犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

そんなバカな・・・

2007-03-31 | 犬猫奮戦記
(第99話)
血流の悪い私は、いつも朝風呂に入ってから一日をスタートさせている。
夫が留守なので朝寝坊していたら、猫達は早く庭に出せと大騒ぎをしていた。
「チョット待ってね~」と慌ててお風呂に飛び込んで待たせておいたので、ナッチャンがドアの傍まで来て「オーイ、早くしてくれ~!」と騒いでいる。
カラスの行水だが急いで出てきて衣服を着ようと思ったらシャツがない。
・・だって脱いでから入ったのだから・・無い筈がない??
最近良く勘違いをするので冷静に考えてみた・・が、そんなバカな~・・前夜シャツを着ないで寝た筈もない??・・何やらキツネにつままれたみたいで・・頭が変になりそうだ。
モタモタしていたら寒いので仕方なく別のシャツを着た。
騒いでいる猫達を庭に繫いでからロビンの散歩に出かけようと玄関まできたら・・何やらボロ布のような物が落ちている。
えっ~~、なんで~~・・私のシャツがどうしてこんな所にあるの?
「ナッチャンメ、又やったな!」全く予想がつかない悪戯をするのだ。
最近は“おいはぎ”なんて流行ってないのに。

思えば、外に出たがっている猫を無理やり家の中で飼っているのだから可愛そうな事は解かっている。
時折、紐に繫いで散歩する事はあるが、道路に寝そべりながらブラブラ遊んでいられては延々と帰宅できずに途中で抱き抱えて戻る事が多い。通行人が振り返るので恥ずかしくなる。
昨夜は帰宅した主人がロビンの綱を引き、私はナッチャンの紐をひいて公園まで散歩してみた。スキップをするような軽い足取りで実に楽しそうなナッチャンを見た。そうか、ロビンと一緒なら上手くゆくのだ。
そうは言っても“柳の下にドジョウがいる”とは限らない。一人で二匹の苦戦振りが想像できる。猫と一緒に公園の車止めの下をくぐったり、つつじの植え込みの間に潜り込むなんて、いくら私でもできそうにない。
並みの主婦の何倍も忙しい気がするが、こんな事を考えていられるのは幸せで充実しているのかもしれない。
悪戯さん達よ、サンキュー!

(注)前回98話の動画掲載の方法は98話に追記致しました。必要があればご覧下さい。

初めての動画

2007-03-21 | 犬猫奮戦記
(第98話)
以前から「猫達の動きを動画で掲載できないかな~」と考えていた。
カメラやビデオでさえ充分に使いこなせていないので、半ば諦めながら時々アチコチを突付いては、いつも失敗の巻き。
ところが“念ずれば通ず”、ばんざ~い!出来た!出来た! 
カメラでもビデオでもなく、へへへへ~~~アレを使ったので~す。
モデルは動きの穏やかなアイちゃんを選んだ筈なのに、カメラマンの腕が悪すぎてボヤボヤ。動画撮影の基本が空っぽなので、順次勉強をして綺麗な画像を心がけま~す。テストだから我慢してね~。

(写真の下の四角をクリックすると動画がスタートします。拡大をクリックすると画像は大きくなり、右向き▲をクリックすると再スタート、ラッパマークの右(グリーンの四角)を右にドラッグすると声が大きくなります。)



[動画の掲載方法].......追記(3月31日)
この動画は携帯電話のメールから動画を添付してブログに送信したただけのものですが、その為には次の事をしておきます。
1.gooブログの「設定メニュー」の「ブログ設定」をクリックし、「投稿用 メー
  ルアドレス」を自分の携帯電話に登録しておきます。
2.次に「設定メニュー」の「ユーザー設定」をクリックし、「Eメールアドレス  (携帯)」の欄に自分の携帯電話の「メールアドレス」を入力しておきます。
3.1と2の登録ができた状態で携帯から動画添付のメールを「投稿用メール
アドレス」に送信します。
4.文章は、パソコン(記事一覧)から編集し直せます。
5.動画は240KByteまでがアップロード可能の様ですので、重くならないように
注意する必要がありそうです。
6.音声が出ない場合は自分のパソコンに対応できるプレーヤー(RealPlayer)
が入っていないかもしれません。

思い出し笑い

2007-03-17 | 笑える話
(第97話)
時折、道を歩きながらニヤニヤしている人を見ることがある。
「バ~カみたい!気持ち悪~い。頭が可笑しいのかな?」などと思ったりしていたが、数日前、御茶ノ水駅の混雑したホームで私自身“思い出し笑い”が止まらなくて、手で口を押さえながら困った。
原因は前夜テレビで見た若手のお笑い芸人が駅員だった時の話によるものであった。

彼は短い期間だったがJRの職員だったそうだ。
駅でアナウンスの係りをしていた時、「どうせ聞いている人などいないだろう」と、しばしばいい加減な事を言って楽しんでいたらしい。
聞けば「3番線~、電車が入りま~す。白線までさがって伏してお待ち下さ~い」と言ってみたら、何人かは頭を下げて並んでいたという。
又、ある時には暇だったので「右足、右足、左足、・・足は交互にだして歩きましょう」とアナウンスしちゃったと言うのである。

もし、こんなアナウンスを実際に私が聞いたらゲラゲラ始まりそうで可笑しくて可笑しくて止まらなくなってしまったのであった。

今日の事件

2007-03-08 | 犬猫奮戦記
(第96話)
今朝、主人がロビンの散歩に行くとか行かないとかブツブツ言っている隙にナッチャンが朝食もとらずに跳び出してしまった。どうせ直ぐに帰ってくると思っていたら、20分もしないでサッサと戻ってきたが・・・様子が変だ。
名札付きの首輪が無い。強い力で引っ張らない限り外れない首輪だ。
首から頭にかけてチラチラと血液がついているし、喧嘩して噛み付かれた時につく唾液の様な跡がアチコチにある。
本人はスタコラ台所に直行して人間用に開けたばかりのツナ缶を食べ出した・・と思ったらとんでもない!
上下の歯が噛み合わさらないらしく舌を左唇に大きく回しながら顔を酷くゆがめて困っている様子だ。抱き上げて見てゾッとした。
上顎と下顎がズレてしまっている。
「お父さ~ん!ナッチャンが大変なのよー!早く来て~!」
「なんだこれは・・どうしたんだ!猫の喧嘩でこんな酷い事になる筈が無い。人間にやられたのかな~?」
「人間ならヨダレなんか着けないでしょう」
ナッチャンは激しく手で顔を洗う仕草をしながら顔中ゆがめて口をこわばらせ続けて困っている。
9時になったら獣医さんに行こうと決めたが、身体の傷は治ってもズレた顎が元に戻せるのか不安で朝食どころではない。夫婦喧嘩などどうでもいい。
大手術になるのでは・・不安だらけになってきた。
“千の風”に乗って母猫ミーちゃんが近くにいるに違いない。「ミーちゃん、ナッチャンを助けて~」とお願いしてから獣医さんに向かった。

並の状況ではなさそうなので院長先生を名指しで診察室に入った。
日頃、的確な判断と解決策を見出して下さるこの先生には絶大なる信頼を置いているのだが、先生はジッとナッチャンの顔を見続けてから「う~~ん、いつもこんなにオーバーなリアクションをしますか?」と尋ねられた。「大袈裟な子ですけれど、今回は特に酷いんです」
先生にも状況がつかめないらしく、兎に角レントゲンを撮る事になった。
ナッチャンは逃げ腰になって私に抱き付いて顔を左右に振るったりしていた。その時、ナッチャンの口から小指の先ほどの小さな何かが診察室の床に飛んで落ちたらしく、看護婦さんに「何か落ちましたよ!」と言われたが何がなんだか解からない。
院長先生が来て「はは~ん、判りました。もう治ってるでしょう。」と言う。
ナッチャンは急に顔を歪めなくなって落ち着きだした。

話はこうだ
ナッチャンは体質的に膀胱結石になり易い猫。親しい歯医者さんから「結石の出来易い人〈猫も)は歯石も付き易いので口臭が出易い」と聞いていたが、ナッチャンも少し口臭があった。
獣医さんは先ほど飛んだ物体は「歯石の付いた歯」であり、歯槽膿漏になって歯茎がゆるんでいたところに猫の喧嘩で大きな衝撃を受けて口の中で抜けかけていた。それが引っ掛かって上下の歯が噛み合わさらなくなっていたという訳。

お蔭で今日のパソコンサークルには又遅刻したが、一件落着でホッとした。
あ~あ、疲れたけれど大事に至らなかった事に感謝しよう。
ミーちゃん!守ってくれてありがとう!
ナッチャン!君は事件が多すぎるヨ~!あまり心配させないでヨ~!

俺達もやろうぜ!

2007-03-07 | 犬猫奮戦記
(第95話)
今朝テレビで「紐の結び方」をやっていた。一緒にやってみようと思い、急いで荷造り紐を持ってきた。ところが、サム(右の猫)がサッとやって来て「僕もやる」と紐を引っ張り始めた。「コラ!止めて!」と引っ張り合いになったので「面白そう」とマップ(左の猫)が加わって三人で奪い合いだ。
「いい加減にしてよ~」の声も空しく・・・テレビは解からなくなるし、紐は取られるし・・。
あんた達、絡まったって知らないからね~。馬鹿猫メ!ふん、可愛くないね~。



    

            

いざ出番!

2007-03-04 | 笑える話
(第94話)
先週は頭部手術という事でパソコンサークルもヨーガ教室も欠席してしまった。
今週はいよいよ“カツラさん”と出席しなくてはならず、ちょっと勇気がいる。
街を歩く分には気にならなかったが身近で見られるとなると少し照れくさいが・・まあいいか!黙っていれば良いものを、ブログで発表してるんだから・・知る人ぞ知るのは当たり前。これだからお喋りは困る・・とは自分の事。

いざパソコンサークルに出発した。事情を知っている筈のおじ様には私の方から「全然判らないでしょう?」と言うから、相手の方が返事に困っているみたいだ。わざわざ「○○さん、ヘヤースタイル変えたの?」と声をかけて下さるおじ様には「良く出来ているでしょう?暖かくて帽子みたいで脱げなくなっちゃう」と返事。女性からは「良く似合って素敵よ。全然判らないわ」と先ず先ずの反応。
その翌日はヨーガ教室に行った。ここにはブログを見ている人は一人もいないのでリラックス。だが、仰向けのポーズになると、カツラがズレて脱げないか心配になってきた。ましてや逆立ちで頭頂部を床につけるポーズもある・・このポーズはさすがに辞めておいた。
なんとか無難にクリヤーして終了した途端に、先生がニコニコしながら「○○さん、髪型変えた?」と尋ねてきた。「ウフフ、あのね~・・・・」と説明。
親しい友人からも「セットにいったの?」・・「う~そー、どの変に着けてるの?」「凄くいいわよ。若返ったみたい!私も欲しいと思ってるのよ・・」と。
こんな訳で、結構楽しくカツラデビューとなった。
最近は「ウィッグ」と言う人が多いけれど、わざわざ日本語を英語にして、又辞書をひく人が出ないように私は日本人だからカツラで結構。
帽子は被ると髪型がペシャンコになるので、次の冬から帽子代わりに便利そうだ。
「災い転じて福となす」で、私らしい発想がお気にいり。
さあ、みんなでカツラを買いましょう!
みんなで渡れば怖くない!ウッフン!