シクロホスファミドのメトロノーム化学療法レジメンは、終末期の癌患者においてCD4+CD25+制御性T細胞を枯渇させ、TおよびNKエフェクター機能を修復する Cancer Immunology2007年5月
アブストラクト
CD4+CD25+制御性T(Treg)細胞は、自己免疫疾患の予防、および腫瘍誘発性の耐性に関与する。われわれは、腫瘍をもつマウスにおいて1回のシクロホスファミド注射がTreg細 . . . 本文を読む
ある種の睡眠障害である過剰な眠気を治療する薬で、'天才の薬’と呼ばれるProvigilが、乳癌サバイバーの記憶や注意力を向上させることが、ASCO年次総会でロチェスター大学ウィルモットがんセンターから報告された。68人の女性に4週間投与、その後再度4週間は半数はプラセボを服用した。4週間後、Provigil群では、より速く、正確に言語や絵を記憶することができ、8週間後には、注意力不足が改善され、記 . . . 本文を読む
タモキシフェン-③
ホルモン感受性陽性乳癌患者における抗エストロゲン薬に不応性であるかどうかの新たなバイオマーカーが発見されたことが12月12日Journal of Clinical Investigation誌にシンシナチ大学から報告された。研究者らは、細胞増殖を制御するretinoblastoma (RB) 腫瘍抑制物質が阻害されたりブロックされた場合、癌はホルモン療法に抵抗性となり成長し続け . . . 本文を読む
タモキシフェン-②
Cancer Cell誌2006年12月11日号によると、乳癌の治療に用いられてきたタモキシフェンは、時間とともにその効力を失うが、disulfide benzamide(DIBA)という化合物を併用することによって、その全効力を永久に保持することができると報告された。タモキシフェン抵抗性になったマウスの腫瘍にDIBAを投与すると約50%腫瘍の増殖を抑えた。一部のがん細胞は血中 . . . 本文を読む
今回、Mayo Clinicで行われた乳癌SPOREで、本治療薬を服用している女性のうち最大10%においては、タモキシフェンの代謝に関する遺伝的相違により、目的の効果が得られない可能性があることを示した。さらに、薬剤相互作用によって、かなりの割合で治療が不成功に終わるリスクの高い女性がいる可能性がある。
遺伝子多型、および一般的に投与される多くの治療薬(セロトニン再摂取阻害剤など)は、ともにチトク . . . 本文を読む
乳癌の化学療法にエピルビシンを加えることで、初期乳癌の生存率を上げることが、2400人の患者を対象とした2つのイギリスの試験で報告されたとThe New England Journal of Medicine誌に発表された。しかし、エピルビシンは脱毛、吐き気、嘔吐などのQOLに影響する副作用も生じさせるため、患者はリスクとベネフィットについて主治医とよく話し合うべきである。
1400人の患者のほと . . . 本文を読む
Cancer10月9日号によると、有酸素運動は放射線治療を受けている乳がん患者の赤血球値を維持することがわかった。放射線治療を受けている乳がん患者は、通常、赤血球減少がみられ、治療後数ヶ月程度続く。化学療法後のリハビリテーション期間の赤血球値改善における有酸素運動の効果はこれまで限られたエビデンスがあったが、放射線関連では初めての研究である。
7週間の放射線治療期間に、座り姿勢の多い35歳~65歳 . . . 本文を読む
乳癌が乳管に広がっているかどうかを特定するためにはMDCT(マルチスライスCT)よりもMRIが優れており、乳房温存術を選択する前に患者はMRIを受けるべきであると、東北大学から発表された。
切除マージンに腫瘍細胞が陽性であった場合、それは切除不足を意味し、生存率も低くなる。したがって、切除前の正確な乳管内成分(intraductal component)の診断は、外科医にとって癌のみられない切除マ . . . 本文を読む
ハーセプチンの臨床上での心毒性が、臨床試験で見られた数をはるかに上回る28%に及ぶことがJournal of Clinical Oncology8月14日号に掲載された。ただしこの副作用は治療可能であると見られる。ハーセプチンは1998年にHER2陽性進行乳癌に承認されたが、他の臨床試験で10%~26%に心毒性が報告されたことにより、FDAは2003年に、体に血液を十分送り出せなくなるうっ血性心不 . . . 本文を読む
ほとんどの乳癌および再発乳癌のハイリスク女性において予防薬タモキシフェンは延命に役立たない、という新しい結果が発表された。ハイリスク群の中でもリスクが低い層の女性では、タモキシフェンは血栓や子宮癌リスクといった副作用のほうがベネフィットを上回るという。タモキシフェンは、当初FDAに5年以内の乳癌発症リスクが1.67%(ハイリスクとみなされる)以上の女性での予防薬として認可されたが、今回カリフォルニ . . . 本文を読む