ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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散華

2006-10-25 12:29:53 | 楽描き
久々の楽書きぐりぐり。
なんとなく、今日は、コレを描きたい気分だったのだわよ。


京都にね、いらっしゃる仏師で松本明慶さんのドキュメントをちょっと前に見たの。
夜中に見たので再放送だわね。
運慶・快慶の流れを組む、慶派の仏師でいらっしゃるのだ。
寄木で大仏を創られる。その行程が面白かった。なるほろなるほろ~~~と思いながら見た。
先ずね、小さい升目の入った角材で小さい寄木の仏像を創り、ボンドを湯銭で溶かして木をバラし、升目を拡大して大きな寄木にして大仏を創る・・・のだ。
寄木なので、それぞれの木の縮みなんかも違うので、出来上がってからも仏像は変化をしていく。明慶さんは納めた仏像を確認しながら、新たな仏像創りに取り組まれているとか・・・。

その明慶さんの記事が先日パラパラ~っと見た雑誌に載っていた。何だか、ご縁があるのだわ。などと思って、記事を読ませていただいたのだ。
その記事には、大仏だけでなく小さなかわいらしいお顔の仏様もいらして、なんだかこちらの顔も自然とほっこり。

弟さんを亡くされてから、仏像を創られるようになった明慶さん。
その仏様のお顔には、厳しく厳粛なお顔と、柔和な悟りのお顔と、はらりと零れ落ちるような慈しみのお顔とが感じられる。気がする。
いやいや、仏様とは本来そういったお顔をお持ちなのだろうなぁ。などと。

先日、六波羅で出会った夢見地蔵様も、凛とした厳しいお顔の中に慈悲があった。自然と手を合わさずにはいられなかったお顔。
教会でも、自然と見上げて胸に手を当てる瞬間がるもんね。
自然の風景の中にも、言葉の出ないそんな瞬間がある。
きっとそんな瞬間には、キラキラの散華が舞っているに違いない。
その花びらを感じたひとは、自然に黙し、その光を感じるんだろうなぁ、などと。


たかが楽書きから、ウダウダぐりぐり考えを捻り出してみた(笑)

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4 コメント

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ひーちゃんの絵は・・・・・ (Betty)
2006-10-25 23:36:09
優しい絵ですね

心が和みます。

テンプレートも優しい色だし・・・・・

落書(楽書き)内容もこれまた優しいぃ~~~~~

きっと心が優しいんだろうなぁ~



優しくなれないBettyより
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お返事 (ひー)
2006-10-26 09:50:50
>Bettyさん

オイラの絵は優しいですか?

オイラ自身はかなり意固地でイジワルな人ですが・・・

実物がどうであれ、そういってもらえると嬉しいですね。いマージを壊さないように精進いたします
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一ファン (itaita)
2006-10-26 10:40:25
ひーさんのイラスト、いつも思うけれどプロ級!本当にお上手です

ひーさんのお人柄そのままの温かさが、このお地蔵さんのイラストに表れていますねv。
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お返事2 (ひー)
2006-10-26 11:26:58
>itaitaさん

いやいやいやいや・・・そんなに褒められたら、舞い上がっちゃうよぅ

しかし、イメージをいマージと書いちゃうくらい、おっちょこちょいだしね ワガママだしねぇ。。。
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