ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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2007年8月25日 エンマイ初!!

2007-08-28 21:31:47 | 舞台関係
今年も無事にやってきました。
夏のM.O.P.のお約束。
年に一回のお祭です。
夏の京都はジリジリと暑い!!
それでも、いいの。この楽しみのために頑張ってるんだから~^^ ヤッホィ♪

2007年8月25日 エンジェル・アイズの初日でございます!!


今年のM.O.P.はなんだか忙しい。
京都で初日を迎え→東京で加速をつけ→大阪で千秋楽・・・という行ったり来たり公演。
残暑にめげずに頑張ってくださいね☆



ココからはネタバレ感想でございます。これから観劇なさる方はくれぐれもご注意くださいませ。

92年の初演。98年のOSAKA感劇祭と過去2回(実際には数回づつだが)観てるんですね、この物語。
キャストも初演と感劇祭とではずいぶん変わっているにも関わらず、オイラの記憶は混同気味・・・うーーん。ま、それはおいて置いて(笑)
当時の物語と基本ストーリーは変わりません。
当時は学生ががむしゃらに突っ走るような勢いのある、熱い、笑えて泣ける物語だったと思う。
今回は、より深く。より軽やかに。よりパンチの効いた物語になっていると思うのです。
初演の青い熱さもいいけれど、今回は大人テイストで、イイ!
結局、どっちも良いのだわよ(笑)

アメリカンドリームが去った寂れた街・トゥーム・ストーン。
ガンファイトも無く、西部魂が忘れ去られていくことに危機感を感じた少年が、かのマーク・トゥエインの力を借り、昔の活気を取り戻そうと画策をするって話。
西部劇では有名な、ワイアット・アープ、ドグ・ホリディ、パット・ギャレットなどなどなど!そうそうたるメンバーが馬に乗って集結する、西部劇ファンならヨダレもののお話なのですよ。(かく言うオイラもヨダレたらたら~)
軽快なストーリーのテンポと、いつも通り期待を裏切らない笑い。ラストのマキノさんお約束の大どんでん返しで、ガッツリ泣けます!

初演・祭ではガンマンの男気、とか美学、とか侘しさ、、、みたいなのが前面に出ていたが、今回はトゥームストーンの街の人の心がしっかり物語の中に着地している。
それは今回新たに追加されたキャストのウィンスロップ判事の存在が大きい。
この物語の発端は、OK牧場の決闘で有名になったトゥームストーン。西部を愛し、無頼のガンマンを愛したこの街の住人だからこそ、この物語は動き出したのだ。
この市民の気持ちや思いをずっしりと演じたのが岡森さん。いつもの軽やかな面白さの中に、見え隠れする西部魂がラストに光るんですよね。ガンマンじゃないからこその目線、西部を愛する目線がグーなのです!

今回一番泣けたのは、英世さん演じるミス・ソフィ・ブラウンの台詞。
英世さんの台詞は、何気ないのに突然ツボにはまるからなぁ(笑)
終演後、英世さんにその話をしていて不覚にも思い出し泣きをしてしまったくらい^^;

三保さんのジュディーも大好き^^

そしてもう一人気になったのは木下さん演じるタイトルロールのエンジェル・アイズ。
個人的な記憶に鮮明なのは初演の海老さんなんだけど、次の祭では木下さんだったんだよね。(当時は鳩山さんだったけど)クールな海老さんに比べ、狂気を含んだ激しい木下さんのエンジェル・アイズって感じだったのが、今回は静かな狂気って感じでイメージがずいぶん違ったのだ。
どのエンジェル・アイズもいいけれど、今回のエンジェル・アイズはなんか惹き付けられますね。

今回はちょっとばかりミュージカル要素があるのだけれど・・・確かにカッコイイシーンなんだけどなぁ。。。個人的にはこのシーンを入れるのであれば、ダンサーさんを入れてほしいな、なんて思った。むしろ、もう少し後にあるダンスシーンの方がナチュラルで好き。



明日から東京公演がはじまります。
絶対面白いので、西部劇ファンもそうでない方も是非是非観に行ってください!
観劇後には、西部劇ファンになっていますよ、きっと^^
東京公演は舞台写真ポストカードプレゼントDayもありますよ!
かく言うワタクシ、実は遅刻を致しましたので、舞台写真ポストカードがもらえませんでした。。。(泣)残念。
いろんな種類のカードがあるみたい。
大阪公演ではどうしてプレゼントDayが設定されてないんだろう・・・不納得。

東京公演で、練って練って練りまくって!
そして大阪公演に来てください。お待ちしております^^