USダウ休場。東証は続落。 「CEM Glodex」シカゴの24時間取引が急落。先物売り連動

日経平均は7,645円の104円安。東証1部の値上がり銘柄数は324、値下り銘柄数は1,286。出来高は16億4,330万株。

昨日の米国はワシントン大統領の誕生記念日で金融市場は休場でしたが、欧州株式市場が下落したことや、「CEM Glodex」シカゴの24時間取引システムのグローベックスで、ナスダック100先物指数が下落していたために今晩の米国株式市場も値下りも警戒され、東京株式市場は軟調となりました。

本日は米国でGMが経営再建計画を財務省に提出する期限となっていますが、人件費や債務の圧縮などで2011年末までに公的融資の返済が可能なことを証明できなければ、政府支援型の破産手続きの適用申請を強いられる可能性があることも懸念されています。

東京株式市場では国内景気の落込みで貸倒れが増えるという懸念から三菱UFJなどの銀行株が安く、世界景気の悪化で商船三井などの海運株も売られ、世界のプラント需要の減退から日本製鋼所や日阪製作所なども売られました。

日本製鋼所は原子力発電所関連の成長が期待されていますが、原油や天然ガスに関連するプラント製品の受注が厳しいので、2011年3月期まで営業減益が続きそうと警戒されています。

日経新聞に政府が公共投資を2009年度に前倒し、集中的に実施することを検討していると報じられ、橋梁関連や道路舗装関連が買われました。
政府が老朽化した道路や橋や水道管などの補修や更新を追加することから、ショーボンド(1414)や日本橋梁やNIPPOコーポレーションなどが買われました。

日経ジャスダック平均は1,030円の5円安。

ナルミヤインターナショナル(3364)は自社株買いの上限を発行済み株式数の6.6％→12％に拡大したことでストップ高となりました。

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オバマ米大統領は17日、議会を通過した7870億ドル規模の景気対策法案に署名、成立させる。
米ＧＭ・クライスラーは、17日に新経営再建計画を政府に提出見通し。
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１７日、ＵＳダウ３日続落。　297ドル安　11月下旬以来の安値 景気・金融不安で

３連休明けの17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に３日続落。前週末比297ドル81セント安の7552ドル60セントで終えた。

景気や金融システム不安から、金融株や石油株などを中心に幅広い銘柄に売りが膨らんだ。

同日夕に経営再建計画を提出する予定の自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）も急落し、投資家心理を冷やした。

朝方発表した2008年11月―09年１月決算で、特別項目を除く一株利益が市場予想を上回ったディスカウントストア大手ウォルマート・ストアーズが上げた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。同63.70ポイント安の1470.66で終えた。

ＣＭＥ日経２２５先物　７４５５円