火山の噴火、地球の温度上昇などから、ここでは「地球が膨張期に入っている」という見解をとっていますが、もしも地球が膨張していると考えると、地球の表面積が増えるわけで、海水の量が変わらないと、必然的に「海水面が下がる」という結論になります。ところが、実際は「海水面の上昇」が起きていますから、ここに何らかの検証を加えなければなりません。
それで、ここでは海面上昇について考えてみようと思います。
まず、考えられるのは、地球の表面積が増えている以上に、熱によって海水が膨張しているというものです。単純に北極の氷が溶けて、その分の海面上昇が起きる、というのは、適切ではありません。海水温が上がれば、当然、それによって海水自体が膨張するはずで、それによる海水面の上昇というのが必ず起こるはずです。
それで、GPS観測での結果ですが、水没の危機にあるというツバルでは、年間の上昇が1ミリ程度だそうです。単純に考えると、水の膨張率は1℃につき0.0021ですから、海水の量から考えると、もっと上昇しそうですね。
それ以外にも、水蒸気になって大気中に取り込まれている水の量も考慮しておかなければならないでしょう。これについては具体的な数値がわからないので、なんとも言えないのですが、最近のゲリラ豪雨や、台風による水害などを見ると、かなりの量が大気中に入り込んでいるのではないか、とも思えます。
また、地殻変動によって、地殻の沈み込みが起きているところでは、以前より、海底までの距離が深くなっているはずです。当然、そこには海水が以前より多く入り込んでいるはずです。
ですから、実は、海水面の上昇というのは、海水温の上昇や気温の上昇の度合いと比較すると、実は、思った以上に小さいのではないか。それには、何らかの要因が絡んでいるのではないか、と考えています。
それで、ここでは海面上昇について考えてみようと思います。
まず、考えられるのは、地球の表面積が増えている以上に、熱によって海水が膨張しているというものです。単純に北極の氷が溶けて、その分の海面上昇が起きる、というのは、適切ではありません。海水温が上がれば、当然、それによって海水自体が膨張するはずで、それによる海水面の上昇というのが必ず起こるはずです。
それで、GPS観測での結果ですが、水没の危機にあるというツバルでは、年間の上昇が1ミリ程度だそうです。単純に考えると、水の膨張率は1℃につき0.0021ですから、海水の量から考えると、もっと上昇しそうですね。
それ以外にも、水蒸気になって大気中に取り込まれている水の量も考慮しておかなければならないでしょう。これについては具体的な数値がわからないので、なんとも言えないのですが、最近のゲリラ豪雨や、台風による水害などを見ると、かなりの量が大気中に入り込んでいるのではないか、とも思えます。
また、地殻変動によって、地殻の沈み込みが起きているところでは、以前より、海底までの距離が深くなっているはずです。当然、そこには海水が以前より多く入り込んでいるはずです。
ですから、実は、海水面の上昇というのは、海水温の上昇や気温の上昇の度合いと比較すると、実は、思った以上に小さいのではないか。それには、何らかの要因が絡んでいるのではないか、と考えています。