がんの情報Tips

海外のがん情報を紹介。『海外癌医療情報リファレンス』https://www.cancerit.jp/関連ブログ。

乳癌の早期発見(唾液)

2008-05-06 | スクリーニング
 唾液で乳癌を発見
Cancer Investigation誌2008年1月10日号に掲載。
テキサス大学歯学部が、唾液の中に乳癌の指標となるバイオマーカーを発見した。良性か、悪性か判明可能という。ヒトの唾液は個人によって特異なタンパクを有するが、疾患があると変化がみられる。
腫瘍が増大した場合には異なったパターンが認められる。リンパ節転移、転移した場合にはさらに変化があるという。
さらに研究が必要であるが、うまくいけば5年以内に開発が可能である。テキサス大学では手に収まるサイズの装置を開発中であり、乳癌の他、前立腺癌、卵巣癌子宮癌、頭頸部癌などへの応用も研究が進められている。テキサス大学歯科記事


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あ、良いですね、これ。 (くぅたろう)
2008-05-07 19:45:45
ある程度の小さな分子は、唾液腺から分泌されるんですよね。分泌されやすい構造っていうのがあるみたい。

そういう小さな分子は今までは分析できなかったんですよね。

良いと思いますよ。出来れば小児科分野に先に応用してほしいというのが本音。
返信する
いいですかー ()
2008-05-07 21:14:21
腫瘍増殖や転移があると分子にも変化があるとはすごいですね。

痛くも痒くもないのが一番です。
なんでも、5分ほど口に何か含んでペッするんだとか。
返信する
やっぱり。。 (Chatty)
2008-05-09 23:30:37
やはり唾液で乳がん(癌全般?)の有無がわかる時は到来しそうですね。癌探知犬なるものが日本に1匹いて、彼の嗅覚は90%以上の確立で癌疾患者の息を嗅ぎ分けることができるそうです。唾液や息でがん検診が簡単にできるようになれば良いのにと心から思います。
返信する
そう思います ()
2008-05-10 10:07:12
犬の臭覚もありましたね。
唾液、息、さらに、尿でわかるという最新発表もでてきましたよ!
実現すれば、こんなありがたいことはないです。
返信する

コメントを投稿