猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

一命

2011-11-22 02:25:22 | 日記
「一命」を観にいった。
昨年の「十三人の刺客」の三池監督の作品なので、きっと面白いだろうと思って、
ずっと行きたかったのだ。
時代劇とはいっても「十三人の刺客」とは全く違うタイプの映画。
病気の妻子を医者に診てもらうために、狂言切腹でお金をもらおうと考えた、
主人公の娘婿。
ところが思惑は外れ、本当に切腹することになってしまう。
何もかもなくした主人公は、復讐に行く、というストーリー。
あの時代、本当に狂言切腹なるものがはやっていたのだろうか?創作なのかな?

すごく悲惨な映画だった。見ていてかわいそうでたまらなかったし、痛かった。
瑛太さんの切腹シーンは鬼気迫るものがあった。
そういえば「十三人の刺客」の冒頭でも内野聖陽さんの切腹シーンがあったが、
見てるだけで苦しくなるなー。
市川海老蔵さんは、歌舞伎役者だけあって、時代劇のセリフ回しとか、殺陣の時の
身のこなしとか、すごくうまいと思った。迫力があった。さすがにかっこいいと
思った、海老ちゃん。

ところで武士に金持ちと貧乏がいるのは何故だろう。
この映画では海老ちゃんと娘は内職をしていたし、瑛太も寺子屋の手伝いをしていたが、
それでも医者に診てもらうお金がない程貧乏だ。
「武士の一分」でも、木村拓哉は下級武士の役だった。
武士のシステムがわからない
コメント
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