犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

謹賀新年 

2022-01-01 | 風景・植物

第266話
新年あけましておめでとうございます


コロナ感染予防対策のワクチン接種や行動制限、そして多くの犠牲者の報道に世界中の人々が神経をピリピリさせられた日々・・。
この長期戦が一日でも早く平穏な日常に戻る事を願う新年となりました。

私もマスクと手洗いと自分だけでなく二匹の猫達を守らないと・・と、集中するあまりにブログの事はスッカリ忘れてしまいました。
健康で控えめに暮らせるだけの豊かさに感謝しつつ、今年も良い年になります様にと祈ります。

春爛漫とコロナウィルス

2021-05-05 | 風景・植物
第265話
新緑の季節を迎えて浮足立つところだが、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を無視できるほどに現実は甘くは無く、世界中がピリピリしている。
せめて、我が家の狭い庭と近隣公園で春爛漫を味わっている。




この季節に飛来する渡り鳥のマガモが驚くほど足元まで来てくれた




公園では、花々が咲き乱れて心地よい






我が家でも、満開だった梅の木が2~3㎝の梅の実を沢山つけている


静かに春を楽しんでいたある日、このガラス越しに大事件が勃発した
ガラス戸の庭側で日向ぼっこ中のチャロが突然激しく悲鳴をあげた!
雄の外猫が近づいて来ていたのだ!

室内にいた雄猫のアウンは助けようと思ったのか、私の背後からガラス戸に突進して「出させてくれ!」とばかりに私のお尻やら左太ももの辺りを爪を立ててかじりまくった。恐ろしい事に私のお尻辺りから足に向かってトレーパンの下を血液が流れ落ちるのを感じた。私は杖で外猫を追い払い、急いでチャロを室内に入れ、直ぐに傷の手当を始めた。アウンが見に来て驚いた様子。私も仰天する程の傷の多さ。猫の爪から破傷風になって何日も入院した近隣の友人を知っているので油断はできない。消毒して抗生剤を塗りまくり、抗生物質と炎症止めを飲んだが痛みも腫れもある。
こんな大きな怪我は初めてなのでスマホで何枚も傷の写真に撮った。ところが数分も経たない内に更に仰天した。Googleだったか「この写真は何ですか?説明してください」とメールが入った。今やカメラ撮影と違って全てがインターネットに繋がって報告されているらしい。”自分の足やお尻だから”と平気で撮影した事が可笑しいやら・・折角撮ったのに全部消すも勿体ない。全治10日の怪我であり、内出血して青あざになった箇所の方が回復が早い事も知った。あの時、臆病猫のアウンが雄猫と戦っていたとしたら、通院も治療も投薬も大変な事になった筈(人間の指示に従わない動物なので)。
怪我人が私で良かったと思う。

チャロちゃん大好き猫のアウンは、傍らに寄り添って幸せそう! 家の中が一番安全で良いでしょう! と思うのに・・外猫生活5年間のチャロは全く外出させて貰えないとストレスでアウンを猫パンチ! 
やられても、やられてもジッと耐えるアウンの優しさ・・草食系男子かな? 



春近し

2021-02-28 | 犬猫奮戦記

第264話
連日ウォーキングに出かける”ふれあいの森"は快晴で清々しい!

 
近づいてみると、河津桜も満開で綺麗!


我が家の庭も梅の花が満開(逆光で見難い)。小鳥が餌場にやって来る
雨降り用のビニール傘も大活躍


大きな鳥が餌場を独り占め! 今年はスズメや目白が我慢して可哀想・・


大きなパン切れが口に入れきれないで上向きで頑張っている欲張りさん


やたらにチョイチョイと外から手を出して突つくアウン


アンタ、何するのよ! 私のお尻を・・と叱られて


すいませ~ん! 最近、世の中全体に女性が強くて困っちゃう・・


あ~あ、つまんな~い! と、アウンのお得意ポーズ



2021年 迎春

2021-01-01 | 犬猫奮戦記

第263話
明けましておめでとうございます
       
昨年来、コロナウィルスの世界的な蔓延による自粛生活が延々と続いたまま、感染者・死亡者は増加の一途をたどるのみ。不安な新年を迎える状況となりました。医療関係者、被災者のご苦労が少しでも減ることを祈りながら、当たり前の生活の戻れる日が少しでも早く訪れる事を願うばかりです。
       
雄猫のアウンが我が家に来た頃から私のヨガマットが時折爪とぎに使われるらしくてポロポロと破片が落ちるのでした。仕方なく新しいマットを買って、新年から使う予定で元日の今日は使い始めとしてリビングに広げたのです。それなのに、一瞬席を立った隙に戻ってみたら・・・アウンが私より先にヨガポーズを・・。
「猫の身体は柔らかいんだから必要ないのよ・・」と言ったところでヘッチャラ顔。世の中の不安やストレス生活をよそに、いい気なもんです!
全く! やたらに笑わせてくれるので動物の癒しはヨガよりも身体に良いかも知れません。
遠くの方からチャロも羨ましそうに見ているのは「私もやりたいな~」と思っているのかいないのか?       <

暑い!暑い!昼寝に限る~

2020-08-29 | 犬猫奮戦記

第262話
㋀に、17年間使っていたパソコンのアドレスを変更したら後始末が大変!
旧友はともかく、日頃忘れていたプリンター会社・使用ソフト会社・銀行・証券会社・インターネット関係会社が沢山あった・・。
なんとか変更終了したつもりの頃、コロナ騒動のスタートと同時に夫の転勤で一人残された娘《都内勤務中)が「暫くはテレワークするので一緒に暮らさせて・・」と私の所に転がり込んできた。おまけに就職したばかりの孫(娘の長男)も「会社のマンションではテレワークでの音声が上手に繋がらないので工事が済むまで11日間同居したい」と言ってきた・・・。
一人暮らし(といっても猫二匹同居)を謳歌していた気分が一変して、大人3人分の食事を作る家政婦に変身した・・。慣れない大量の食事作りと慌ただしさに慣れるまでは泣きべそをかきながら~なんとか。
娘は「8月は札幌(夫の所)で1か月テレワークをしてくる」と、パソコン他かなりの荷物を移動させて出発した。私も4~7月までの慣れない疲れのリフレッシュにとマイペースでのんびりと過ごした。けれど暑い、暑い、外出中のマスクも暑い。

暑いので食べて寝てばかりでの・・・太鼓腹


時々は悪戯をして怒られるよ・・カーテンにぶら下がって破いただけなのに


猫だってエアコンと扇風機でリラックスするのが大好きさ


チャロが何処にもいなくて探した末・・やっと本箱の上から足2本を発見!


植木も暑かろうと朝晩の散水を欠かさない私に、ブドウ達も去年よりチョッピリ多めに答えてくれた



新年おめでとうございます

2020-01-08 | 犬猫奮戦記

第261話
    2020年 あけましておめでとうございます
          

ここ数年恒例となった9人家族の新年会を今年も無事に迎える事ができました。
近頃ビデオカメラなど殆ど使わないので、長時間撮影をしようと思うと大晦日の夜には取説を読み直さないと使えない私。元日に間に合わない年もあるのに今年は「上手くいった!」と、思ったのに・・、あ~あ・・ビデオカメラの前にアップルジュースの紙パックがデンと居座って画面の半分は殆どダメ。それどころか、ビデオ撮影が順調だと勘違いしてカメラ撮影をすっかり忘れ、気付いた時にはメンバーが三々五々。
今年も失敗と忘れ年になりそうな気配! まあ、元気なら良しとしましょう!



名古屋を訪ねて

2019-12-25 | お出かけ

第260話
長年、老猫の介護で遠出は不可能であったが、ようやく名古屋の友人宅を訪ねる事ができた。初めての名古屋訪問だが、さすがに大都会だ。

出発前に友人が送ってくれたガイドブックや地図や路線図から多少の位置関係は頭に入っていたが、実際に交通の利便性は抜群で、林立する高層ビルにも企業の応援が見られ、名古屋市の計画的な街づくりや人間味ある暖かさが所々に感じられて感激した。
日頃耳にするだけでも、名古屋ドーム、名古屋城、東山動物園、トヨタ自動車、徳川様と、見学場所は盛り沢山で短時間では廻りきれない。
友人が市内の名所を効率よく案内してくれたのに感激ばかりで大事な写真撮影を忘れていた。

11月19日東海道新幹線より撮影した雪の少ない富士山。〝田子の浦”辺りであろうか?


TOYOTA記念館 50年前の愛車バブリカを探したが一ヶ月前に展示から外したそうで残念!


名古屋城が見えてきた


現在 天守閣は閉館中 


徳川への来客には序列があって、最高位の客室はこちら
  

 

徳川園は晩秋の色
 



二匹の留守番猫達は、床暖房と照明と食餌をタイマーでセットされて快適に過ごせたらしく、トイレもしっかり使ってお利口さんでした。急ぎ足で帰宅した私も一安心。
老猫と違って、日頃は悪戯ばかりされながら活気を貰って助け合いかな?
僅か数ヶ月前に来たばかりの猫が、3年位前から居た様な顔をするので可笑しくなります。

僕も家族になりたいヨ~・・

2019-12-12 | 犬猫奮戦記
(第259話)
2~3ヶ月前から茶トラの猫が時折我が家に来るようになった。



お目当ては雌猫チャロの様で何度でも来る。餌など与えて居座ったら困るので知らん振りをしていたが・・。お腹がすいているのか、私が台所に立つと外からアウ~ン、アウ~ンと呼ぶ声がする。入浴中にも私の気配を知ってかアウ~ン、アウ~ンと泣いて呼んでいる。
他の雄猫にいじめられても我慢しているし、チャロが嫌がって脅しても我慢ばかり。
臆病らしいが私の顔をしっかり見詰めて話を聴く素直さが伝わってくる。
地域の愛護員さんに伺うと〝去勢前の2匹兄弟の内の1匹だが中々捕まえられない”との事が判った。
昨年、クロリンの捕獲時に、恐怖心から捕獲器の中で大暴れした猫のあの姿を再度見たくない・・。今回は、なんとか手懐けて穏やかに手術をしてあげたいと考え始めた。

チャロを引き取るに当たっても、15年先を意識した手間と費用と少々奪われる筈の自由を予測しての決断であった。そして今〝1匹でも2匹でも同じであろう”と思えてきた。
犬猫7匹を同時に飼う羽目となった過去を振り返ると〝何とかなる”と思えてきた。
長寿100歳の時代なのに、老人が自分の最期を逆算しながら何もせずに生きる事の方が変だ。老人が若者達に甘えるのではなく、豊かな経験を以て弱者を支える立場でありたいものだと思う。体力の衰えは理想通りにはゆかないとしても志は高くありたい。
頭も身体も使わなければ衰えるだけの日々を心豊かに過ごしたいから、己を甘やかさない!

よし! 地域猫ではなく私の家の子のしよう! 大変な決断をする事になった。
家族に迷惑を掛けない為には、何よりも自分の健康が大事である事を再認識。
手術も無事に済ませ、野良猫を廃業して幸せな猫人生を過ごせる様に「亜運(アウン)」と命名した。何やら偉大過ぎる名前で恥ずかしいが、最初から自分でアウ~ン アウ~ンと泣いていた訳だから、自分で名前を名乗っていた気配もある。


さて、いざ室内猫に迎えたとはいえ穏やかなスタートである筈はない。
強気で自分のエリアを守ろうとするチャロと小心者の侵入者との戦いは激しい。
チャロが逃げるアウンを追い詰めてパンチをしたり噛み付いたり・・静かに見守るどころではない。アウンがテーブルの上やテレビ台の上など高い所に逃げるのは〝臆病な証拠”と猫の本に書いてある。それでは悪戯はしないのかと言えば・・とんでもない、未だ1歳の若者(人間の18歳)と5歳(36歳)の猫達は元気に襖で爪とぎをするし走り回って大運動会。あ~あ~~・・ヨタヨタの晩年猫達と過ごしていた2年前とは大違いだ。

襖で爪とぎをしない様、アウンが高い所に逃げられる様にと考えて、天井まである〝猫タワー”を買った。すっかりお気に入りのアウンだが、取り付けに四苦八苦した私の苦労も甲斐があったのだ!


少しずつ接近し、家族になりつつある二匹だが、強気女と草食男子の性格は多分続きそうで、今の世相を反映しているかも。天国から「惚れた弱みで仕方がない」と、何処かで聞いた事のあるセリフが聞こえてくる様だ。めまぐるしくて大変だが家の中は活気だらけ!

南三陸海岸への旅

2019-11-09 | お出かけ
(第258話)
その昔、夫と東北をドライブした折に、深奥なる龍泉洞の神秘と雄雄しきリアス式海岸に魅了されて〝何時か又来たい”と思っていた。今回は念願かなって初秋の南三陸海岸ツワーに娘と参加。

龍泉洞は震災後に危険回避の策が廻らされ、歩行し易くも昔の自然が失われて少し幻滅。暗い洞内の撮影は難しかったので、自然の残る入口手前の清流を記念に・・。


日本一の海岸美と呼ばれる「北山崎断崖クルーズ」の観光船に乗ると、カモメの群れがずっと一緒に付いて来て餌をおねだり。運動神経の良い鳥は餌のキャッチも観光客の手からも上手に取るので暫しお互いに楽しんだ。(正確にはカモメは渡鳥なので、この季節にいるのはウミネコらしい)


昔は漁師さんのモーターボートで断崖のギリギリまで接近できたのに、今は定期観光船が陸から離れて運行。残念ながら夕方便に乗船した為に切り立った崖の辺りは逆光で撮影出来なかった。

二日目の早朝に「ホテル羅賀荘」の部屋から水平線の彼方にポツリと小さな光が見え始めた。光は数分間でドンドン大きくなる。慌てて娘を揺すり起こした。素晴らしい光景に二人で感激した!!
光の糸は海面にも映り・・・慌ててビデオに切り替えた。幸せが舞い降りそうな気分!













前日クルーズ船に乗って眺めた”北山崎”の景色を、今度は上から見下ろした恰好になる。
最も遠方に見える辺りが3枚目の写真に見える低い岩場である。










最終日の朝は小雨交じりの曇天。宿泊した「ホテル観洋」の「震災語り部バスツアー」に参加。
新聞やTV報道を遥かに超えた現実を知って涙・・復興は未だ未だ半ば。世界中、日本中の応援に感謝して答えようとする必死の努力と人々の協力に頭が下がる。頑張れ東北! また行きますね!


猫とガマガエルの仲

2019-09-11 | 犬猫奮戦記
(第257話)
猛暑の夏が続いてガマちゃんの姿が暫く見えなかったある朝、
庭石と草の繁みから久しぶりにガマちゃんがひょっこり顔を出した

「元気で良かった!」と思う私とは別に、猫のチャロが気づかない筈がない









「オイオイお前、また居たのか?」とばかりに、チャロはガマガエルの背中をチョイチョイと突ついた。
『チャロ、ダメよ! ガマちゃんはお友達なの! ガマちゃんもいい子なのよ~』と声をかける私

 

 










背中を突かれては緊張しない筈のないガマちゃん
前足をピンと伸ばして落ち着かない

ガマちゃんにお水を与えたが飲まない
チャロも仲間と思ってか黙ってみていた
















チャロがよそ見をした隙に・・スタコラ逃げ始めた。
ピョンピョンではなく、気づかれない様にソロソロと
見ていて微笑ましかった
チャロも必要以上に意地悪をする様子もなく一安心

珍客にギョギョ!

2019-07-25 | 風景・植物
(第256話)
今年の梅雨は長くて猫のチャロも庭に出たり入ったり暇そうにウロウロ。
リビングから庭を眺めていたら、突然チャロが手を振り上げて何かをつつき始めた。
まさか・・又トカゲを捕まえるのでは・・・と、立ち上がった私の眼に黒い大きな塊のような物がノソノソと岩陰に歩いて行くのが見えた。
エッ?あれは亀?毎日雨降りだからといっても我が家の庭は、すぐ前の道路から60cm位高くブロックが積んである。誰かが不要になった亀を捨てて行ったのだろうか・・・困った。
チャロが追い詰めたりしない様に「いいものあげる・・」と呼んで家に閉じ込めた。チャロは「いいもの欲しい?」と尋ねると、ニャーと返事をしてすぐ来るのだ。
亀を飼う予定はないし、どうしたら良いか・・どこかの池になど放したりして他の生物に危害をを与えても困る。暫くの間、庭の岩陰を覗く勇気がないまま落ち着かない気分で過ごした。

一週間ほど過ぎた朝、同じ場所で又チャロが何かを恐る恐るつついている様子。どうやら相手が逃げるらしく、チャロは植え込みの下を手探りしている。子雀でも逃げ込んだのなら助けなければ・・・と、慌てて飛び出した私は目を疑った!
チャロが見つめている先には私が手を広げた程の大きなガマガエルがいた。
カエルのピョンピョン跳ぶイメージとは異なって、移動するのにノシノシとゆっくり歩いていた。
そうだったのか・・先週の大きな黒い塊は、亀ではなくて蛙だったのだ。
亀は庭では飼えないが、蛙ならなんとかなるかもしれないと思ったら気持ちが楽になった。


実は丁度一年前の梅雨の季節、我が家の庭の片隅にある犬猫のお墓(火葬した骨を埋葬している)の傍に3cm程の蛙がいるのを発見。蛙は農薬などのない環境でしか住めないとの事から、庭に蛙のいる事を喜んだ。このお墓には花も水も切らせた事のない私なので、この水を飲んでいたかもしれない。ところが梅雨が明けた頃、ギラギラと太陽の照りつける季節に蛙の姿が見えなくなって心配した。動植物好きな私なので、暑い季節には朝夕の散水を忘れないので何処かにいるかも・・と思いつつ忘れかけてたのだった。
 

一年前に見た子蛙



まさか、たった一年で、この蛙が15~16cmの大きさに育ったりはしないでしょうね~・・。
ガマガエル、ヒキガエル、イボガエル・・と、パソコンで蛙の事を調べ始めた。毒のある蛙も居るとのことで、チャロの手も綺麗に拭かなければ・・。


40年前、「埋立地は土が悪いから」と、造園前に庭師さんが八日市場の畑の土を運んで下さり、蛙には住み易いのかも。土のお陰で蝉の幼虫が沢山居たらしく、毎年沢山の蝉が鳴いてくれる。少しでも自然に近い環境が保たれると嬉しくなる。イボガエルがグロテスクでないとはとても言えないけれど・・自然を守りつつ共存出来たら・・と思う。

令和元年

2019-06-20 | 風景・植物
(第255話)
令和元年のスタートに伴うTV報道に釘付けの連日が過ぎた。
穏やかな歳月を誰もが願いながら悲惨な事故が続いて息を呑む。
守るべき弱者が犠牲になる事が多く、心が沈みがちではあるが・・。
どんな状況にあっても頑張らねば・・と庭木達が諭してくれた気がする。

春には甘夏が、5月には梅が実り、例年より不作だったが友人達にお裾分。
嬉しい事に、10年程前に食べた”びわの種”を発芽させて今年初めて実がついた。
息子宅に渡してあった苗木も同時に実が付いて、双方小粒ながら美味しかった。


去年は全く実をつけなかった”ぶどう棚の巨峰”も今年は2房実っている。


驚いた事に40年前に頂いた観音竹に初めて花が咲いた。


紫陽花は色の変わる種類もあるが、我が家の紫陽花は何年も前からずっと写真左の薄紫色だった。梅の葉が繁る季節には日差しが遮られるので、挿し木をして今春玄関脇にも植えた。蕾が付いて喜び、花が咲いて驚いた。写真右で花の色はピンク。
ご存知の方も多いと思うが、紫陽花は酸性土壌では紫の花、アルカリ性土壌ではピンク色が咲くという事の証明が出来た。元々同じ樹木だったのだから間違いなし!


動物も植物も愛情を注いで育てると”ありがとう”と答えてくれる様で嬉しくなる。
逆に、多忙で心が逸れていると、植物の葉先が枯れるなど警鐘に反省させられる。
大事にし過ぎて、舐められたり振り回されたり・・夫や猫の”さじ加減”も難しい。
とは言え単細胞の男性より女性の悪知恵の方が上手だそうだから、警戒心を持って生きる現代人は大変だ!
令和時代が少しでも穏やかな日々でありますようにと祈らずにはいられない。

平成最後の春

2019-04-30 | 風景・植物

第254話)
体調を崩してグズグズしていたものの、次々と芽吹く庭の新緑や鮮やかな紅葉、一斉に咲き乱れる花々に元気をもらっている。厳しい冬を乗り越えて来た春の贈り物。


牡丹が咲き終わっても芍薬の蕾が沢山ある。アヤメが咲き始めたばかりだが紫陽花も小さな蕾が出始めた。
買い物のついでに岩ヒバを買ってしまったので庭石の影に植えた。
  

往復は車だが、ウォーキングに最適な「ふれあいの森」に行けば気の合うワンちゃん達に会える。
 
ヨークシャのホームズ君とコジマちゃんとは3~4年のお付き合いになる。特に大ファンだというホームズ君には毎回滅茶苦茶に顔を舐められる。
大型犬(バーニーズマウンテン)のアンリー君は優しくて再会する度にゴロンと寝転んでお腹を出してくれるのでアチコチ撫で回す私。飼い主とのお喋りが長びくと私の足の甲にドッカリとお尻をのせてくるのだが・・結構重い。動物も植物もみんな可愛いので帰宅する頃にはルンルの私。家に戻ればチャロが玄関先まで迎えにきているのだが、私の手や衣類の匂いを嗅ぎながら「ママ、誰と浮気していたの?」とチェックされるから又可笑しい!


  
数日前、チャロは雀を咥えて入ってきた! 驚きと共に殺してしまったのかと胸が痛くなった。しかし、テーブルの下から逃げた雀をチャロが追いかけ始めた。なんとか助けたい!
雀は本箱の上に逃げ、チャロも本箱に飛びのった。雀は壁との溝に落ちたらしい。チャロを別室に締め込んでから雀を探した。居た!部屋中の窓を開けてから雀を追った!運良く雀は元気に大空に飛んでいった・・・あ~あ、良かった!
チャロは、何時までも本箱の上からアチコチさがしていた。やれやれ・・

平成も今日で終わる。色々あったけれど、これからも元気に歩かなければ・・。
ありがとう 平成時代。


ドライブレコーダーから

2019-04-07 | 風景・植物


(第253話)
去年の6月、愛車にドライブレコーダーを搭載した。
万が一の事故に備えたつもりではあるが、もう一つには素敵な景色に出会った時にSDカードをパソコンに入れて再生、編集してみようと思ったからだった。
かつては満開の桜並木を走行中に車を止めてカメラで撮影する事が常だったが、今年はドライブレコーダーを使おうと考えていた。
いざ実行してみると・・今年は寒さで開花日は長いけれど、一気に咲かないので不揃いだった。後続車の邪魔にならない様にとスピードを落とさなかったので動画を静止画にカットする位置が思う様に掴めない。去年は桜のトンネルだった場所も今年はさほどに撓みもなく青空が見えている。まあ、第一回目の試作品なので、来年はもう少しゆっくり走ってみようかな?

昔、蓼科高原や熊の湯方面でのドライブ中に助手席で回し続けたビデオや、北欧旅行中にバスの最前列席で撮影し続けたビデオなど、全てをDVDに納めているが、たまに開くだけで当時の臨場感が蘇ってくる。今は亡き両親や妹、我が家の犬猫達全員がDVDに残してある。
なんとなく楽しくてやっていた事が今は私の貴重な財産であり、姿だけでなく声までが残っている事に和やかな日々が戻って来たりもする。
ただし、私の画像は殆どない・・私はいつもカメラマンだったから。

さてさて私の子孫達よ! 私があの世に逝ってから泣いても知らないからね!
親の有り難みは、いなくなってから気付かされるものなのよ!
私もそうだった様に・・・。






チャロの里親になる

2019-03-14 | 犬猫奮戦記

(第252話)      猫のチャロが我が家に出入りしてから一年が過ぎた。チャロには姉妹猫もいて現在4歳6ヶ月と判明。地域猫として見守って下さった二人の愛護員さんへの感謝と共に“里親宣言”をさせて貰った私。“この子の生涯を全うさせる為に、私はあと15年は元気に頑張るぞ”と決意!

去年、暖かい季節には何度もトカゲを咥えて部屋に入って来る姿を見て、キャアーと大声で驚いてしまった私だったが、その声にビックリして口からポロリと落としたトカゲが室内に逃げたから大変! 慌ててソファーの下や家具の隙間を探す私の真似をして、チャロもタオルケットやシーツをめくって一緒に探す姿がなんとも滑稽で笑わずにはいられなかった。外で捕まえた獲物を飼い主に見せに持参するのは猫の本能だから・・と知りつつも、一瞬心臓がドキドキする!

寒い季節には暖かい部屋でテレビを見る事が多くなった。動物、特に小鳥に興味があってに画面から消えるとテレビの裏側に回って探したりもする。セラピー犬の訓練や行動を見続けていた。あの犬は私より偉いなぁ~・・と、思っているのかどうか?


画面の左下の子猫が黒犬に脅されている気配を知ったらしいチャロは、サッとテレビの前にジャンプして恐る恐る子猫を救う為にか黒犬に向かう体制に出始めた・・・幸いに子猫は後ずさりをしながら犬から逃げることが出来、チャロも安心した模様。


粉雪が庭木に載って美しい。積もって欲しいと思いつつ豪雪地帯も気になるし・・。


“転勤が多いから”と、雛人形を残して嫁いだ娘に代わって飾り続けること50年。
“すみませんねぇ”って・・結構出し入れも大変なのよ。けれど、今年は二人の孫娘と一緒にケーキ、おしるこ、チョコレートの甘いひな祭りが出来てラッキー!