cafe blog-伊豆-

不定期で更新中♪

時代を作ってきたものが去っていく時に…

2007-03-30 | 
今日も暑いくらいになりました。
伊豆のソメイヨシノも3分咲きまできてます。



先日発表されたのですが、1936年に創刊されたアメリカの写真雑誌「ライフ」が廃刊になるらしい…。

あえて雑誌を画像で載せないのは、皆さんきっと想像できるから…。

「LIFE」という赤と白の目立つロゴ。
表紙にはかならずその時・その時代の人物などが印象的に使われていましたねぇ。


あのロバート・キャパが創設した写真家集団“マグナム”による写真の数々は多くの人々の心に訴えるものがありました。
今でも当時の写真が使われる事もしばしば。

大スターのポートレイト写真も有名でした。
そして「LIFE」に載ることがスターの証でした。

あのアーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」もここで発表されたんですよね。


私の大好きなヒッチコック監督の「裏窓」で主役を演じていたジュームズ・スチュワートの職業は「LIFE」誌のカメラマンという設定でした!


今は本も雑誌も発行部数が伸びなくて苦労しているところも多いと聞きます。
広告収入が得られなくなり廃刊となるにはとても惜しい雑誌です。

ネットでつづくそうですが、やはり紙に印刷されたものが残るというのは私にとっては大切なことなんですけどねぇ。

「切り抜いてスクラップしておこう!」

なんて言葉が通用しなくなってしまうのかなぁ。



日本の雑誌で印象深いのはあの筑紫哲也さんも編集長だった「朝日ジャーナル」。
仕事でも携わっていただけにとても残念な雑誌でした。

そして「明星」「平凡」ですよね!
これが分かる人はもう随分いい年になっちゃってるかも。


時代はどんどん変化する。
最近特に感じることです。