猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ブロークンシティ

2019-02-22 21:24:23 | 日記
2013年のアメリカ映画「ブロークンシティ」。

市長選挙を目前に控えたニューヨーク。元ニューヨーク市警察刑事の探偵ビリー・
タガート(マーク・ウォールバーグ)は、現職市長のニコラス・ホステラー(ラッセル
・クロウ)に呼び出され、妻キャサリン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気調査
を依頼される。実はビリーは、刑事を辞める原因となったある事件についてホステ
ラーに秘密を握られており、ビリーもまた、それに関するホステラーの秘密を握っ
ていた。調査の結果、キャサリンの浮気相手は、ホステラーの対立候補の選挙参謀
を務めるアンドリュース(カイル・チャンドラー)である事が判明し、ビリーはホス
テラーに結果を報告して調査を終える。ところが数日後、そのアンドリュースが何
者かに殺され、ビリーは窮地に立たされる。

サスペンス映画だが、少しわかりずらかった。登場人物が多く、人間関係も複雑で、
頭の中を整理しながら観ないと途中でわからなくなってしまう。主人公の探偵ビリ
ーは知り合いであるニューヨーク市長に呼び出され、妻の浮気調査を依頼される。
妻に浮気された間抜けな夫と思われたくない市長のホステラーはあくまで内密に、
とビリーに言う。ところがその浮気相手が判明した後、浮気相手の男は殺されてし
まう。ビリーは事件に巻き込まれてしまうが、実は全てはホステラーの仕組んだ陰
謀だった。
ビリーとホステラーはお互いに秘密を握っている間柄である。その腹の探り合いは
おもしろかった。ラッセル・クロウが悪役が似合う。ラッセル・クロウとキャサリ
ン・ゼタ=ジョーンズの存在感はさすが。しかしこんなスターがせっかく出演して
いるのに、ストーリーがわかりにくいのは惜しかったと思う。サスペンスフルに演
出するためか、なくても良かったのではと思われる余計なエピソードが多かった。
ビリーの考えていることも今ひとつわからない。脚本をもっと練って欲しかったな。
おもしろくなくはないけど、深夜映画の録画で観たので、まあこんなものかな、と
いう感じ。マーク・ウォールバーグも含め、キャストは良かっただけにちょっと残
念だった。




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