犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

笑えない

2007-10-07 | 風景・植物
(第127話)
テンプレート完成でウキウキしていたのに笑えない事件があった。
春に庭の草むしりを頼んだら植えておいたハナニラの群生を全部引き抜かれてショックをうけた。あれから4~5ヶ月が過ぎたが未だ足が完治しない為に、今度は裏手の草むしりを頼んだ。
前回の事もあるので時々ソッと覗くと「監視する気か?」と強気の誰かさん。
こちらも控えめに「ここはやらないでね」と頼めば「俺に命令するのか?」と更に強気。
終わってから被害がないかとチラリ覗いてみたら、ラベンダーが茎だけになっている以外は大丈夫そう。ラベンダーなら芽がでるので安心した。
ところが数日して安心が怒りに変ったのであった。

2m以上もあるアボガドの木が通路側の枝だけ全部無くなっているだけでなく、頂上がポッキリ切り取られている。実生から育てて十数年も経っている可愛い木だ。
そのうち温暖化の影響で実がならないとも限らない事を密かに期待していたのだった。その隣の椿も実生から育て、ようやく垣根に頭が出てきたというのにやはり頂上が切り取られている。
下ばかり見てチェックしていたが、アチコチの木の頂上がない・・・。
くやしくて、くやしくて、出勤中の夫の会社に電話したいところだがグッと我慢。
帰宅後についに爆発した。「いいかげんにしてよ。草むしりを頼んだのよ。あんな高い所も草むしりって言うの?」と憤慨している私を見て
「あっはっはは、先に言えばよかったのに。そりゃ、悪かったね~」ですって。
謝って貰ったところで切り落とした枝が出てくるわけじゃあるまいし・・。

気持ちを静めるまでに何日もかかってしまった。
友人に話すと一様に「ワッハッハッハ面白いご主人ね」・・と。
笑えるどころか腹が立って、ちっとも面白くない。
私が元気なら頼んだりなんかしていないのに・・猫の方がずっと益しだ。

幸いアボガドも少し芽が出てきたし、ハナニラも残っていたらしい根からチラチラと新芽が出始めている。少し気分が晴れてきた。
      
①新芽の出たアボガド②ヒバの下の空坊主のラベンダー③ハナニラが残っていた