猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

参考にしていた女性雑誌といえば?

2018-02-27 02:24:02 | 日記
お題に参加しております。

「女性雑誌の日」なんてあるんですね。
今はインターネットでいろんな情報がすぐに入手できますが、ネットがなかった
時代、情報はテレビや週刊誌から得ていました。よく読んでいたのは女性自身や
週刊女性だったでしょうか。芸能関係のことや事件のこと…買うことはありませ
んでしたが、美容院で読んだり、本屋さんで立ち読みしたり(立ち読みはいけま
せんが💦)。
今は週刊誌を読むことはなくなりました。ネットの方が早いですからね。あと私
はファッション誌は全く読みませんでした。あまりファッションに興味がないも
ので。取りあえず服を着るというタイプです(・∀・;)

体調が悪く、薬ばかり飲んでいます💊あまり飲むのも良くないんでしょうけど…
つい薬に頼ってしまいます。薬漬け女です(^-^;




映画レビューランキング

人気ブログランキング
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィクター・フランケンシュタイン

2018-02-24 00:45:52 | 日記
2015年のアメリカ映画「ヴィクター・フランケンシュタイン」。

ヴィクトリア朝のイギリス、ロンドン。そこのサーカスで道化師として生きている
名もなき「せむし男」(ダニエル・ラドクリフ)。彼は周囲から迫害を受けながらも、
独学で人体について学ぶ程の知性がある心優しい青年だった。ある日、せむし男は
王立医科大学の学生ヴィクター・フランケンシュタイン(ジェームズ・マカヴォイ)
と出会う。せむし男が持つ知識に感服したヴィクターは彼をサーカスから連れ出し、
自らが秘密裏に進めているある研究の助手にすると共に、イゴールという名前を与
える。やがてヴィクターの研究は常軌を逸していき、ついに非人道的な方法で生命
体を創造することに成功する。

ダニエル・ラドクリフとジェームズ・マカヴォイ共演のダーク・ファンタジー。今
更フランケンシュタイン?と思ったが、この2人の演技のお陰でなかなかおもしろ
かった。名前もなくサーカスで生活しているせむし男だが、独学で医学を学び、そ
れを医学生のヴィクター・フランケンシュタインに見込まれ、サーカスから連れ出
される。ヴィクターの家で暮らすことになったせむし男はイゴールという名前をつ
けてもらい、矯正器具により体も治療してもらう。イゴールはヴィクターの研究の
助手をすることになるが、それは世にも恐ろしい研究だった。
19世紀のイギリスの物語って好きだなあ。街の雰囲気も、服装もいい。でもこれア
メリカ映画なのだ。監督も俳優もイギリス人ばかりなのだけれど、どうしてイギリ
スで製作しなかったのだろう。ジェームズ・マカヴォイの演技が圧倒的に良かった。
ただ彼が学生にはとても見えないのがちょっと残念。医者ならわかるけど。ダニエ
ル・ラドクリフももちろんいい。似合っていない長髪も魅力的だった。彼が医学生
ならすんなりはまるけど、フランケンシュタインという柄ではないな。
ヴィクターは心に傷を抱えており、そのため父親と確執がある。それがわかるシー
ンでは彼をかわいそうに思った。でも、人間を作るなんてとんでもない発想であり
研究だ。絶対に人間がやってはいけないことだ。それは神の領域である。神の領域
に人間が踏み込んだらやはり罰を受けることになる。ヴィクターの研究の先にはと
んでもない恐怖が待ち受けていた。ヴィクターを追う刑事も印象的だった。ヴィク
ターのせいで片手を失うことになり、上司から休むように言われながらも逮捕への
執念はいささかも衰えない。
イゴールが幸せになるラストは救いがあった。派手な演出や音楽はやっぱりアメリ
カ映画だなあと思った。




映画レビューランキング

人気ブログランキング
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイネケン誘拐の代償

2018-02-21 19:43:40 | 日記
2015年のベルギー・イギリス・オランダ合作映画「ハイネケン誘拐の代償」。

1983年、オランダの首都アムステルダム。事業に行き詰まっていた会社経営者の
コル(ジム・スタージェス)は、妻の兄であるヴィレム(サム・ワーシントン)を始
めとする仲間と結託し、世界的ビール会社「ハイネケン」の経営者で大富豪フレ
ディ・ハイネケン(アンソニー・ホプキンス)の誘拐を企てる。ハイネケンと運転
手の誘拐に成功するが、その後の身代金交渉が進まず、人質でありながら傲慢な
ハイネケンにコルたちは翻弄され、強い絆で結ばれていたはずの仲間たちの間に
溝が生じ始める。

実際に起きた事件を基にした映画である。ハイネケン氏の誘拐事件なんて知らな
かった。大富豪だし、狙われてもおかしくはない人だけど。
会社経営者のコルたち5人の男はハイネケンの誘拐を計画する。誘拐は成功し、ハ
イネケンと運転手を別室に監禁する。しかしさすが世界のハイネケン、誘拐され
ても態度が大きい。好みの食事や本や音楽など色々と要求をする。元々ハイネケ
ンを殺害するつもりはないコルたちは、ついハイネケンに従ってしまう。更に身
代金を要求したものの一向に動きがなく、5人は焦り始める。
単純に「悪いことはするもんじゃないね~」と思った。それも複数だと必ず仲間
割れが起こるものだ。進まない身代金交渉に、諦めて「ハイネケン氏を解放しよ
う」と言い出す者も出てくる。そしてハイネケンはとても頭のいい人なのだろう。
彼らがいずれどうなるかを見抜いているのだ。普通なら誘拐されたら命の危険を
感じて恐ろしいはずだが、冷静だし、世界的な有名会社の経営者は違う、と感心
した。
身代金は当時史上最高額だったという。そしてその一部は今も見つかっていない。
アンソニー・ホプキンスはハイネケン氏に顔は似ていないが、雰囲気はよく出て
いた。アンソニー・ホプキンスはレクター博士もいいが、社会的地位の高い人が
よく似合うなあ、と思った。ハイネケン氏が犯人たちに言った「裕福には2種類あ
る。大金を持っているか、いい友人を持っているか。両方は手に入れられない」
という言葉がとても印象的だった。




映画レビューランキング

人気ブログランキング
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽生選手2連覇おめでとう!

2018-02-18 04:02:14 | 日記
羽生選手オリンピック2連覇キタ―――(゚∀゚)―――!!

凄かった!ケガから復帰したばかりで、オリンピック前の試合は全然出場していな
かったというのに、金メダル!本当に感動しました。実力ももちろんだけど凄い精
神力。羽生くんの底力を見せつけられた。羽生くんのSEIMEIはほんとに美しくてか
っこいい。









皆さんおめでとう✨✨



私はネイサン・チェンのファンなのですが、SPがほんとに惜しかった。メダル候補
だったのにミスが続き、まさかの17位。緊張していたのでしょうか。本人も茫然と
していたようです。でもフリーで1位の演技を見せ、5位に入賞。これがネイサンの
強さ。次回メダルを期待しています(^o^)












映画レビューランキング

人気ブログランキング



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオカミは嘘をつく

2018-02-16 01:35:08 | 日記
2013年のイスラエル映画「オオカミは嘘をつく」。

イスラエルのとある森で、少女が強姦され惨殺される事件が起きる。その容疑者
として浮上したのは中学校教師のドロール(ロテム・ケイナン)。刑事のミッキ(
リオル・アシュケナージ)が責任者として彼の尋問に当たるものの、証拠がなく
釈放されてしまう。更に行き過ぎた取り調べが何者かによって録画され、動画サ
イトにアップされてしまったことで、ミッキは上司から担当を外されてしまう。
しかし、ドロールを犯人だと思うミッキは独自に捜査を開始し、再びドロールを
拘束する。そこへ、殺された少女の父親・ギディ(ツァヒ・グラッド)が娘の復讐
のために現れる。

暗く凄惨なミステリー映画。R18指定なのも納得がいく。かくれんぼをして遊ん
でいた子供たちのうち、1人の少女が行方不明になる。容疑者として拘束された
のは中学校教師のドロールだが、彼は知らないと言う。証拠がなく釈放されるが、
その後少女の惨殺死体が森で発見される。警察と一緒に少女の父親が現場にやっ
てくるが、我が子の遺体を見て激しいショックを受ける。遺体には首がなかった
のだ。
刑事のミッキはドロールを真犯人だと睨んでおり、再び乱暴なやり方で拘束する。
そこへ少女の父親が現れ、借りたばかりの小屋に連れていく。彼は娘の首がどこ
にあるのかドロールに白状させるためにその小屋を借りたのだった。つまり拷問
部屋である。それから父親の残酷な拷問が始まった。それは暴力刑事のミッキで
さえ「やりすぎだ」と言う程のもの。だがいかにもおとなしく内気に見えるドロ
ールは耐えに耐え、殺してないと言い続ける。
メインの登場人物は刑事のミッキ、容疑者のドロール、被害者の父親のギディの
3人である。小屋の中で行われるドロールへの拷問は凄まじい。それをギディは
ある意味楽しんでやっているように見える。ノリノリなのだ。人は激しい憎悪を
抱いた時鬼になれるのだと思った。この映画、ネットのレビューだと評価があま
り高くないのだが、私はおもしろかった。突っ込みどころもあったけれど。
ギディが借りた小屋の場所が、アラブ人が多い地区で治安が悪いとか、ミッキが
夜道でアラブ人に出会っただけで両手を上げてしまうシーンとか、イスラエルと
いう国の特徴を表していて、興味深かった。「プリズナーズ」に少し似た感じだ
が、こちらの方がずっとラストの後味は悪い。




映画レビューランキング
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする