![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
米国食品医薬品局(FDA)はバイエル社のNexavar (sorafenib)を最も多いタイプの腎臓癌である進行した腎細胞腺癌の成人患者の治療のための新抗癌剤として承認した。この適応においては十数年ぶりの承認薬である。
進行腎癌の患者における2つの試験で、Nexavarは腫瘍の進行や死亡までの期間を延長させた。大規模試験では、大半の患者が以前にインターロイキン-2やインターフェロンの治療を受けていた。腫瘍の進行と死亡までの期間の中央値は、Nexavar治療を受けた患者群で167日であり、この薬を受けなかった群では84日であった。多く報告された一過性の副作用としては、発疹、下痢、血圧上昇、手のひらや足の裏の発赤、痛みを伴う腫れ、水脹れなど。
癌翻訳リファレンスBay43-9006
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます