犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

ナッチャン人形の完成

2016-06-16 | 犬猫奮戦記

(第265話)
ご無沙汰致しました。色々と事件が大有りで、ゆとりの無い生活が続いていました。
大分遅れましたが、本命のナッチャンがようやく完成したので披露します。
実物よりやや小さめですが、ナッチャンがそこに居る様な錯覚に時折ドキッとしています。
  

2月下旬、長時間椅子に座っていた後に重い荷物(私にとって)を抱えて歩いた日の夕方に、突然腰に激痛が走って立てない歩けない状況に陥りました。
原因は脊柱管狭窄とヘルニアが神経に触れているからであろうと思い、数日間の安静を保ちながら、上田泰之先生(五十肩の時にも信頼できるアドバイスを頂いて治ったので)の腰痛革命のDVDを直ぐに取り寄せて対処法を考えることにしました。
以来、指示に合わせながら自宅でのリハビリが3ヶ月続き、今ようやく日常生活が普通にできる様になりました。痛みのない日々に感謝、感謝です。

腰痛の真っ只中である3月下旬には実家の婿養子が亡くなって大事件が発生しました。20年前、若くして他界した私の妹の後に婿養子が再婚した相手は、どう考えても結婚詐欺。元々実家とは無縁の二人ですから、家でも土地でも会社でも好き勝手に切り崩して一億円を超える持ち出し金やら負債やら・・驚くべき状況下で妹の子供達が苦労していたのでした。とても素人が太刀打ちできる相手では無い事を悟った私は即弁護士さんを依頼したのです。
老い先短く静かに暮らしたいと思っていた私には仰天の日々ですが、生きている間に私にできる事はしてあげたいと立ち上がったものの、双方の弁護士が立ち往生するほどの図太い女性。舛添さんより無神経なのですから・・この2ヶ月半は現実とは思われない日々に翻弄されていました。このまま当分は穏やかな日々は望めそうにありませんが、その分だけ、何もない幸せがどれほど大きいものであるか実感しています。

2匹の猫達も5月1日には満20歳(人間の100歳)を迎え、いよいよ21年目がスタートしました。食欲が落ち、食べ物の選り好みが激しく、フード選びが大変でになってきました。それでも、良く頑張ってくれている事に感謝です。

心労で胃が痛くなったり、大きな波に潰されそうになりながらも、小さな幸せに喜びを見つけながら前を向いて歩く事を姪や甥に諭しながら頑張って過ごしています。人生は思うようにならない事も多いですが、誠実に生きた事へのご褒美もあるのだと私は感じています。血縁でも親戚でもない拾った犬や猫達が、どれほど私に沢山の信頼と喜びを与えてくれた事でしょう。
財産などは有ると争いの原因になり、なんとか暮らせる程度が丁度良く、”足るを知る”心がなければどこまでも欲張りになる・・・。そんな事を考えさせられた3ヶ月でした。