猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ウルフ・オブ・ウォールストリート

2015-03-03 03:45:22 | 日記
2013年のアメリカ映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。
22歳でウォール街の投資銀行へ飛び込んだジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)は
学歴もコネもなかったが、誰も思いつかない斬新なアイデアと巧みな話術で、瞬く間に成り上がって
いく。貯金ゼロから26歳で証券会社を設立したジョーダンは、年収4900万ドルを稼ぐようになるが、
常識外れな金遣いの荒さで世間を驚かせる。

株とか投資とか私にはさっぱりわからないが、ほぼ3時間のこの映画、おもしろく観れた。
セリフや場面転換が多く、物語は目まぐるしく進んでいく。悪く言えばあまり中身はないのだが、
とにかく勢いがあって、観ていて楽しい。
下品な言葉や場面が多いのも、この映画の魅力のひとつなのだろう。アメリカ人って本当にあん
なにクスリをやっているのだろうか。ちょっと信じられないが、これは実話を基にしている。
ジョーダン・ベルフォートという人の自伝である。
若くして成り上がったジョーダンの生活はセレブそのもの。私はお金をもの凄く稼いでいる人が、
ぜいたくの限りを尽くしてしまうのが理解できない。私だったらそこそこ遣って、後は貯金する。
ジョーダンのような人が、結局何もかもなくしてしまうのは、よくある話だ。
ジョーダンの周りの人たちも皆個性的で、おもしろかった。
この映画、原作の権利をレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが入札で争ったという。ブラッド・
ピットが主演だったら、また違う雰囲気になっていただろう。
レオナルドはせっかくドイツ系美青年なのだから、もう少しやせた方がいいと思う。




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