猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

列車に乗った男

2011-07-30 04:28:41 | 日記
2002年のフランス映画「列車に乗った男」。
主人公は、教師を退職して孤独に暮らす初老の男性。
薬局で知り合った男性を自宅に誘う。この男性は、旅から旅を続けている人。
しかも仲間と一緒に銀行強盗を計画している。
主人公のおしゃべりにうんざりして家を出ていったものの、地方のホテルは
休業が多く、仕方なしにまた主人公の家に戻ってくる。
2人が一緒に過ごしたのは、3日くらいだろうか。無口だった男性も主人公に
心を開くようになる。
男性は強盗の予定があるので、泊めてもらった礼を言い、家を出ていく。
主人公も心臓の手術を受けなければならないので、病院へ行く。
そして、その後2人に起きたことは、不幸だけど感動的。
2人の人生が交錯するラストは、フランス映画って本当にいいな~、という
思いにつながった。

パトリス・ルコントの映画は好き。
「橋の上の娘」や「フェリックスとローラ」なんかすごく好き。
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アンダルシア

2011-07-24 03:53:28 | 日記
「アンダルシア 女神の報復」を先日観にいった。面白かった!
一昨年の「アマルフィ 女神の報酬」より面白かった。
織田裕二さんは「踊る~」シリーズみたいなコミカルな役も似合うけど、
無口で無表情なエリート外交官、という役の方が私としては好き
黒木メイサさん、すごくキレイ。あんな顔に生まれてたら、人生違ってただろうなあ。
テレビドラマの「外交官・黒田康作」もとてもおもしろかったけど、あれには少々
不満がある。萩原聖人さんがあっさり射殺されてしまったことだ。
最初から、萩原さんなら重要な役なんだろうな、と思ってて、実際そうだったんだけど、
何というか、あまり見せ場がなかったというか、もっとセリフをたくさん言わせて
欲しかったな。アカデミー助演男優賞受賞俳優なんだから、もうちょっと
目立たせて欲しかった。
でもこの黒田康作3部作はとても面白かったし、織田さんがずっと前に主演した、
「ホワイトアウト」も真保裕一さんの原作だし、織田さんは真保さんの小説と合うのか、
それとも真保さんのご指名なのかは分からないが、黒田康作シリーズはもっと
続けて欲しいなー


今週の月曜日に、「月曜ゴールデン」という2時間ドラマがあって、あまり面白そうでは
なかったんだけど、田中実さんが出演されてたので、録画して、さっき観た。
珍しく悪役だった。これが遺作なのかなあ。普通に名前も出て、ああもう田中さん出演の
新作は観られないんだなあ、と思うと、悲しかった。あんなにハンサム(死語?)なのに…
どんな悲しいことがあって自殺したのかなあ。もっと田中さん観たかったなあ

改めて、黙祷。
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