ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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似合う花

2009-05-13 14:48:47 | 思考の森
ニュースの特集で、どこぞの神社の境内のあやめだか杜若だかが満開である、とゆーのが流れていた。
一緒にテレビを見ていた母が、「きれーね~。神社にアヤメとかかきつは似合うね」と言った。
そーやね~と答えながら、オイラは思った。

お寺にはあやめや杜若は似合わないなぁ・・・と。


個人的な印象だけど、アヤメやかきつって華々しいとゆーか、鮮やかとゆーか、騒がしいとゆーか・・・生々しくないッスか?

お寺って、荘厳であっても一種無機質とゆーか静寂とゆーか、そーゆーモノがベースっぽいと思うんですよ。
特に日本人は、色彩豊かなキンキラな寺院より鄙びた感じのお寺の方を好みますし、何よりお供物をみても殺生がなくて静かじゃないッスか。
そーなるとお寺には、蓮とか睡蓮とか芍薬とか・・・・華やかで綺麗なんだけど、どこかしんとした雰囲気の花が似合うと思うんですよね。

それに対し神社って、魚や鳥なんかを供えることもあり、なんだかガッツリ血が通ってる印象があるんですよ。
鳥居も真っ赤だし、ワイワイがやがやと神様が集うってゆーかね、ちょっと生臭いってそんな感じ。
そーなると、息吹のむんむんするこの時期、ちょっと生々しい生が溢れているアヤメや杜若がめっちゃ神社に似合ってる~って思うんですよね。


ま、個人的な感想なんですが。

鮮やかでも静かなもの。
地味なのに賑やかなもの。

同じように生きて咲いている花なのに、感じ方っていろいろで、自分にとって似合うと思うものを再認識するのも、ちょっと楽しいなぁと感じたのでした。