犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

おしゃべり機器

2006-01-30 | 笑える話
(第55話)毎日、犬や猫の要求に「分った、分った」と返事をする癖があるらしい私は、先日冷蔵庫のドアを開け放したままにしてピーピーと鳴ったら「ハ~イ、ハイ、わかりました」と、うっかり返事をしている自分に苦笑したのだった。
暮れに買ったばかりの圧力IH釜とかいうのも、大きな声で「○時に予約を致します」「“うまみ保温”を始めます」とか良くしゃべる。お蔭で外出先から電話をしてきた旦那が電気釜の声を聞いて「誰かいるの?」ですって!

ノラちゃんの知恵袋

2006-01-25 | 犬猫奮戦記
(第54話)一年以上も投薬が続いている母猫のミーちゃんは元ノラちゃんだ。性格もかなり強い猫だったが、今はすっかり穏やかになった。とは言うものの、昔ならしたノラの知恵がいっぱいある。毎日の投薬も最初は食事に混ぜておけば食べてくれた。それが、小さなカケラの薬であるというのに、見事に見破って絶対に騙されなくなった。どんなに好きなお魚に混ぜてもポイと出してしまい、その内、ご飯まで食べなくなった。これでは痩せてしまうので、仕方なく薬は別にすりつぶしてスポイトで飲ませる事にしたが、・・毎日が格闘で私の腕は爪の傷跡だらけ。最近はバスタオルにくるんで押さえつけて飲ませるが、口からプープー吹きだして飲み込まない様に頑張っている。おまけに薬をすりつぶし始めると、その小さな音に聞き耳をたてて素早く何処かに隠れ、探し回るのが大変だ。「全く!お金を掛けて頑張っている私に協力してよ!」と言いたくなる。だがしかし、薬が効いているらしく下痢も嘔吐も治まって食欲が旺盛になった。夜中にガスレンジの上や流し台に置いてあるお鍋などの蓋を開けておでんを食べていたり、土鍋の蓋までズラシて手を入れて、残りのエビを食べて殻が転がっていたりする。ゴミ袋など忘れて置こうものなら大変な事になる。食べ過ぎると吐くくせに・・。
元気が良いのか悪いのか・・うう~ん、やっぱり、悪戯されても元気を選ぶ私である。

インフルエンザ

2006-01-16 | 笑える話
(第53話)自治会役員の中で、回覧物の締め役がインフルエンザになった。自治会ニュースを作成している私は「回覧物と一緒にウイルスが500軒の全世帯に運ばれては大変」と思い、急遽「回覧物は全部私の家に持ってきて~!」と他の役員にも声をかけて代役を買ってでた。既に彼女の処に届いてしまっている一部を回収する為に本人に「玄関の前に出しておいてね」と電話をしてから車でとりに行った。だが、書類は玄関前には出ていない?? しばらくして痛々しい姿の彼女がドアを少し開けて「悪いから、出来るところまで袋に入れました」と分類作業をしていたらしい・・・「お大事にして休んでね」と別れては来たものの、さて、彼女が分類した書類を車のトランクから出して自宅に運び込む気にはなれないのだ。仕方が無い、書類を殺菌するつもりで一晩、外の犬小屋の上に放置する事にした。ついでに自治会ニュースに「インフルエンザが流行しています。うがいと、手洗いを忘れずに!」と追記した。予防注射はしてあるものの、気のせいか喉が痛いみたいだ。ま・さ・か~~・・・・。

ロビンの安らぎ

2006-01-08 | 犬猫奮戦記
(第52話)新年らしく真新しい白のダウンジャケットを着た独身男性の訪問客があった。犬も猫も好きだそうで取り分けロビンを可愛がってくれる。夕方のロビンの散歩には一緒に行ってくれた。散歩から戻って私は台所に立って夕食の準備。フッと振り向くとリビングではロビンが彼の新品のジャケットの上にチャッカリとぐろを巻くように寝込んでいるではないか・・・。
「アラララ・・ごめんなさい」と謝る私に「いやいや、安物ですから」
と言っては頂いたものの、彼は大学病院のお医者さんなのだ。
新年早々に今年のロビンは強気かな?
あんな事しても尚可愛がって貰うなんて、戌年のご利益かもね~。
えっ?飼い主の不注意だろうって?ハイハイそうでした。
あ~あ、今年も失敗は多そうな気配。