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転移膵臓癌にTomudex

2006-04-07 | 膵臓癌
ジェムザールレジメンに抵抗性の転移膵臓癌患者の約50%にTomudexは有効だとイタリアの研究者らによって報告された。現在の最善の治療はジェムザール+化学療法または放射線である。ジェムザール単独で1年生存率は2%~18%に改善された。効力のある化学療法薬は5-FUなどの葉酸拮抗剤であり、アリムタやTomudexは第1、2相で膵臓癌に効果の証明された新しい薬である。また、シスプラチンやエロキサチンなどのプラチナ製剤もジェムザールとともに用いられる。
ジェムザールを含むレジメンに奏効しない転移膵臓癌患者41人においてTomudexとエロキサチン併用療法を救済療法として評価した結果、主な毒性は好中球減少と血小板減少であった。10人が部分寛解、11人が不変、全臨床的有益性は51%であった。無進行生存率は6ヶ月後14.6%、生存期間中央値は5.2ヶ月であった。初期治療でより奏効した患者は救済療法にもよく奏効した。研究者らによると、QOL変数にも有意な改善が示された。CancerConsultants2006/3/27
Tomudex胸膜中皮腫


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