極上コンブ

そんなわけで、2幕がはじまる。


■1幕ラストでは髪をなびかせ隊列に並んでいるコンブ。2幕では赤い帽子（ジャコバン党のんみたいなやつ）をかぶって登場。
こうやって砦を築くんだよ、とアンジョが説明している内容を、皆に指示するコンブ。働き者ですぅ～＾＾

■オンマイオウンでは最近、皆が両方のすそを翻して闇なのかに消えていくのね・・・

■砦の中では、とにかくアンジョの脇に控えていたいコンブ。アンジョの視線を追って、アンジョの指示を皆に下知し、そして、地図係を務める。サッシュの中に地図を常に入れており、アンジョの指示があるとサササ！と出すのである。（ABCカフェでも地図管理者はコンブである。）
ジャベの正体がわかった瞬間の、地図をなおす早業は一見の価値あり。「お～っと！危ない・・」といわんばかりの表情でジャベを見下ろしますよん。そして、奥に連行。

■エポの死。2幕では前の兄ちゃんの一人が少し小さくなってくれてたので、比較的舞台が見えました。ちゃんとエポの死を見届けられましたから。
エポの状態に初めに気づくのがグランで、奥から戻ったコンブがそれに気づいてアンジョに知らせを走らせます。急いで戻ったアンジョの隣にちゃっかり控えるコンブ。呆然と立ち尽くすグラン。何度もアンジョを見てどうするかの指示を待つコンブ。コンブと目を合わしたアンジョは次にグランを見るんだけど。グランはまだボーゼン・・・
砦の最初の死者となったなったエポを担いで行くときマリウスを押し留めるのもコンブ。

■一回目の攻撃。銃を構えるコンブ、カッコイイ！フイイは結構何度も銃身をこしこし掃除するのに、コンブはあんまりその仕草が見えません。何でかな？
銃傷者が出て、アンジョが急いでバリケードを駆け下りる。このときのアンジョの行動が好きー。

■ドリンクウイズミーでのコンブはちょっと寂しそうな微笑をしてる気がする。どんなときでも、アンジョの動きを目で追っているコンブ、最高♪

■彼を帰して。ここはどんなにコンブサイドから見ようとも、アンジョしか見れない～。
この日のアンジョは、少し皆の方を見てから敵を見据え、その後うつむいて旗の裾をぎゅっと掴み、最後にそっと旗を見上げてました。
この時のコンブは、上手の机でカップを握ったまま、じっとしておりました。

■民衆の決起がないことを悟った時のアンジョの表情は微妙。自嘲的でもあり、諦めない清々しさもあり・・・コンブの表情は悔しそうな気がした。

■うみんちゅ（海人君）ガブはちょっと声量がイマイチ少ない・・・＾＾；弾薬もフイイの手には届かず・・・なんか、ホンマに可哀相だった・・・。
アンジョは、いつもより懸命にガブの援護射撃をしようとしているように感じた。

■マリウスが撃たれ、驚き駆け寄るって言うより本気で飛んでくるアンジョ。飛びすぎ。最初の銃傷者の時には駆け寄るけど、マリウスだと飛ぶもんな。さすがカーレッドです。
そして、深紅の旗を打ち振るアンジョが撃たれた時、コンブは目を逸らし、自分の胸の心臓の辺りを2度拳で叩きます。その時の表情は、悲しいとか怒りとか悔しさとか・・・そう言うのではあらわせない。そうして猛然と撃ちかかるのである。

■コンブ散る。バリケードから駆け下り、銃弾を取りに行くさなかに死んでしまうコンブ。このシーンを見てるとねー、幕末が重なって重なって・・相乗効果で泣けてくる。
ジャベ登場時には、バル確認もされている。

■徳井テナはコミカルさが少なくって、なんだか悪い人過ぎて怖い。。。

■カフェソングでの整列。ごっつ好きなんですよね。アンジョの横に満足げに立ちながら、すんげーやさしい目でマリウスを見てるコンブ・・・うーーー泣ける。
この日のマリウスの歌を聴きながら、なぜか小五（桂小五郎ね）の気持ちが少しわかった気がしたの。
皆が去っていく時、そっと皆の背に手を添えるアンジョも好き。

■ウエディングシーンではコンブは来客の一人なんだけど、燕尾が似合う～♪テナに「オカマか」って言われてた気がするんですが・・・
この日のアンジョウエイターもコミカルでよかったですぅ～♪森クミさんは結構集めやすい位置に取ったフォークとかを落としてくれるので、アンジョウエイターは拾うのは比較的楽かと・・・。

■ますますイエスのようになっているさとバル・・・神に召されるとき、めっさ神々しく感じますね。

■カテコでもアンジョの金魚の糞状態のコンブ・・・どこまでもアンジョに付いていくのねぇ～（笑）


総合的な感想と致しましては、コンブはアンジョの右斜め後ろに控えていることが多く、上手側から見ていると、アンジョがコンブに被りまくりですT_T　もー少し、たくさん見たい場合は、下手側に座るべきだね。でも、カテコは上手なんだよね～。難しい。（←え？総合感想ってソコ？？？）

あ、タイトルは一幕の分も二幕の分も内容とはぜんぜん関係なくって申し訳ないっす。