地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

石垣島北西沖でM5.9 岩手県沖でM5.5 福島県沖で5回 宮城県沖で2回 茨城県沖でM3.4 秋田県内陸南部で2回

2022-03-19 06:04:10 | 日記
 昨日というよりも、今朝早くなのですが、石垣島北西沖でM5.9の地震がありました。震源の深さは180キロと、深い地震です。
 震源の場所は、昨日の石垣島北西沖とほぼ同地点。昨日もM5.3ですから、ここでも大きな地震が起きていると思っていて下さい。
 そして、ここが動くと沖縄本島方面のフィリピン海プレートの境界部分でも動きが活発になってくると思われます。南海トラフに直接影響が出てくるところですから、今後の動きに注意していてください。さらに、昨日は、沖縄方面では、ほとんど動きが出ていません。この場合、一旦、小休止した後、大きめの地震が起きるというパターンが沖縄方面の動きの特徴ですから、警戒が必要です。
 九州の中南部や四国方面では、細かな地震の数が増えてきていますから、特に警戒していてください。

 東北の太平洋側の動きでは、
 岩手県沖でM5.5の地震がありました。かなり内陸に近いところが震源で、最大震度は5強でした。

 そして、このブログを以前からずっと見てきている方は、ご存じだと思いますが、東北の沖合でM5クラスの地震は、比較的頻度が高めに起きています。ただ、以前は、陸地から離れたところが震源だったため陸地の揺れは、それほど大きくなっていませんでした。ところが、徐々に震源が西にシフトしてきていて、内陸側に近づいてきているため、揺れが大きくなってしまうという現象になっていると考えていていください。今後、このレベルの地震は、以前よりずっと数が増えてくると思われます。

 また、余震については、福島県沖では
 M5.1
 M4.4
 M4.1
 M3.9
 M3.8
の5回。
 宮城県沖では
 M4.4
 M3.8
の2回。
 茨城県沖のものは、M3.4の1回です。

 秋田県内陸南部でM3.2とM2.6の2回の地震が起きていますが、宮城・福島沖で地震が発生すると、内陸部でも崩壊が起きてきやすくなります。過去には、この場所で震度5弱の地震が起きていますから、今後も注意していてください。

 そして、昨日の動きですが、今回の地震は、北の方に影響が出ているようで、今回の岩手県沖の地震もそうですが、青森県東方沖でも、比較的大きめの動きが出ています。ですから、岩手県沖~青森県東方沖~浦河沖~十勝~釧路方面でも注意が必要です。
コメント
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