犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

やつあたり猫

2007-02-25 | 犬猫奮戦記
(第93話)
最近私の通院や雨の日が多く、猫達は庭に出して貰えなくて不満気味らしい。
とりわけナッチャンの反抗はいつも目立っている。
数日前に玄関の「熊の置物」が下駄箱の上からコンクリートに叩きつけたられていた。これは25年前に北海道で買ったエンジュの木彫りだが、年経る毎に飴色に変化して木目が美しくてお気に入りの品なのに・・。
そして又昨日は「私のカツラ」(自分の頭は見えない為、インターホンがなると忘れて出て行くので玄関に置く事にした)が台座ごと又コンクリートに投げ捨てられていた。
怒るより可笑しくてプーと噴出してしまったが、わざわざ私の衣類にオシッコをかけに来たりもするので「コラ~、ナッチャン、ダメ!」と追いかけて叱った。
自分が悪いと知って逃げ回り、最後に籠に逃げ込んだが片目で私の顔色を伺っている姿が可笑しくなる。
(写真はクリックすると大きくなります)
   

今度は夕方ロビンにご飯を与えようと思ったら、肉だけ全部無くなってる。
肉好きはナッチャンかサムに決まっているが、鶏肉が好きなのはサムなので犯人はサム。ミーちゃん以外は流し台に取りに来なかったのに。
犬でも猫でも人間でもストレスは発散させないと・・、今日は晴天なので寒いのに久しぶりにお庭で日向ぼっこをしている。
やれやれ、雨のち晴。

家族愛?

2007-02-24 | 犬猫奮戦記
(第92話)
半年前に頭を強打した事があったが、最近その辺りに痛みと腫れが出て心配で大学病院の脳外科に行った。打撲とは関係ないらしく、直ぐに皮膚科に廻されて一週間後に粉瘤(ふんりゅう)とかの摘出手術する事になった。広範囲に切開するというのでカツラを買い、手術に備えたが結果はたいした事もなく安堵。
とは言え、手術から帰った日はさすがに緊張し疲れたので昼寝をした。猫達は私の寝床の周りで一緒に寝ていたのだが、1~2時間して誰かが髪の毛をいじっている様子に驚いて目が覚めた。ナッチャンが血液の匂いのする髪の毛をなめていたのである。大袈裟に大きな絆創膏が貼り付けてある箇所を「こんなもの~」と、もぎとられなかった事にホッとしたが・・・あ~あ、危なかった!
夜、帰宅した主人にその話をしたら、「動物はなめて傷を治してやろうとしてるんだ。心配してくれたんだよ」と言う。
そうだったのか~「ナッチャンありがとうね!」と抱っこしたら、嬉しそうに口角を上げたまま、ちっとも降りようとしない・・重いんだよね~。

翌日から処置は小さな絆創膏に代り、次の日からは自分で消毒する事になった。
見えない箇所なので難しい。夜、主人が「俺がやってやるからこっちへ来い」と言ってガーゼを絆創膏で髪の毛に止めている。「取る時に痛くないようにやってよ」
と言ったのに、十文字どころか絆創膏は厳重に3本止めてあって、その足はまるで昆虫みたい。翌日主人が出勤した後自分でそれを剥がそうとして泣きべそになった。
合わせ鏡で覗きながら髪の毛に絡んで取れない絆創膏を引っ張れば毛根が痛い、手術間もない周辺だから頭が痛くなる。アチコチ絡まって取れないから、貴重な髪の毛まで鋏で切ったり時間はかかるし泣きたくなった。
悔しくなって出勤中の主人の携帯に文句を言った「どうしてこんな事してくれるのヨー!」・・・。文句を言ったら少し気分が晴れた。
うちの家族は親切なのか不親切なのかわかんな~い!

雪見のドライブ

2007-02-16 | お出かけ
(第91話)
雪を見たくて“日帰りのドライブ”で富士山に出発した。
朝6時に家を出て以来ずっと見え隠れしながら一緒だった富士山が少しずつ大きくなってきた。
快晴で暖かな日和は何よりであったのに、帽子もサングラスも忘れて来てしまった。何しろ朝は猫達を騙しながら出発するのが精一杯だったから・・と弁解。
残念ながらチェーンをつける用事は無く「例年にない暖冬に雪を見たいなんて言う方が無理だよ」と言われてしまった。そりゃあ~そうでした!

 (小さい写真にマウスを載せると撮影場所が出て写真が大きくなります)
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<中央高速河口湖付近><富士スバルライン入り口付近><四合目から、雪の無い南アルプスの眺望><林の中の僅かな雪景色(3.8合目位かな)><忍野八海から見た午後の富士山は雲が多い>
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メモリー不足に気付いた忍野八海で、画素を落としたら綺麗な水が台無しに・・。悔しがって帰宅したのに、カメラケースに予備のメモリーカードが入っていたなんて・・更に悔しい!! “用意周到な方”だと思っていたのは大間違いでした。


車のチェーン

2007-02-04 | 犬猫奮戦記
〈第90話)
温暖化の影響で最近雪が降らなくてなんだかつまらない。
雪化粧した和風庭園が大好きな私としては何処かに観に行きたくなってきた。
「そうだ、連休に雪のある所にドライブに連れて行ってよ!」
と言うことで、何処かに行くことが決まった。

日頃ドライブに出発してから「地図を忘れた」などと平気で言う旦那だが、今回は珍しく自主的に物置からチェーンを出してきて絡まったチェーンを整えている。
午前中,1時間程かけて何やらゴチャゴチャやっていて、午後からはジャッキで車のタイヤに装着している様子だった。
かなり時間が経っているのに「も~う、どうなってるんだヨー、タイヤにかかりゃしないよ!お前やってみろよ!」ですって。
いつだって、最後には私の出番。普通の家庭と反対じゃないの~?

覗いてみて変な気がした。「ねえ、このチェーンは、この前の車のじゃなかった?“これを捨てなくては”と思った記憶があるもん。」
やっぱり物置には別のチェーンがあった。タイヤのサイズがそちらと一致しているらしい。
車を取り替える度にチェーンも新しく買い直さなければならないし、買っても一度か二度しか使わない事が多いので、さっさと捨てないとどれだったか忘れてしまう。なんだか勿体無い話だ。だからと言って共通サイズなどあったら命を守る車にはなれないであろうし。

さーて、雪のある所に行けるでしょうかね~。
自宅からチェーンを着けて出発する訳には行かないので、雪道になってからの装着中に、チェーンの無い車にスリップされて殺されないように気をつける事にしますね。
旦那を捨てても私だけは助かるように逃げる事にしますね!