール側面衝突、時速50キロ以上対応の緊急ブレーキシステム搭載等が条件となり、
これらをクリアするには、現行モデルにかなり大掛かりな変更が必要となってくる。

将来の地球環境問題を見据えれば既存のガソリンエンジンでのクルマ作りは難しく、
次代のもっと先にはEVや水素等での移動手段が要求に応える手段となりそうです。

S660は八千代工業でほぼ手作り同様で制作され、ボディサイズは軽四輪なのに
その品質の高さと操作系の楽しさはクラスを超えたワクワク感に溢れています。

私の場合1966年式通称ビートルに長く乗っていましたが、これからの維持を考え、
今年初めに軽四輪であってクルマを運転する楽しさと手数が多く認知度が高める
マニュアル車を模索していたところ条件に合致して出会ったのがこのS660でした。

若かりし頃免許取得後最初に出会ったのがN360、そして幾多のクルマを乗り継ぎ、
空冷水平対向エンジンの音とメンテナンス性に惹かれビートルを愉しみましたが、
行着いた?先のクルマとしてFun to Driveと維持費の理由からこのS660を選びました。

このS660というクルマは通勤等の日常使いであっても長距離ドライブであっても
財布に優しく然もどんな走りにも応えてくれる操る愉しさを感じられるクルマです。

実際に販売台数が伸びず、環境や安全規制により来年3月を以て販売中止となるのは、
残念ではありますが、手作り少量生産された故の希少性や独自性に価値観を見出し、
私がいつまで付き合えるかは定かでないにしても大事に乗っていきたいと思う次第です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBS660












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