みずけん戦記

せめてもう少しだけ、走らせてくれ。

みずけん式サイクルモード宣言!?vol.1「アンカーモード」

2009-12-20 23:47:52 | 自転車
 12月12日。

 年の瀬迫る中、なぜかこの日は一日暖かく、まるで自転車乗りの熱気を反映しているかのような?日和ではあった。

 サイクルモード、それ即ち自転車および自転車関連よろず展示・試乗会である。

 その規模は年々大きくなっており、遂には会場である幕張メッセ直通のバスが横浜から出るということになった。(大阪の時は名古屋からのバスツアーもあったらしい)

 なもんで、俺はそのバスに乗ってイザ幕張と洒落込んだ訳だが、これがバッチリディズニー渋滞に巻き込まれ、その上とある催し物を必死こいて我慢するという予想だにしない?荒行を強いられた末、8時に出たバスが幕張に着いたのは実に10時。


 うっ…

 バスが会場入り口ドまん前に停まってくれたのはいいが、この日の開場は10時
 既に入場は始まり、入り口にはながーい行列が…


 ううっ…

 前の夜に試乗に関する誓約書を書いてきたので、現地でそれを書く時間は節約できたが、こうなっては流石にその時間も焼け石に水。


 例年、サイクルモードは高級な自転車を試乗できる数少ない機会であり、即ちそういう高級車はあっちゅう間に試乗希望者が列をなし、しまいには試乗受付終了となってしまう。

 だからこそ俺は朝早めに行って、ものは試しで高級車に乗ってみんべえと目論んでいたのだが…

 そんな目論みオワタ?\(^o^)/と思いつつ、既に来場者の数がこないだのモーターショーを越える勢いで増える会場内を散策。


 実は、今回広さが倍になったサイクルモードの会場。暫く各社ブースの位置等中の様子を見ていたが、その中にブリヂストンのスポーツバイクブランド・アンカーのブースを発見。

 ブリジストンは、言わずと知れた日本の自転車メーカーの第一人者の一つ。今回は、元々一発目は日本のメーカーにしようと思っていたので、既に多少行列は出来ていたがエイヤで行列に飛び込んでみた。

 もちろん、お目当ては最上級車だ。


 今年の新モデルの中でも、RMZという銘柄が、もうそれはそれはブリヂストンのぎじゅちゅ力を惜しみなく投入した最上級モデルなんである。
 ちなみに、RMZとは実際にはフレーム単体(要するにタイヤ、変速機がついてない)を完全オーダー受注生産し、パーツを組合せ完成車とするという形を取るらしい。もうその辺からして並の自転車とは違う。
 その中で、俺は白とオレンジをあしらったオサレなフレームのモデルに試乗。

 スタッフの方から車を預かり、まずその軽さに驚き。
 もちろん、今までこの手の高級車には何度か乗った事があるが、そんな俺でもこの軽さは衝撃であった。
 何でも、タイヤ等をつけた完成車の参考重量が6.9kgだっつんだから…

 そして、乗ってみるとこれがまた軽やか。改めて、つくづくこういう高級車は普通のロードバイクとはもはや違う乗り物だなあとさえ思いたい位だ。

 まあ、今回試乗させて頂いたモデルは、RMZのフレームに最高級のパーツをこれでもかっつう位搭載した、恐らく安い軽自動車以上のお値段なので、そこまで気合を入れると自転車も我々の想像の枠を超えてしまうという事なんである。

 という感じで、あっちゅう間に試乗一台目は終了し、夢心地でRMZを返却するとアンカーブースでは、朝生つぐみさんがRMZやアンカーバイクのプレゼン(という言い方でいいのかな?)をやっていた。

 つぐみさんは、ここ何年かアンカーブースのステージでおなじみで、他にも俺が去年参加したツール・ド・ちば等自転車レースのMCも務められる、自転車界の要人というべき女性。

 折角のRMZのお話なのでステージを見ていたかったのだが(決してつぐみさん目当てではないぞー)、俺を待っているスーパーバイク達がまだ会場内に沢山いる(多分気のせいだろうが)ため、已む無く俺はアンカーブースを旅立つことにした。

 アンカーつうかつぐみさんの話は後でまた書こうと思うけどね。