イマチニブ(グリベック)を服用している慢性骨髄性白血病(CML)患者を対象にした治療ワクチンの初期の臨床試験で、中央値22カ月の期間に参加者19人中7人で癌細胞が検出不能となった。試験結果はClinical Cancer Research誌1月1日号に発表された。イマチニブはCML患者の生存率を著しく改善させるが、ほとんどの場合、体内の癌細胞は完全には根絶されず、残存癌細胞により最終的に再発する . . . 本文を読む
メイヨークリニック 2009年12月5日
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療中の患者において、体内のビタミンDの量が、癌の進行と全生存率とに強く関連していることが新しい研究でわかった。この結果はニューオーリンズで行われる米国血液学会の年次総会で発表される。
「ビタミンDと癌の転帰との間の関連性について強力な知見が得られた」と、この試験の責任医師で、ロチェスターにあるメイヨークリニックの内分泌 . . . 本文を読む
Carfilzomib(カーフィルゾミブ)が患者の45%に寛解を誘導、神経障害を軽減
M.D.アンダーソンがんセンター 2009年12月7日
多発性骨髄腫患者を対象とした第2相試験で、第2世代プロテアソーム阻害剤であるcarfilzomib(カーフィルゾミブ)が顕著な奏効率を示し、かつ副作用発生率が低かったことが、本日行われた第51回米国血液学会年次総会において報告された。
17の施設で行わ . . . 本文を読む