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子ども取材班、山鉾町奔走、祇園祭 案内リーフ宵山で配布へ

2010年07月07日 17時11分33秒 | Weblog
子ども取材班、山鉾町奔走、祇園祭 案内リーフ宵山で配布へ

取材で訪ねた月鉾会館で、保存会のメンバーに質問する洛央小の児童たち(京都市下京区) 

京都市下京区の洛央小の児童が、祇園祭の観光客に手製の案内リーフレットを配ろうと、山鉾町を取材で奔走している。

祇園祭の知名度を計ろうと、外国人観光客への突撃インタビューを敢行したほか、校区内にある16基の山鉾の担い手たちに伝統を受け継ぐ思いを尋ねて回った。

成果をまとめ、宵山で配布する。

祇園祭を支える地域住民の姿を広く発信しようと、5年生93人が5月から取り組み始めた。

祭りの概要をDVDで学習した後、八坂神社や錦市場で外国人観光客に街頭でインタビューし、事前に勉強した英語で「祇園祭を知っているか」「印象は」と尋ねた。

ちまき作りや囃子(はやし)の演奏も体験し、6月末から16班に分かれて校区内すべての山鉾保存会へ取材に回っている。

吉符入りの1日には、6人が月鉾会館(同区)を訪ねた。

月鉾保存会囃子方副代表の長谷川浩さん(51)から鉾の装飾などについて解説を受けた後、児童が「祭りの伝統を受け継ぐ気持ちは」「今後、祇園祭をどう引き継いでほしいですか」と質問をぶつけた。

「『例年通り』の祭りが何より大切」などと返答をもらい、素早くメモを走らせた。

取材の成果をもとに一人ずつ、祭りの支え手たちの気概や未来への思い、ちまき作りを担う裏方の人たちのがんばりなどを文章にまとめており、「祭りを受け継ぐ気持ちの強さを伝えたい」と意気込んでいる。

14日には、組み上がった山鉾を児童たちが撮影して回り、写真と記事を計約500枚のリーフレットに印刷する。

宵山の16日午後2時半ごろから、山鉾の周辺で児童たちが道行く人に配る予定という。

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