犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

ナッチャン健在

2008-09-30 | 犬猫奮戦記

(第175話)
いつまでも子猫の印象が強い我が家の4匹の猫達も、13年目を迎えて結構高齢になってきている。
最近は昼寝の時間が長くなって悪戯は無くなった・・と言いたいところだが、相変わらず好奇心の強いナッチャンには要注意だ。
数日前、台所で“流し台の下の扉”を開けた数分の間にナッチャンが入って行くのが見えた。
「油断ができない」と思いつつ覗いたのに居ない。
手品じゃあるまいし・・・そんな馬鹿な・・と奥の方を覗いたら奥右手に10cmほどの隙間があった。
まさか・・と、右側の引き出しを思い切り引いたら奥の方にチョコンと座ってこちらを向いていた。
気付かなければ死んでしまうでしょうに・・。
洗濯籠にチャッカリと座っている事もあるし、洗濯層に入り込んで遊んでいる時もある。(2枚目の写真はマウスオン)
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他の猫は誰もしないのに、ナッチャンは新しいチャレンジばっかりしている。
オネショ予防の為の夜のロビンの散歩時にはナッチャンに気付かれない様に小さな声でロビンを誘うのだが、イザ出発しようとすると必ずナッチャンが隣に並んで「僕だって~行く~」と大騒ぎをする。
最近は夕方の散歩や朝の散歩まで行きたがるので「ダメ、ナッチャンは後でね!待ってってね!」と強い口調で拒否することが多い。
その場を去ってゆくナッチャンの後姿を憂いつつ確認して出発するものの、帰宅するとチャンと玄関で待っている・・・う~ん、約束は裏切れない・・と、甘い母。
忙しいのに・・猫だけ連れて又散歩。ナッチャンのせいで、近所では有名な姿となりつつあるらしく恥ずかしくなる。公園で知らないご主人に「家の猫もやってみたけれどダメでした」とも言われた。
           
言葉も約束も結構理解して信頼関係にあるナッチャンとの間柄で可笑しい事があった。
庭に出たがっていたマップを紐で繫いでいたら傍に座っていたナッチャンが一瞬の隙にヒョイと外に出てスタコラ出発し始めた。
「え~?え~?」と慌てた私は裸足で庭の敷石を踏みながら「ちょっと待って~!」との言葉が口を衝いて出た瞬間、ナッチャンは「な~に?」と言いたげにクルリと振り返って立ち止まった。
すかさず「御用!」と、捕まえてお出かけは失敗となったのであった。
お互いに信頼は裏切れないものらしい。

「Googleマップ」の「ストリートビュー」

2008-09-24 | パソコン

(第174話)
ディズニーシー周辺にリンクしたのですが、成功は半分だけ(画像が出ません)。
最終行の「大きな地図で見る」をクリックしてみて下さい。
「ストリートビュー」をクリックした状態にしてありますので、黄色の人影をクリックすると、
その位置から見た周囲の様子が見えます。ブルーの道路上の好きな位置をクリックする事で、
人影がそちらに移動して周囲の景色が見られます。
又、画面上を上下左右にドラッグする事で見たい方向からの撮影画面になります。
自宅や知人宅等の住所を検索すると青いストリートが出る地域なら画像も見られます。
左端のスケールを+に移動すると拡大画像、-に移動すると縮小です。
<iframe width="425" height="240" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps/sv?cbp=1,347.58806455503276,,0,-5.734646871322941&cbll=35.63462,139.884209&panoid=OmshYDeueL0nAQjdAUGHhg&v=1&hl=ja&gl=jp">大きな地図で見る

秋の一日

2008-09-21 | 犬猫奮戦記

(第175話)
9月も半ばを過ぎたらここそこに秋が感じられる。
紅葉の秋、読書の秋、食欲の秋とロマンチックで良い季節になってきた。
美味しい果物や菓子類に目も手も口も奪われ易いが、コレステロールが高めな私は敢えて好きでもない魚を選ぶようにしている。
3日続けて外出した後の昨日は疲れていたので手間をかけない秋刀魚の夕食にした。 
4匹も猫のいる家で秋刀魚を焼いたらどうなるかは、ご想像の通りでニャゴニャゴ実にうるさい。猫達は既に夕飯のドライフードと缶詰を食べた後だから空腹の筈はなのだが臭いでジッとしていられないらしい。ついでにロビンまで食べると言うので調子にのって私の分を全部与えてしまった。

日頃から下痢をし易いナッチャンとロビンである事を一瞬忘れてしまった。
毎日薬を飲ませているロビンは肉やチーズに挟みこんである薬を念入りに調べてはポィッとするので飲んではなかったらしく・・・夜中から朝にかけてアチコチ汚されてしまった。ナッチャンも大きなシートを・・・・。
今日の休日は朝寝坊をしたかったのに、私は早朝からゴシゴシお掃除と洗濯だ。
ゴルフに出かける寸前の誰かさんが「汚いな~!」とケチをつけた。
いつだって手伝いもしないで文句だけは言う。

体調の悪い者に追い討ちをかける様な態度は許し難い。
「汚いから綺麗にしてるんでしょう。貴方、ヨボヨボになっても絶対に漏らさないでね!」
お昼過ぎにポツリポツリの雨。洗濯物は半乾きだが結構大丈夫。
ヒヒヒ・・ゴルフ場も雨の筈。ふ~ん、いい気味だ!
弱い者イジメをしたからチャンと神様が雨を・・うっふふふふふ。
雨で辺りも静かだから犬も猫達も良く寝ている。私も寝ちゃおうっと。
ゴルフから中々帰って来ません様に。おやすみなさ~い。

価値観

2008-09-16 | 犬猫奮戦記
(第174話)
3連休の最後の昨日は急ぎの用事があって一人でデパートにでかけた。
連休の疲れもあって用事だけ済ませたら、わき見もせず地下街で洋菓子だけ買ってさっさと帰ってきた。
留守中にお向かいの奥さんから旅行土産が届いていると主人から聞いた。
お礼の電話をかけながら「明日、空いてたら来ない?」と声をかけたのはに気の合う彼女と久しぶりに一緒に洋菓子を食べようと思っての事だった。
神戸のケーニヒスクローネという洋菓子店のアップルパイと栗小豆のパイを買ったのだが生クリームのケーキとは違うので夜はテーブルの上に置いたまま寝る事にしたのだった。
そして今朝、テーブルの上のケーキを見て?????
透明フィルムの筒からケースが引き出されてキチント4切並んではいるものの何やら周囲にパイが散らばっている。
「お父さ~ん、夜中にケーキを食べた?」「俺は食べてないよー」
良く見たら、ケーキの表面のパイがボロボロに齧られている様子・・・。

食いしん坊のミーちゃんがいなくなってから夜中のドロボーへの警戒心が薄れて油断していたが、やっぱり美味しいバターの香りに猫だって勝てなかったのであろう。
あんなに上手にケーキ皿を引き出せた犯人はナッチャン以外にはいない。
それにしても、一緒に食べるつもりで招いたのに何も無いなんて格好が悪いし、まさか昨日頂いたお土産では・・・・。
雨も降っているし、俳句の会、古文書の会といつもお忙しい彼女だから来ないかもしれないとも思っていた矢先に電話が鳴った「もう少ししたら行ってもいい?」と。
仕方が無い、延々と昨日からの経緯を説明しながら齧られたケーキを目の前に置いて二人で笑い転げてしまった。
内心「あ~あ、4個全部私が食べたら又コレステロール値が上がってしまう」と気の進まない気分でいた私に彼女は「さあ、それじゃあ美味しそうだからいただきましょう!」と。
「ナッチャンが齧ったのにいいの?」「いいじゃない、可愛いナッチャンが齧ったんだから」と言う事で、二人は猫が齧った残りのパイケーキを楽しく頂いたのでした。

数年前までは彼女も大手生保の部長夫人。贈答品のさくらんぼや全国の名産品のお裾分けをいつも頂きながら今日の失態。しかし、こんな事では崩れないのが友情というもの。価値観が似ていると言う事は有り難い事ですね。
3時間も笑っていたら朝よりずっと元気になれてめでたしめでたし。

外面(そとづら)犬

2008-09-07 | 犬猫奮戦記
(第173話)
今朝、珍しくマップが庭から出てしまった。直ぐに戻るだろうと思ったのに30分経っても戻らない。放っておいてお出かけ好きになられても困る。
猫が出てしまった時には車で家の周りを一周すれば我が家の車のエンジン音を知っているので間もなく戻ってくる事が多い。
門から車を出したら、お隣の家の前に奥さんとお嬢さん、それに犬が散歩から戻ったらしく立っていた。
ちょっと驚いたのは犬が運転席の私に向かってさかんに尻尾をふっているらしい。
「犬は視力が弱いのに車の中の私が見えるのかな?」と思いつつ軽く会釈をしながら通り過ぎて直ぐに戻ったらマップは既に庭に帰ってきていた。
車を停めてお隣さんの所に走り寄ったが、犬は激しくジャンプして私の来るのを待っていて興奮が収まらない。
「ねえ、コタちゃん(雄の柴犬で名前は小太郎)は車の中まで見えるのかしら?」と聞くと「違うのよ、貴女の車のエンジンがかかると、いつも車が出てこないうちから尻尾をふって喜んでるの」「ええ~~?なんて可愛いの~~!」
体格の良い若い雄犬なので力があるから喜んで跳びつかれると倒されてしまいそうになる。
ロビンの散歩時に通り掛がって「コタちゃん、いい子ね」ぐらいしか言わない私なのに歓迎されると悪い気はしない。
うちの犬猫が自宅の車のエンジン音を知っているのは偉いと思っていたら、隣の車のエンジン音まで知っていたコタちゃんはもっと偉い気がする。

可笑しい事に「この犬は外面ばっかり良くて、家族には全然愛想が悪いのよ」との事。
そういえば、この夏の暑さで散歩を嫌がって犬小屋に潜り込んだまま、家族が散歩に誘っても出て来なかった時に、通り掛かりの私が「コタちゃん、お散歩いかないの?」と声をかけただけでスッと出てきて相変わらずジャンプした事があった。「ほらね、ああいう風に外面が良くて家族の言う事はきかないよ」と、奥さんの言。
「ねえねえ、自分の事を悪く言われているらしいって解かるから本人の前で言わない方がいいわよ」「ね~、コタちゃんはいい子だもんね」となにやら仲裁に入った。

犬や猫はたいして頭が良くないと思うのは大間違いで、勘は鋭いし相手が自分に対して抱いている感情などには敏感である。
うちの子達も飼い主が知らない間に知り合いがいっぱいいたり、誰が何処の家の人なのか知っているなど恐れ入ってしまう事がある。
ついでに相手の人柄も結構見抜いたりもするし、ゴマなど摺られてもちゃんと見抜く。
飼い主に言い付けたりしないだろうって?
いえいえ、口は利けなくても目が口ほどに物を言い、態度で「アイツは好かない要注意」とのメッセージが入るのです。当たらずといえども遠からず。
押入れの中でちゃんと来客の話し振りを聞いてるなんてスパイみたいですね。
という訳で、ペットのいる家を訪問される時には沢山の目が光っている事をお忘れなく・・・。