全公立校でいじめ30件…県教委確認・・・読売新聞
県教委は、8月に県内の全公立学校を訪問して行った、
いじめに関する実態調査の結果をまとめた。
調査時に小中高校で計30件のいじめが確認されたほか、いじめに特化した
対応マニュアルの策定が、高校は4割にとどまっていることが分かった。
調査は、大津市で昨年10月に市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が
自殺した問題を受け、知事部局や市町村教委と連携して8月13~30日、
小中高校や特別支援学校など計689校を対象に実施。
いじめの現状や、早期発見と解決に向けた取り組み、相談態勢などを聞いた。
調査時に各学校が抱えていたいじめ事案は、小学校が9件、中学校は12件、
高校は9件。中学、高校では、ネット上で中傷する書き込みや、
ツイッターに悪口を書いた生徒が謝罪を強要されて不登校になった事例など、
インターネットを巡るトラブルが目立った。
対応マニュアルは、9割を超える小中学校が作り、
支援策の流れをフローチャートにまとめている学校もあった。
一方、高校は、マニュアルを整備しているのは全105校の4割にあたる
44校で、遅れが目立った。
職員の研修も小中学校の96%が実施していたが、高校は6割にとどまった。
調査では、いじめの未然防止や早期発見につながる事例もまとめた。
児童会や生徒会による啓発活動や、アンケートやチェックシートによる内面把握、
外部の講師によるインターネットの学習会などが列挙された。
県教委は、22日に初会合を開いた幹部による「局内いじめ対策連携会議」
などで、今回の調査に基づいて対応策を協議する。
(2012年10月24日 読売新聞)
県教委は、8月に県内の全公立学校を訪問して行った、
いじめに関する実態調査の結果をまとめた。
調査時に小中高校で計30件のいじめが確認されたほか、いじめに特化した
対応マニュアルの策定が、高校は4割にとどまっていることが分かった。
調査は、大津市で昨年10月に市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が
自殺した問題を受け、知事部局や市町村教委と連携して8月13~30日、
小中高校や特別支援学校など計689校を対象に実施。
いじめの現状や、早期発見と解決に向けた取り組み、相談態勢などを聞いた。
調査時に各学校が抱えていたいじめ事案は、小学校が9件、中学校は12件、
高校は9件。中学、高校では、ネット上で中傷する書き込みや、
ツイッターに悪口を書いた生徒が謝罪を強要されて不登校になった事例など、
インターネットを巡るトラブルが目立った。
対応マニュアルは、9割を超える小中学校が作り、
支援策の流れをフローチャートにまとめている学校もあった。
一方、高校は、マニュアルを整備しているのは全105校の4割にあたる
44校で、遅れが目立った。
職員の研修も小中学校の96%が実施していたが、高校は6割にとどまった。
調査では、いじめの未然防止や早期発見につながる事例もまとめた。
児童会や生徒会による啓発活動や、アンケートやチェックシートによる内面把握、
外部の講師によるインターネットの学習会などが列挙された。
県教委は、22日に初会合を開いた幹部による「局内いじめ対策連携会議」
などで、今回の調査に基づいて対応策を協議する。
(2012年10月24日 読売新聞)
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