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がんの情報Tips

海外のがん情報を紹介。『海外癌医療情報リファレンス』https://www.cancerit.jp/関連ブログ。

心理的介入が乳癌の生存期間を延長

2008-12-06 | 乳癌
米国オハイオ州立大学の研究者らは、治療期間中に心理的介入を受ける乳癌患者において、全生存期間が改善するのみならず、癌再発リスクが低減すると11月Cancer誌で報告した。 癌の診断を受けたことによるストレスは、身体的な衰弱を引き起こす可能性がある。患者は死に直面する恐怖と向き合わなくてはならないばかりか、治療費など金銭的な問題、副作用を乗り越えるという課題、治療と仕事の両立や家族とのバランスなど . . . 本文を読む

乳癌の予防(出産と授乳)

2008-10-10 | 乳癌
オックスフォード大学の癌専門医で、Cancer Research UKの癌疫学班を率いるベラル教授は、10月5日、乳癌の原因は十分に知られており、ワクチンや予防薬は実現性があると述べた。多くの乳癌が出産に関連したホルモンの変化により引き起こされると延べ、莫大な資金が新薬開発に費やされているが、ほとんど誰も予防に目を向けないことを指摘した。治療や診断の向上は乳癌の死亡率を低下させたが、それでも多くの . . . 本文を読む

細胞内に存在する転移ブロッカー・デコリン

2008-09-12 | 乳癌
細胞内物質decorin(デコリン)(Wiki)が、乳癌の転移を抑制することが試験管内、動物実験で認められたとトーマスジェファーソン大学から報告された。デコリンは、軟骨機能に重要な役割を果たすプロテオグリカンに属し、構造やサイズは多岐にわたり、全身に存在するタンパク質である。また、デコリンは結合組織にみられ、増殖因子やコラーゲンと相互に作用しながら細胞増殖を制御する。1990年代後半、ジェファーソ . . . 本文を読む

抗低酸素治療薬Davanatが乳癌にIND(治験許可)申請

2008-09-01 | 乳癌
副作用少なく、大腸癌患者の生存期間を大幅に延長したDavanat(ダバナット)の乳癌治療に対するIND申請がFDAに承認された。 前臨床試験で、化学療法を併用してDavanatは転移乳癌マウスの腫瘍増殖を有意に減少させた。類似の試験ではマウスの体重増加によって毒性をも低下させたことが示された。 「われわれのゴールは癌患者の生存を延長し、QOLを向上させることである」と、製造開発元であるPro-Ph . . . 本文を読む

FDA承認:HER2の遺伝子検査

2008-07-11 | 乳癌
FDAが乳癌患者向けの新規の遺伝子検査を承認 7月8日  米国食品医薬品局(FDA)は、乳癌患者に対してハーセプチン(トラスツズマブ)による治療が適しているかどうかを決定するための新しい遺伝子検査を承認した。  この「SPOT-Light HER2 CISH」キットは、腫瘍組織におけるHER2の遺伝子コピー数を測定する検査であり、この遺伝子は癌細胞の増殖を調節している。  健康な乳腺細胞は2つのH . . . 本文を読む

乳癌ラパチニブと幹細胞

2008-05-19 | 乳癌
NCIキャンサーブレティン5月13日号ハイライトより紹介   乳癌幹細胞が化学療法に抵抗性を示す可能性 新たな研究の結果、乳癌は、疾患を引き起こすだけでなく、通常の化学療法に抵抗性を示す細胞を一部含んでいる可能性があることがわかった。このような細胞は癌幹細胞といい、自己複製能力を備えることが条件のひとつである。癌幹細胞を根絶するには、自己複製に関与する経路を標的とする薬剤を従来の化学療法に併用する . . . 本文を読む

初期乳癌パクリタキセルVsドセタキセル

2008-05-14 | 乳癌
この第3相試験は、腫瘍のサイズが2cm以上、または癌が既に腋下リンパ節に広がっているため再発のリスクが高いとみられる4950人の乳癌女性について行われました。すべての女性が乳腺切除あるいは腫瘍摘出手術を受け、一部は放射線治療を受けていました。エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン感受性の高い腫瘍については抗ホルモン薬(タモキシフェンまたはアロマターゼ阻害剤)が5年間投与されていました。 ドキ . . . 本文を読む

アントラサイクリン乳癌治療は廃棄されるべき

2007-12-26 | 乳癌
 主にドキソルビシン(アドレアマイシン)アントラサイクリン系薬剤は、長く乳癌治療の主流であったが、前向き、後ろ向き両データでHER2受容体およびポイソメラーゼIIa遺伝子(Topo IIa)陽性患者にのみ有効であると、今回サンアントニオ乳癌学会でUCLAのSlamon医師が発表した。しかも、アントラサイクリン系術後療法は、HER2受容体を標的にした治療を受けていない患者に対する治療であるべきである . . . 本文を読む

転移性乳癌、治癒の可能性:アブラキサン+アバスチン(SABCS)

2007-12-20 | 乳癌
2007年12月サンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS)より  乳癌の治癒の希望を与えるマウスの研究結果(abstract 74:サザンイリノイ大学医学部)転移性乳癌を移植しリンパ節と肺転移をさせたマウスにベバシズマブ単独、アブラキサン〔nabパクリタキセル〕単独、両剤併用治療を移植後18~25日のあいだ行った。 (1)アバスチン単独および生理食塩水治療のマウスでは原発腫瘍は即座に増大した。 . . . 本文を読む

乳癌の開発中新薬ピックアップ(ASCOより)

2007-10-17 | 乳癌
Alvespimycin ハーセプチン(トラスツズマブ)後進行したHer2陽性癌にHer2の標的治療薬。Alvespimycinはヒートショックタンパク90阻害剤で、複数の癌遺伝子やシグナリング経路を遮断する。 第1相試験では、前治療の中央値6(ハーセプチンを含む前治療は4)をすでに受けた後、進行した患者25人にハーセプチンとAlvespimycinを投与した結果、35%の患者で臨床ベネフィットが . . . 本文を読む