新年

(第85話）　　　　あけましておめでとうございます
　　　　　　　　　今年もよろしくお願いいたします

　ハーイみなさん、“うちでの小槌”から
幸せがこぼれますよ～！拾ってくださ～い！　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

幸せは三食昼寝の元で咲き　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

年の瀬に

（第84話）
年末の忙しさの中で
　　だ～れ、こんな事したのは～・・
　　　　挿し木が根付いたばかりのドラセナを・・。
　　　　　　犯人は直ぐ判るんだからね～！！
　　　　　（画像にマウスを載せると犯人が出てきます）　　　

　　　　　　<>

やったのは僕（サム）だけれど・・だって～暇だから・・

　　　　　　　　　　　　　　　　
サムちゃん、悪戯はこんな風に隠れてやるのが猫の手さ！
ママが植木は助けたみたいだから大丈夫だよ。
　　（画像にマウスを載せてみて～　ホラね！）

<>


“迷惑な猫の手なんか、ママは借りたく無いのでありま～す”

いたずら三兄弟

　　　　　　　　　　　　　　　
（第83話）
我が家の猫達は“三食昼寝に悪戯のオマケ付き”という優遇である。
休日に夕方から外出する事になった私は、犬の散歩と夕食を旦那に頼んで出て行った。やや帰宅が遅くなって9時半に戻った時には彼らは玄関にニャアニャアと出迎えていた。
「ごめんごめん、今、お夜食にするからね～」と着替えもそこそこに直ぐ準備をした。まるで時計が読めるのかと勘違いするほど、毎晩9時ピタリに全員が台所にきているのに、この日はサムだけが来ていない。
もしや・・の予感がして慌てて2階の私の部屋に行ってみた。予想が的中して絨毯の敷き込んである部屋のドアの真下がボロボロに千切られている。閉じ込められた部屋で必死に頑張った様子が明白だった。可哀想に泣き寝入りしたかのような格好で毛布の中に潜り込んで寝ていた。ドアを閉めた犯人は隣室でゴーゴーとイビキを立てながら既に熟睡している。あの状態ではサムの泣き声もガリガリほじる音も聞こえる筈が無い。
「サムちゃんごめんね～」と抱きしめて、機嫌をとりながら夜食を与えた。
この部屋は夏ごろまでは猫を入れない“開かずの間”にしていたので、猫対策がしてはない。絨毯のボリボリは仕方が無いとして、翌朝、被害が無いか調べてギョッとした！！　エアコンより柔らかな温かさを求めて少し前に買ったばかりのデロンギのオイルヒーターのコードが広範囲にガリガリに齧ってあった。
他の部屋のコードには全部スパイラルテープ（らせん状のコードカバー）が巻いてあるが、この部屋は無防備にしてあったのだ。サムは部屋から出られないストレスから八つ当たりをしていたらしい。被害者は私なのかサムなのか？？
当分懲りてこの部屋には入らないだろうと思いきや、翌日もまた入り込んでいる。１匹づつ寝られる籠が買ってあるのに、時折2匹で入っているが、なにも3匹で入らなくたっていいでしょうに。猫の気まぐれに振り回されているのはどうやら私の方らしい気がする。