犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

神様ありがとう

2005-08-28 | 笑える話
(第31話)前回30話を読んだ友人に「ご主人酷いよね~」と言われた。「うん、あの後私の食べ物も買って帰って来たけどね~」と答えたら「それも言わなきゃ~」といわれた。そうでした、悲しみのあまりに彼が後から反省したらしい事を言い忘れました。両方言わないとフェアじゃないですね。
ところで昨夜も旦那は日課となっているビール6缶の他に今朝用のゴルフ前おにぎりとアミノサプりを買ってきた。日頃はビールと一緒に私のジュースなども買ってくる事が多いのだが昨夜は何もなし。無いとなると余計に欲しい。お風呂上りに「そのアミノサプリとかいうの少し頂戴よ」「ヤダネ」「一口でいいから~」・・ケチンボメ!・・ついに貰えなかった。さて、今朝ゴルフに出発した後、下駄箱の上にアミノサプリを忘れて行ったではないか。ヤッホー!神様はちゃんと見ているんだ。朝からアミノサプリをゲットしてご機嫌の私。結構美味しいではないか。よし、これで今日は一日元気!神様ありがとう!

女は恐いんだぞ~

2005-08-25 | 笑える話
(第30話)今年は自治会の役員である為に、連日夏祭りの準備、祭礼、後片付けとグッタリ疲れきって朝起き上がれそうになくなった。だか、犬猫と出勤前の夫の為に無理を押して台所に立った私に対して夫は語気を荒げて「いいよ、自分でやるから」とプリプリと不快を顕にしている。一家の代表として疲れてきた私としては頭にくる。そういえば15年ほど前にギックリ腰で寝込んでいた私が「ご飯は作れそうに無い」と言った時、やはり不快そうに「外で食べてくるから」と車で出かけようとした。「私のご飯はどうなるの?」と尋ねたら「病人のくせに腹だけはすくのか~」・・と捨て台詞を吐いて出て行った。情けなくて涙がでた・・弱い立場にある時こそ小さな心遣いが欲しいのに、相手の弱みを押さえ込むなんて最低な男。悔しくてアチコチの友人に電話で愚痴をこぼして少しスッキリしたものの、友人のご主人にも似た人が何人かいた。さて、殿方よ、身に覚えのある方は安心する事なかれ。女の恨みは恐いもので、忘れた頃にチャント仕返しが待っていますぞよ。ウッヒッヒ・・・覚悟しろ!

疲れたヨー

2005-08-19 | 犬猫奮戦記
(第29話)夕方、猫達が寝込んだ後、夏祭りのお手伝いに出かけた。30分程して忘れ物に気付いて家に戻ったら、何処かでナッチャンがギャアギャア騒いでいる。彼は猫進入禁止の部屋から網戸をこじ開けてベランダに出たのだった。この部屋は先日ナッチャンの具合が悪い時に連れてきて添い寝をした部屋であるが、彼はこの部屋の網戸に猫用のフェンスが無い事に気付いてしまったのだ。先週も網戸をバリバリに破ってべランに出たので、新しい網戸を買って取り付けたばかりだった。ドアをこじ開けて又同じ網戸を頑張って壊したのだった。ココだけなら良いが、玄関の引き戸に特注してあるステンレスの金網戸に4.3kgのナッチャンが毎日よじ登ってはイモリ(ヤモリかな)の様にへばりついているのだから、網目がガチャガチャになってはじけ、これも取り替えたばかりで請求書が届いたところである。
なんでも壊しては大袈裟に騒ぎ立て、その後「疲れた~」とグーグー寝込むその姿は飼い主の誰かにそっくりだ! 全く~どっちが疲れたのよ~私もやってみたいな~・・。

自立への道

2005-08-15 | エピソード集
(第28話)夏休み中は何処に行っても子供達の姿が目立つ。親も子供の生活に合わせて大変な時期だ。我が家でもその昔、小6の娘と小2の息子が早朝のラジオ体操に通っていた。当然二人の起こし役は私。ところが最終日に事件が起きた。どういう訳か私の目覚まし時計が鳴らなくて、気付いた時には体操が終わっていたのであった。どうにも、こうにも取り返しがつかない。最終日のプレゼントを楽しみに通っていた二人の気持に水をさしてしまった。子供達はあまりのショックに一言もない・・・忘れえぬ光景である。結果論ではあるが信頼を裏切る方も裏切られる方も悲しいものである。翌日、二人に「これからは自分で起きるようにしなさい」と目覚まし時計を買い与えた。こうして我が家の子供達は、以来自分で起きる様になったのであった。反面教師である事も忘れて、つい最近まで良妻賢母と自負していたなんて、いい気なもんだ。かなり失敗が多い母らしい。だが、失敗の数だけ成長があると信じている。失敗や恥を恐れていては向上はない。失敗と恥はお得意であるし、更に笑いに変換できれば尚可である。なに?周囲はかなわない? でも、成長はずっと続きそうな気がする。

酔い止め薬

2005-08-10 | エピソード集
(第27話)お向かいの奥さんが海外旅行の準備をしながら「後は酔い止め薬を買えば準備Ok」と言うので、少し前に海外に出かける時に買ったまま使わなかった私の薬を差し上げる事にした。さて、旅行に出かけて一週間、帰国した彼女に「どうだった?楽しかった?」と尋ねたら、「うん、楽しかったけれど・・一日目の観光で大変だったのよ」と。「どうして?」「あのね、観光バスに乗る前に頂いた酔い止め薬をのんだのよ。それからなんだか眠くなってきたので頑張って目を開こうとしているのにどうしても開けていられないの。ガイドさんの説明も必死で聴こうとしているのに頭もボーとしてきて全然ダメ。バスから降りての観光なんて歩くのもフラフラ。とうとう一日中ボーとしたまま何を観光したのかわからなかったのよ。あの酔い止め薬には睡眠薬が入っていなかった?」と。思い出してみたら、私が薬局で買う時に「眠くならない物と、眠くなる薬がありますがどちらにしますか」と問われ「機内で寝てしまうから」と睡眠薬入りを買った筈でした。こうして私は仲良しの友人の旅行を滅茶苦茶にした上に、お話を聞きながらゲラゲラと笑い転げた悪い友人と化したのでした。本当にごめんなさい!

僕、元気になったよ~

2005-08-10 | 犬猫奮戦記
(第26話)僕、ナッチャンだよ。皆さん、心配させちゃってゴメンね。ママが無理やり薬を飲ませたせいか急に元気になって今日はご飯をモリモリ食べたよ。
そろそろお出かけしたいと思ってリビングのガラスをこじ開けようとしたら、「こら!ナッチャンだめよ!」とママの声がして中止。何しろ僕が元気じゃないと一緒に沈み込んでいるママなんだから、あの性格じゃブログも書けなくて、作家にも役者にもなれないナ~。いい歳をして中味は子供なんだから猫の僕の方が困っちゃう。あんなママだけど皆さん又よろしくね。

ナッチャンの悲劇

2005-08-08 | 犬猫奮戦記
(第25話)一週間前からナッチャンの元気がない。歩き方も静かだし、熱がある様子。一日中同じ場所で寝てばかりいて変だ。食欲も落ちている。猛暑のせいで動きたくないのかと思ったりしたが、何がなんだかわからない。頭を撫でようとするとヒーヒー泣くので寝床に連れてきて一晩一緒に寝て様子をみた。翌朝は顔がむくんでいる様にも感じられた。どうやら顔か頭が痛いらしいと見当をつけて朝一番に獣医さんに行った。先生は一見して「耳を噛まれていますね」と流石に診断がはやい。太い注射をされ、お薬も頂いたが薬を拒否。夜になっても食欲がでない。おまけに頭の皮がはがれて大量の膿が流れ出て痛々しい。シシャモやお刺身を買ってきたりしたが欲しくないと言う。代わりに元気な猫達が喜んでみんな食べてしまう。イタズラしても良いから元気になって欲しいと祈るばかりだ。薬を強引にスポイトで口の中に流し込んでみた。功を奏してか、今朝は5時半にナッチャンが起こしにきて缶詰を少したべてくれた。嬉しくて私の気分が明るくなったと思った矢先、油断したすきに彼はお出かけをしたらしい。傷だらけのくせに・・とんでもない!直ぐに探しに出たら近くにいて簡単に保護。こんなに酷い目にあったのにまだ懲りていないなんて、ナッチャンらしい。直ぐに誰でも信じて仲良しになってしまう彼は、敵より友人が多すぎて疑う事を知らないらしい。猫社会も人間社会も同じかもしれないな~。ようやく傷をなめて治している元気になりかけのナッチャンである。それにしても何時やられたのか・・朝、30分ほどいない日はあったけど・・。

巨大ネズミ

2005-08-03 | 笑える話
(第24話)旦那が夏休みをとって家にいる。ゴルフの練習から戻ったかと思ったら、準備しておいた夕食のお鍋に顔を突っ込んで、おたまじゃくしのまま食べている。なんという行儀の悪さ。後ろから What are you doing? と言ったら I can not speak English.ですって! 
この大きなネズミは夜中にも度々冷蔵庫を荒らすので、朝食の準備中に私が「アレ~?おかしいな~?確かに置いたのに・・・」と探し物をする事が実に多くて困り者である。私に断ってから食べたらいいのに・・・。最もお伺いを立てられたら「ダメよ」と言うに決まっているしね~。要するに幼児の心理と同じなのだ。その幼児に従わされている私の存在は如何に・・チョットみじめ。