猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ソフィー・マルソーのSEX,LOVE&セラピー

2018-06-29 01:20:38 | 日記
2014年のフランス・ベルギー合作映画「ソフィー・マルソーのSEX,LOVE&セラ
ピー」。

かつて性依存症だった男ランベール(パトリック・ブリュエル)は、現在は夫婦関係
専門のカウンセラーとして働きながら、数ヵ月間の禁欲生活を送っていた。ある日
セクシーな美女ジュディット(ソフィー・マルソー)をアシスタントとして雇うが、
実は彼女は色情狂だった。事あるごとに誘いをかけてくる彼女をランベールは必死
になってかわす。

ソフィー・マルソー主演のロマンチック・コメディ。かつてセックス依存症だった
ランベールは自らもセラピストの元に通いながら、夫婦専門のカウンセラーとして
働いていた。そこへ現れたセクシーな美女、ジュディット。彼女は「誰とでもすぐ
に寝る」ことを理由に前の職場をクビになっていた、いわゆる色情狂である。ラン
ベールに一目惚れをしたジュディットは彼のアシスタントとして雇ってもらうこと
になる。
欧米ってよくセラピストのところに通っているなあ。アメリカ映画でもそういうシ
ーンは多い。この映画はコメディだが、ランベールとジュディットが対応する悩め
る夫婦たちは、本当にそれぞれの深い部分まで話すのでちょっとびっくりする。そ
んなことまでカウンセラーに話す?と思うことまで話す。他人の悩みを抱え込まな
きゃならないカウンセラーも大変だ。そしてランベールはしょっちゅう誘ってくる
ジュディットのこともかわさないといけないので本当に大変なのである。
ソフィー・マルソーのセクシーさが炸裂した映画である。ジュディットは子供の時
に両親を亡くし、叔父に育てられたが、その叔父さんの前でも平気でスリップ姿に
なったりしている。ジュディットの年齢はわからないが、この映画の時ソフィーは
47歳くらい。びっくりするくらい若くてかわいい。現在51歳であることも驚き。
女性から見ても憧れる若さ、美しさ。プロポーションも抜群。あの年でミニスカー
トがあんなに似合うなんて。私はジュディットが靴を選ぶシーンがセクシーで好き
だ。
物語はどうってことないのだけれど、これはソフィー・マルソーを鑑賞する映画。
ただこの映画にソフィー・マルソーはもったいない気もする。色情狂と言っても「
ニンフォマニアックVol.1」「ニンフォマニアックVol.2」のような重たい映画では
ないのでご安心を。




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スペイン一家監禁事件

2018-06-25 23:08:46 | 日記
2010年のスペイン映画「スペイン一家監禁事件」。

働き盛りの夫ハイメ(フェルナンド・カヨ)と妻のマルタ(アナ・ヴァジュネール)、
年頃の娘イサ(マニュエラ・ヴェレ)は、郊外の新興住宅地へ移り住む。引っ越し
も一段落し、広々とした邸内で迎えた初めての夜、突然、覆面をかぶった3人組
の男たちが押し入ってきた。目的は可能な限りの金品を奪うこと。ハイメたちは
暴力の前に成す術もなく、捕われの身となってしまう。

タイトルそのままのホラー映画。引っ越してきたその夜に強盗に入られた家族の
恐怖を描いている。娘のイサは場所が気に入らないらしく、両親に文句を言って
いる。そしてその夜ボーイフレンドたちとパーティーをしようと約束していたイ
サは、出かけようとするが、母親のマルタは「引っ越した初日なのだから家族で
過ごすべき」と言って外出を認めない。イサは父親のハイメに聞くが、ハイメは
あっさりと出かけることを許可し、今度は夫婦のいさかいになる。遊びたい年頃
なのだから、と理解を示すハイメに対して、マルタは今日のような日は家族で過
ごそうと言って譲らない。そうして家族がもめているところに、覆面をかぶった
男たちが3人押し入ってくる。
ここからは怖い。一家は暴力を振るわれ、キャッシュカードを盗られる。そして
強盗のうちの1人がハイメを連れて、現金を引き出させるために車で連れ出す。
変な真似をしたら仲間が妻子を殺すと言っているので、一家は生きた心地がしな
い。そこへイサのボーイフレンドが、イサが来ないので迎えにきてしまう。
本当にいつも思うのだが、外国は家が広いので、強盗や不審者に入られた時に隠
れようとするシーンが多い。日本の家はそうはいかないだろう。日本でも豪邸に
住んでいる人はいるが、私の家なんかあっさり入られてあっさり捕まるに違いな
い。
ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」に似ているが、大きく違うのは、「ストレ
ンジャーズ」の方は犯人たちの目的がわからないことだ。しかも実際に起きた事
件を基にしているので余計怖い。あまりにも不運な一家の物語である。冒頭のシ
ーンは何だったのだろう、とずっと思って観ていたが、わかるとゾッとする。



しょこたんの真似で。「あざさん」






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上海の伯爵夫人

2018-06-23 02:27:50 | 日記
2005年のイギリス・アメリカ・ドイツ・中国合作映画「上海の伯爵夫人」。

1936年、ロシアから上海に亡命してきた未亡人ソフィア・ベリンスカヤ(ナターシャ・
リチャードソン)は、クラブのホステスとして働いていた。彼女は、店を訪れていた盲
目の元外交官のアメリカ人ジャクソン(レイフ・ファインズ)と出会う。彼はとても有能
な外交官だったが、ある事件により失明し、半ば自暴自棄になって生きてきた。だがジ
ャクソンはソフィアこそが自分の運命の女性だと直感で悟る。ある夜、ジャクソンは日
本人のマツダ(真田広之)と巡り合う。彼は言葉巧みにジャクソンに接近。親しくなった
マツダに、いつか"夢のバー"を開きたいと語るジャクソン。その後競馬で一獲千金を手
にしたジャクソンはソフィアの元を訪れ、彼の店の華になるよう申し込む。

カズオ・イシグロ氏の小説の映画化。ジェームズ・アイヴォリー監督の手によってとて
もロマンチックなラブストーリーであり人間ドラマに仕上がっている。1930年代の上
海にあんなに多くの移民がいたことを知らなかった。中国人の子供と欧米の子供が普通
に遊んでいる光景は微笑ましい。ロシアの伯爵夫人ソフィアは夫を亡くし、クラブで働
いて娘や同居する親戚を養っている。それなのに親戚はソフィアをホステスとして見下
していて、しょっちゅう嫌味を言う。だったら自分たちが働けばいいのに、皆ソフィア
のお給料で生活しているのに。ソフィアは大切な娘カティヤ(マデリーン・ダリー)を育
てるためにも仕事をやめるわけにはいかないのだ。カティヤの前でお化粧をするなだの
派手なドレスを着るなだのと言う人たち。人間って本当に勝手だな、と思う。
ソフィアはクラブに来た客・ジャクソンと親しくなる。外交官だった彼は失明していた
が、その理由を言おうとしない。彼にとっては非常に辛い体験だったのだ。でも彼はお
付きの人たちと車でクラブにやってくるので、失明して働けなくなっていても、それな
りに暮らし向きはいいんだな、外交官だった時の貯金かな、などと下世話なことを考え
てしまった。彼はソフィアが働いているようなクラブではなく、もっと素敵なバーを作
りたいと思っている。そして競馬で大金を手にした彼は、バーを開き、そこにソフィア
に来てもらう。
ソフィアとジャクソンの関係が恋愛だったのかもっとプラトニックなものだったのかは
明確に描かれていない。もちろんジャクソンはソフィアを愛しているのだが、どういう
愛だったのか。ジャクソンはカティヤのこともかわいがった。信頼し合うという愛なの
かもしれない。真田広之がかっこよかった。主役のレイフ・ファインズに引けをとらな
い存在感で、映画のスパイス的な役をしている。そして真田広之が演じたマツダも結局
いい人だったのか悪い人だったのかよくわからない。ラストも余韻が残る終わり方で、
ソフィアやジャクソンたち、そしてマツダのその後を見てみたいと思った。時代の波に
押し流された人々の物語だった。


良かったらこちらもどうぞ。ジェームズ・アイヴォリー監督作品です。

モーリス
眺めのいい部屋
最終目的地

私は「モーリス」が大好きです。あーでも「最終目的地」もいいな~。










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孤狼の血

2018-06-19 22:44:45 | 日記
日本映画「孤狼の血」を観にいった。

昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島県呉原市。新たに進出してきた広島の
巨大組織・五十子会系の加古村組と地場の暴力団・尾谷組との抗争の火種がくす
ぶり始めていた。そんな時、加古村組関連企業の金融会社社員・上早稲二郎(駿
河太郎)の失踪事件が起きる。マル暴のベテラン刑事・大上(役所広司)は、新人
刑事・日岡(松坂桃李)と共にこの事件解決のために奔走。大上はやくざとの繋が
りも深く、違法捜査とも言える独自の方法で捜査を進める。広島大学出身のエリ
ートである日岡は、そんな大上のやり方に馴染めず、振り回されてばかり。だが、
大上の捜査から、失踪したと思われていた上早稲は、加古村組に拉致されたこと
が判明した。大上は逮捕状を取り、加古村組を徹底捜査することに。だが時を同
じくして、加古村組の連中が尾谷組の若い者を殺害するという事件が起きた。こ
れをきっかけに、尾谷組と加古村組との対立が激化し始めることになる。

アウトレイジ」シリーズよりもかなり暴力描写がきついバイオレンス映画。と
てもおもしろかった。まるで韓国映画のような暴力シーンの連続で、白石和彌監
督はかなり韓国映画を勉強したのかな、と思った。役所広司と松坂桃李のバディ
ものなのだが、バディものというとアメリカ映画のそれのような明るいイメージ
があるが、この映画はとんでもなく凄惨だった。やくざとの繋がりもあり、やく
ざからそれなりに信頼されている刑事の大上は、違法捜査をものともせず自分の
やり方で仕事をする男だ。国立大卒の新人エリート刑事の日岡はハラハラしなが
ら大上と行動を共にし、自らも危険な目に遭っている。だが彼も少しずつだが大
上に理解を示すようになってくる。
物語もおもしろいが、とにかくキャストがいい。みんな迫真の演技で迫力充分。
裏社会に精通しているクラブのママ役の真木よう子はいかにもこういうママいる
よね~という感じ。加古村組若頭役の竹野内豊や尾谷組若頭役の江口洋介は本当
にかっこよくて、こんなにイケメンのやくざいていいの!?いやダメでしょう、
と思った。役所広司のキレまくってる演技や松坂桃李の繊細な演技は言わずもが
な。
破天荒な大上だが、日岡が書いていた日誌というか記録のようなノートに色々書
き加えているのを日岡が見つけるシーンは少し感動的だった。結局大上は何もか
もお見通しだったのだ。さすがベテラン刑事。映画のタイトルは「1匹狼の血を
受け継ぐ」という意味なのだろうか。とにかくおもしろかった。




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タキシード

2018-06-16 23:05:11 | 日記
2002年のアメリカ映画「タキシード」。

タクシー運転手のジェームズ(ジミー)・トン(ジャッキー・チェン)は、運転の腕前を
買われて謎の大富豪デヴリン(ジェイソン・アイザックス)のお抱え運転手にスカウト
された。デヴリンからは彼のタキシードに絶対触らないようきつく言い渡されていた。
ところがある日、ジミーが運転する車が何者かに襲われデヴリンは重傷を負ってしま
う。主のいなくなった隙に、ジミーは好奇心からそのタキシードを着てしまい、それ
が特殊機能を有したスーパー・タキシードであることを知る。実はデヴリンは秘密機
関の伝説的エージェントだった。やがて、そんなことは知らずに新米諜報員デル(ジェ
ニファー・ラヴ・ヒューイット)はジミーをデヴリンだと思い込み、彼を危険な任務
に駆り出してしまう。

ジャッキー・チェン主演のハリウッド映画。最近暗い映画ばかり観ているので(暗いの
が好きなのだが)、たまには明るい映画を、と思って観たのだが、これはジャッキー映
画の中では失敗作だと思った。コメディだけど笑えないし、おもしろくない。ジャッ
キー主演でなかったら途中で観るのをやめているレベル。「ラストサマー」のジェニ
ファー・ラヴ・ヒューイットを久しぶりに見られたのも良しとしよう。この人やせて
いるのに胸が大きいなー。
大体ジャッキーは高性能タキシードなんて着なくても強いではないか。最初の設定か
らして変だ。みんな素手でも強いジャッキーを観たいはずなのだ。特殊機能を有した
タキシードを着たから強いなんてジャッキーじゃない。それにストーリー自体も何だ
かよくわからなかった。わからないのは私の脳みそのせいかもしれないけれど、でも
やっぱり意味不明だし、ジャッキーのアクションもお粗末。
アメリカではヒットしたが香港では全然ダメだったそうだ。香港ではジャッキーのハ
リウッド映画は不人気らしい。やっぱり「ジャッキーは香港俳優!」という意識が強
いのだろうな、と思った。



ねむねむシリーズ(?)
















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