犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

一夜城

2005-10-26 | 犬猫奮戦記
(第41話)お隣さんの解体工事の後、新しい家の基礎工事も終わり、いよいよ建設が始まると思いきや、大きなクレーンが来て外壁、台所、洗面所、トイレと次々大空からお部屋が飛んで来て、朝は土台しか無かったのに夕方には家の概観は殆ど完成。ビックリ!

一日中家事など放り出して、カメラ片手に唖然と見学し続けていた私の真似をしてか猫もポカンと見学中。飼い主に似るのかな? それにしても凄い時代だと言う事に驚いているのは私達だけか・・?
           

借りた傘

2005-10-19 | エピソード集
(第40話)主人は忘れ物の名人だ。注意すると「忘れるという事は無理にやっている訳ではない」と開き直るから始末が悪い。上着、ワイシャツ、財布・・・やたらに置き忘れて傘など何本目か?? ある日、会社の部下に借りたという傘を電車の中に置き忘れたと言いながら帰宅した。聞けばニューヨーク支店から戻ったばかりの方だそうな。「それじゃあアメリカで買った傘かもしれないでしょう?」「うう~ん、たいした傘じゃなかったよ」と。「他人様の物を失くしておいて何という事を言うの・・どんな思い入れのある傘もしれないでしょう!」。 
仕方なく、翌朝「これで新しい傘を買って頂いて、よく謝ってね」と自宅にあった商品券を一万円分(ちょっと多いとは思ったけれど)持たせて出勤させた。その夜帰宅一番「どうした?許してもらった?」「うん、“これじゃあ申し訳ない”って恐縮してたよ。それより周りの連中が“私の傘も借りて下さい。僕の傘も・・”って借り手が沢山いて大変だった」ですって。
なんで主人が忘れ物をする度に私が損しなきゃならないの・・・。お酒やゴルフなら忘れないくせに・・・。

食いしん坊

2005-10-17 | 笑える話
(第39話)今日は雨、工事も無いし猫達も静かに寝ている。なんとなく安らかで嬉しい。行楽の秋、食欲の秋だから心も弾みそう気分でいたら、「ピンポーン・・宅急便で~す」。何か良い物が届きそうな気配がして「ハ~イ」とニコニコしながら出て行った。・・なのに・・お兄さんの姿を見てガッカリ。思わず「な~んだゴルフバックなの~。美味しいものが届いたのかと思ったのに~」と、つい口から出てしまった。後は二人でワッハッハ。
そのお兄さんと親しいのかって?いえいえ全然なの。

ボロタオル

2005-10-15 | 犬猫奮戦記
(第38話)投薬の続いている母猫ミーちゃんの体調は治まるかに見えたが、今日はケース入りのノートパソコンの上に大量の嘔吐が・・・あ~あ、泣きたくなる。日頃から部屋中にシーツやタオルを敷き詰めて、何処を汚されるか戦々恐々の毎日である。後片付けにも時間がかかり、洗濯物の山を干すのにはかなりの勇気がいる。静な住宅街のベランダには綺麗な布団など並んでいるというのに、我が家のベランダいっぱいにヨレヨレのタオルやシーツがヒラヒラしているのである。お向かいの奥さんが「大きな字で犬用、猫用って書いておいた方がいいわよ。人間が使っていると思われるから・・」と冗談を言ってくれたが、知らない人は私が使用していると思うに違いない。ハハア~ン、そう言えば、近隣には頻繁に空き巣が入りながら我が家を素通りしてゆくのは「貧乏でかわいそう」と空き巣さんが同情しているのであろう。ボロタオルのヒラヒラは何時までつづくやら・・。恥ずかしくない筈はないのである。

てんやわんや

2005-10-13 | 犬猫奮戦記
(第37話)ご心配をお掛けしました。雨の連休を犬のロビンと山にこもり、リフレッシュして帰宅した途端に変な気配がした。猫用の紐がドロだらけだし、愛ちゃんが外で異常な声で泣き叫んでいる。玄関を開けると3匹の猫が何かを訴える様に私に纏わり付いて離れない。母猫のミーちゃんは昨年来下痢や嘔吐が酷いので、留守中の夫には世話は無理と予測して入院させてあった。主人からの話によるとナッチャンが紐を付けたまま脱走し、ご近所で喚いていたのを連れて来て下さった人がいたとの事。猫達を夫に預けて留守にした事は彼らのストレスを酷くしたらしいのであった。悪気は無いとは言え配慮不足の旦那だから、工事の無い休日なのに雨戸を閉めて外が見えない状態のまま自分はゴルフに行っていたらしいのだ。金魚じゃあるまいし、餌だけ与えて放っておけば猫もなんとかなる訳ではないのである。入院していたミーちゃんは検査・点滴・注射・・と、なんと~大きなお札が5枚では足りないのであった。
お隣の解体工事が始まってから猫達が次々と下痢になっていた。食事に変化はなく、伝染病も考えられない。私も日頃ならない口内炎と肩こりになった。歯医者さんに尋ねたら「ストレスから胃酸が増えて口内炎になります」と言われた。猫達も多分胃が荒れて下痢になったのであろう。ここ数日、しっかり抱きしめる事で今日は初めて下痢の子が全くいなくなった。
犬猫でさえ心細さは如実である。災害や貧困に苦しむ子供達が世界中にいる限り、贅沢は敵である。ともあれ全員無事である事に感謝しつつあと工期の2ヵ月半、チョット長いけど頑張らねば・・。リフレッシュの反動は大きかったのであった。反省。

休憩とお詫び

2005-10-02 | 犬猫奮戦記
  このページを閲覧して頂き有難うございます。
実は2週間前からお隣の家の解体工事の為に大型クレーンやブルどーザーの激しい騒音と地響きに犬も猫も恐怖で家の中を逃げ隠れしながらストレスの日々を過ごしておりました。彼らの不安を少しでも減らそうと私も一緒に雨戸を閉めて、なるべく傍におりましたが・・私までノイローゼ気味で文章をがつづれません。現在、家族全員が不安定な状態ですので、暫く精神状態が落ち着くまで(一週間か10日)ブログはお休みさせて頂きます。リフレッシュして再会させますので又お立ち寄り頂けたら嬉しいです。それまでは ごめんなさい。