USダウ続落。東証も続落。 仕掛け入らず、様子見でした。

日経平均は8,836円の39円安。東証1部の値上がり銘柄数は559、値下がり銘柄数は1,049。出来高は18億9,468万株。

本日米国で発表される12月の雇用統計は第1次オイルショックによる不況時の1974年以来となる60万人超の雇用者数の減少を記録するのではないかという懸念や、オバマ次期大統領の景気対策に関する演説も300万人の雇用創出や減税措置などが報じられていたために新鮮味を欠いたと受け止められ、東京株式市場は様子見姿勢も強い状態でした。

オバマ次期大統領の演説も刺激要因にならなかったので、好材料も出尽くしかという焦りも抱かれ、東京株式市場では環境関連に軟調となる銘柄も目立ち、太陽電池関連のシャープやリチウムイオン電池のGSユアサや太陽電池製造装置のアルバックや原子力発電所関連の日本製鋼所などは冴えませんでした。

トクヤマ(4043)は子会社のサッシメーカーのエクセルシャノンが防火窓の性能試験で偽装工作し、不正に国交相の認定を受けていたことでストップ安となりました。

不況が追い風になると期待されている低価格のセルフうどんの「丸亀製麺」をチェーン展開しているトリドール(3397)が再び買われ、ストップ高となりました。

東京で初雪が観測され気温も低下したために、鍋物の需要が増えるという期待できのこ会社のホクト(1379)が値上がりしました。

日経ジャスダック平均は1,100円の1円安。

太陽電池製造装置のNPCやフェローテックが値下がりしました。

ワークスアプリケーションズ(4329)がストップ高となりました。

８日、オバマ次期大統領は中低所得者層に対する世帯当たり千ドル（約９万１千円）の減税を含む大型景気対策の概要を発表した。
将来の成長に向け医療や教育、エネルギー分野に集中投資する考えを表明した。