犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

忙しく通り過ぎた日々

2010-12-31 | 犬猫奮戦記
(第234話)
慌しい毎日の中でブログを書くゆとりが作れませんでしたが、その後の様子をかいつまんでお届けしてみます。
 ☆8月にマップ が突然失語症になり、口をパクパクしても声がでないまま3日、4日、5日と過ぎた。思い返すと、家に来たノラちゃんと喧嘩をした翌日からの事である。悲しくて心配で獣医さんに相談に行った。「相手の猫は鼻水をたらしていなかった?」と聞かれて「目も涙でグシャグシャだった」と。
「多分ウィルス性の猫風邪に感染したわね」と、抗生物質とインターフェロンを貰って飲ませたら即解決。胸を撫で下ろした事件だった。

 ☆9月には、足が痛くて歩けない私の為に旧友が「歩かなくても行ける旅」を計画して下さり、二人で軽井沢に一泊。なるほど新幹線とホテルのシャトルバスに乗って、たっぷりお喋りを楽しんだ事で抜群のリフレッシュ。なんと久しぶりの開放感!
 予てから迷っていたwindows 7を買った。忙しくて中々腰を据えてパソコンの前にいられないまま3ヶ月が過ぎた。未だに進歩がなく、急場で頼りになるのはXP様。

 ☆10月早々に主人がゴルフ場で倒れたとかで長野県に入院。ゴルフに行く寸前に炎天下をウォーキングして3日目に気分が悪いと寝込んだのにゴルフに行くなんて・・熱中症でしょうに。
春にも吐血したとか大騒ぎをして検査入院。大酒を飲んだ直後に「ウコン」を沢山飲んで寝たので黄色いウコンを吐いたのに・・。
 主人の入院騒ぎのお蔭で、10月には神戸に「矯正シューズ」を作って貰いに行く予定で、交通、宿泊、観光など色々調べてあった私だが仕方なく神戸往復は日帰りの旅となった。クタクタで痛い足が更に痛くなった。
靴の作者は「現代の名工」と呼ばれている世界的アスリート達(イチロー、高橋尚子など)の靴づくりの専門家、三村仁司氏。私の足を心配して親しい歯科医が紹介して下さったもののパソコンで相手を調べて超ビックリ!私が靴をお願いできそうな相手ではなかったのに・・ラッキーな事に作って頂いた。

 ☆11月に入り3日、7日、10日とゴルフバッグが自宅に戻る時間が無いほどに宅急便でゴルフ場をハシゴさせている主人は、たっぷり遊んだ後はチャッカリと「長野から帰って東京での再検査と手術だから」とかで9日間も入院。
不摂生をしては大袈裟に検査入院(いつも都内)し、本人は生き生きと毎週のゴルフとウォーキングに出かけるのに、足は痛いし疲れている私が遠方の病院にお見舞い行くだけで負担・・「行けそうに無い」と言ったらプリプリと八つ当たりばかり。
仕方なく、どんな手術かと行ってみたら、胃の内視鏡の先のハサミで食道の静脈瘤をつまんだだけ。歩けない訳でもなく、お腹を切った訳でもなく・・。
今年の入退院は3回目なんだから程々にして貰いたい。
疲れきっている私の方が先にあの世に行きそうな予感。

 ともかく主人の入院中は猫達とリラックスして家で過した私達だったのに・・・。
主人が退院した翌日からナッチャンが急変。
夏の間もずっと元気で、病気である事を忘れそうな回復ぶりだったのに突然激しい嘔吐。腎臓の悪化かと横浜の病院に直行して血液検査。腎臓の数値は悪くないのでやや安心したのも束の間で全く食事を摂らなくなり、激しい下痢が始まった。それも粘液がらみの出血が1時間間隔で昼も夜もないままにトイレに通うナッチャン。食べてないのでガリガリにやせてヨロヨロ。
食べずに下痢が続くナッチャンに点滴を毎日2度しつつ、投薬の他には重湯や削り節、はんぺんをスポイトで流し込む事3週間。痩せて力なくうずくまる姿に「今度はダメかも・・」と込み上げる涙を拭いながら、汚れたナッチャンの身体をお湯で拭き、トイレに間に合わずに汚くなった周辺をお掃除するのに徹夜になる事も度々・・。
限りある命と解っていても冷静でいられないのが家族の姿・・・又私の胃が痛くなってきた。
横浜の獣医さんに電話やメールで指示を頂きながら、浦安の先生には注射や抗生剤の処置を依頼して「これ以上方法がない」と祈るだけの4週間目にようやく下痢が止まって少し食欲も出てきてばんざ~い!
なんとか新年を迎えられるところまで回復してきた。
ナッチャンの介護も含めて猫達も皆14歳8ヶ月という高齢な為に動物病院通いも増えている。
睡眠時間にもバラつきが出て、その分揃って食事をしなくなり益々私は忙しくなってきた。
忙しくてヘトヘトになりながら、いつの間にかこの子達の愛らしさに癒されている自分であったことにも気付いている。

神戸から戻って一ヶ月後、待ちに待った靴がきた。出来上がった靴を履いて更にビックリ。私の痛みをすべてカバーし矯正する物として予想以上の出来栄えだ。
世界のトップアスリートを育ててきた方の凄さに圧倒されている。

 そうそう、春から英会話のサークルに入った。猫が来てから海外旅行に行けなくなり、以来中座した形だった。数年前に一人でマレーシアに行く羽目になった時、英語力のなさに心細さを感じて、もう少し勉強したいと思っていたので決断へ。
予習復習は良いとして、毎週自分の周辺のニュースを英作して発表する宿題がある。嫌いだった語学を今頃やっているのだから四苦八苦。
折角覚えた事も直ぐ忘れる自分に呆れつつ少しだけ慣れてきた。

もうひとつのビッグニュースは我が家の目の前に息子一家が来春転居してくる事。
コレに関して夏から頻繁に来訪する客人の為に猫部屋になっているリビングを片付けるのが一苦労。やや疲れはしたものの、メデタシ、メデタシで1年を締めくくれそうだ。
去年生まれたチビ孫が「ナッチュ~」と呼びながらナッチャンを追いかけて頭を撫でるまでに成長している。一緒に遊べる様に、もう暫くナッチャンにも元気でいて欲しいと願っている。

明年も皆様にとって素晴らしい1年となります様にお祈りいたします。