膵臓癌に対するアバスチン/タルセバ/ゲムシタビンの併用が有望であるとロッシュ社による第3相AVITA (BO17706) 試験の2008年ASCO年次総会で報告された。
この試験には607人の転移膵臓癌患者が参加し、一次治療としてタルセバ/ゲムシタビン治療またはタルセバ/ゲムシタビン+アバスチン(2週毎5mg/kg)治療に割り付けられた。試験は、エンドポイントである全生存率(OS)の達成は適わなかったが、進行までの期間(PFS)は有意に改善した。
・アバスチン投与群患者においてPFSが37%延長
・14%のアバスチン投与群患者で、腫瘍の完全な消失または縮小が認められた。
・OS改善への傾向もみられた
・アバスチンの新たな安全性問題はみられなかった
PRNewswire他
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過去チップ:膵臓癌アバスチン失敗
この試験には607人の転移膵臓癌患者が参加し、一次治療としてタルセバ/ゲムシタビン治療またはタルセバ/ゲムシタビン+アバスチン(2週毎5mg/kg)治療に割り付けられた。試験は、エンドポイントである全生存率(OS)の達成は適わなかったが、進行までの期間(PFS)は有意に改善した。
・アバスチン投与群患者においてPFSが37%延長
・14%のアバスチン投与群患者で、腫瘍の完全な消失または縮小が認められた。
・OS改善への傾向もみられた
・アバスチンの新たな安全性問題はみられなかった
PRNewswire他
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過去チップ:膵臓癌アバスチン失敗
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