猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

オブセッション 歪んだ愛の果て

2015-02-03 02:47:39 | 日記
2009年のアメリカ映画「オブセッション 歪んだ愛の果て」。
シャロン(ビヨンセ・ノウルズ)は優しい夫デレクと幼い息子と、豪華な新居で幸せに暮らして
いた。しかし、デレクの会社に派遣されてきた秘書のリサは、優しいデレクに恋愛妄想を抱き、
自分がデレクに愛されていると思い込み、次第にその行動はエスカレートしていく。

いわゆるストーカー物のサイコ・サスペンスである。そんなに期待せずに観たのだが、意外に
おもしろかった。アメリカでは大ヒットしたそうだ。
美しくプロポーションも良く頭も良く、仕事ができる秘書・リサ。初対面の時デレクに優しくされ
たのをきっかけに、デレクと恋愛しているという妄想を膨らませていく。馴れ馴れしく接する
リサに、困惑するデレク。その態度は恋人のそれである。デレクが何と言って拒否しようとも、
その現実を受け入れない。デレクは妻のシャロンには黙っていたが、ある事件が元でばれて
しまう。それからのデレクの日々は地獄だ。観ていて本当に気の毒になる。
リサのような偏執的な女(男)は本当にいるのだろうか。愛されていないことが、何故わから
ないのだろうか。どんなに嫌がられても、それが何故わからないのだろうか。
何もやましいことはないのに、妻にも信じてもらえず家を追い出されるデレク。リサのやり口は
用意周到で念が入っている。恐ろしい脳みその女に、追い詰められるデレクとシャロン。
ラストが女同士の戦いになるところは、アメリカ映画らしいな~と思った。実際普通の女が、
あんなに戦えるものだろうか。まあアメリカ映画の定番か。
ビヨンセはセクシーだが、美人ではないなあ。ヒロインには向かないと思った。



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