犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

春近し

2021-02-28 | 犬猫奮戦記

第264話
連日ウォーキングに出かける”ふれあいの森"は快晴で清々しい!

 
近づいてみると、河津桜も満開で綺麗!


我が家の庭も梅の花が満開(逆光で見難い)。小鳥が餌場にやって来る
雨降り用のビニール傘も大活躍


大きな鳥が餌場を独り占め! 今年はスズメや目白が我慢して可哀想・・


大きなパン切れが口に入れきれないで上向きで頑張っている欲張りさん


やたらにチョイチョイと外から手を出して突つくアウン


アンタ、何するのよ! 私のお尻を・・と叱られて


すいませ~ん! 最近、世の中全体に女性が強くて困っちゃう・・


あ~あ、つまんな~い! と、アウンのお得意ポーズ



2021年 迎春

2021-01-01 | 犬猫奮戦記

第263話
明けましておめでとうございます
       
昨年来、コロナウィルスの世界的な蔓延による自粛生活が延々と続いたまま、感染者・死亡者は増加の一途をたどるのみ。不安な新年を迎える状況となりました。医療関係者、被災者のご苦労が少しでも減ることを祈りながら、当たり前の生活の戻れる日が少しでも早く訪れる事を願うばかりです。
       
雄猫のアウンが我が家に来た頃から私のヨガマットが時折爪とぎに使われるらしくてポロポロと破片が落ちるのでした。仕方なく新しいマットを買って、新年から使う予定で元日の今日は使い始めとしてリビングに広げたのです。それなのに、一瞬席を立った隙に戻ってみたら・・・アウンが私より先にヨガポーズを・・。
「猫の身体は柔らかいんだから必要ないのよ・・」と言ったところでヘッチャラ顔。世の中の不安やストレス生活をよそに、いい気なもんです!
全く! やたらに笑わせてくれるので動物の癒しはヨガよりも身体に良いかも知れません。
遠くの方からチャロも羨ましそうに見ているのは「私もやりたいな~」と思っているのかいないのか?       <

暑い!暑い!昼寝に限る~

2020-08-29 | 犬猫奮戦記

第262話
㋀に、17年間使っていたパソコンのアドレスを変更したら後始末が大変!
旧友はともかく、日頃忘れていたプリンター会社・使用ソフト会社・銀行・証券会社・インターネット関係会社が沢山あった・・。
なんとか変更終了したつもりの頃、コロナ騒動のスタートと同時に夫の転勤で一人残された娘《都内勤務中)が「暫くはテレワークするので一緒に暮らさせて・・」と私の所に転がり込んできた。おまけに就職したばかりの孫(娘の長男)も「会社のマンションではテレワークでの音声が上手に繋がらないので工事が済むまで11日間同居したい」と言ってきた・・・。
一人暮らし(といっても猫二匹同居)を謳歌していた気分が一変して、大人3人分の食事を作る家政婦に変身した・・。慣れない大量の食事作りと慌ただしさに慣れるまでは泣きべそをかきながら~なんとか。
娘は「8月は札幌(夫の所)で1か月テレワークをしてくる」と、パソコン他かなりの荷物を移動させて出発した。私も4~7月までの慣れない疲れのリフレッシュにとマイペースでのんびりと過ごした。けれど暑い、暑い、外出中のマスクも暑い。

暑いので食べて寝てばかりでの・・・太鼓腹


時々は悪戯をして怒られるよ・・カーテンにぶら下がって破いただけなのに


猫だってエアコンと扇風機でリラックスするのが大好きさ


チャロが何処にもいなくて探した末・・やっと本箱の上から足2本を発見!


植木も暑かろうと朝晩の散水を欠かさない私に、ブドウ達も去年よりチョッピリ多めに答えてくれた



新年おめでとうございます

2020-01-08 | 犬猫奮戦記

第261話
    2020年 あけましておめでとうございます
          

ここ数年恒例となった9人家族の新年会を今年も無事に迎える事ができました。
近頃ビデオカメラなど殆ど使わないので、長時間撮影をしようと思うと大晦日の夜には取説を読み直さないと使えない私。元日に間に合わない年もあるのに今年は「上手くいった!」と、思ったのに・・、あ~あ・・ビデオカメラの前にアップルジュースの紙パックがデンと居座って画面の半分は殆どダメ。それどころか、ビデオ撮影が順調だと勘違いしてカメラ撮影をすっかり忘れ、気付いた時にはメンバーが三々五々。
今年も失敗と忘れ年になりそうな気配! まあ、元気なら良しとしましょう!



僕も家族になりたいヨ~・・

2019-12-12 | 犬猫奮戦記
(第259話)
2~3ヶ月前から茶トラの猫が時折我が家に来るようになった。



お目当ては雌猫チャロの様で何度でも来る。餌など与えて居座ったら困るので知らん振りをしていたが・・。お腹がすいているのか、私が台所に立つと外からアウ~ン、アウ~ンと呼ぶ声がする。入浴中にも私の気配を知ってかアウ~ン、アウ~ンと泣いて呼んでいる。
他の雄猫にいじめられても我慢しているし、チャロが嫌がって脅しても我慢ばかり。
臆病らしいが私の顔をしっかり見詰めて話を聴く素直さが伝わってくる。
地域の愛護員さんに伺うと〝去勢前の2匹兄弟の内の1匹だが中々捕まえられない”との事が判った。
昨年、クロリンの捕獲時に、恐怖心から捕獲器の中で大暴れした猫のあの姿を再度見たくない・・。今回は、なんとか手懐けて穏やかに手術をしてあげたいと考え始めた。

チャロを引き取るに当たっても、15年先を意識した手間と費用と少々奪われる筈の自由を予測しての決断であった。そして今〝1匹でも2匹でも同じであろう”と思えてきた。
犬猫7匹を同時に飼う羽目となった過去を振り返ると〝何とかなる”と思えてきた。
長寿100歳の時代なのに、老人が自分の最期を逆算しながら何もせずに生きる事の方が変だ。老人が若者達に甘えるのではなく、豊かな経験を以て弱者を支える立場でありたいものだと思う。体力の衰えは理想通りにはゆかないとしても志は高くありたい。
頭も身体も使わなければ衰えるだけの日々を心豊かに過ごしたいから、己を甘やかさない!

よし! 地域猫ではなく私の家の子のしよう! 大変な決断をする事になった。
家族に迷惑を掛けない為には、何よりも自分の健康が大事である事を再認識。
手術も無事に済ませ、野良猫を廃業して幸せな猫人生を過ごせる様に「亜運(アウン)」と命名した。何やら偉大過ぎる名前で恥ずかしいが、最初から自分でアウ~ン アウ~ンと泣いていた訳だから、自分で名前を名乗っていた気配もある。


さて、いざ室内猫に迎えたとはいえ穏やかなスタートである筈はない。
強気で自分のエリアを守ろうとするチャロと小心者の侵入者との戦いは激しい。
チャロが逃げるアウンを追い詰めてパンチをしたり噛み付いたり・・静かに見守るどころではない。アウンがテーブルの上やテレビ台の上など高い所に逃げるのは〝臆病な証拠”と猫の本に書いてある。それでは悪戯はしないのかと言えば・・とんでもない、未だ1歳の若者(人間の18歳)と5歳(36歳)の猫達は元気に襖で爪とぎをするし走り回って大運動会。あ~あ~~・・ヨタヨタの晩年猫達と過ごしていた2年前とは大違いだ。

襖で爪とぎをしない様、アウンが高い所に逃げられる様にと考えて、天井まである〝猫タワー”を買った。すっかりお気に入りのアウンだが、取り付けに四苦八苦した私の苦労も甲斐があったのだ!


少しずつ接近し、家族になりつつある二匹だが、強気女と草食男子の性格は多分続きそうで、今の世相を反映しているかも。天国から「惚れた弱みで仕方がない」と、何処かで聞いた事のあるセリフが聞こえてくる様だ。めまぐるしくて大変だが家の中は活気だらけ!

猫とガマガエルの仲

2019-09-11 | 犬猫奮戦記
(第257話)
猛暑の夏が続いてガマちゃんの姿が暫く見えなかったある朝、
庭石と草の繁みから久しぶりにガマちゃんがひょっこり顔を出した

「元気で良かった!」と思う私とは別に、猫のチャロが気づかない筈がない









「オイオイお前、また居たのか?」とばかりに、チャロはガマガエルの背中をチョイチョイと突ついた。
『チャロ、ダメよ! ガマちゃんはお友達なの! ガマちゃんもいい子なのよ~』と声をかける私

 

 










背中を突かれては緊張しない筈のないガマちゃん
前足をピンと伸ばして落ち着かない

ガマちゃんにお水を与えたが飲まない
チャロも仲間と思ってか黙ってみていた
















チャロがよそ見をした隙に・・スタコラ逃げ始めた。
ピョンピョンではなく、気づかれない様にソロソロと
見ていて微笑ましかった
チャロも必要以上に意地悪をする様子もなく一安心

チャロの里親になる

2019-03-14 | 犬猫奮戦記

(第252話)      猫のチャロが我が家に出入りしてから一年が過ぎた。チャロには姉妹猫もいて現在4歳6ヶ月と判明。地域猫として見守って下さった二人の愛護員さんへの感謝と共に“里親宣言”をさせて貰った私。“この子の生涯を全うさせる為に、私はあと15年は元気に頑張るぞ”と決意!

去年、暖かい季節には何度もトカゲを咥えて部屋に入って来る姿を見て、キャアーと大声で驚いてしまった私だったが、その声にビックリして口からポロリと落としたトカゲが室内に逃げたから大変! 慌ててソファーの下や家具の隙間を探す私の真似をして、チャロもタオルケットやシーツをめくって一緒に探す姿がなんとも滑稽で笑わずにはいられなかった。外で捕まえた獲物を飼い主に見せに持参するのは猫の本能だから・・と知りつつも、一瞬心臓がドキドキする!

寒い季節には暖かい部屋でテレビを見る事が多くなった。動物、特に小鳥に興味があってに画面から消えるとテレビの裏側に回って探したりもする。セラピー犬の訓練や行動を見続けていた。あの犬は私より偉いなぁ~・・と、思っているのかどうか?


画面の左下の子猫が黒犬に脅されている気配を知ったらしいチャロは、サッとテレビの前にジャンプして恐る恐る子猫を救う為にか黒犬に向かう体制に出始めた・・・幸いに子猫は後ずさりをしながら犬から逃げることが出来、チャロも安心した模様。


粉雪が庭木に載って美しい。積もって欲しいと思いつつ豪雪地帯も気になるし・・。


“転勤が多いから”と、雛人形を残して嫁いだ娘に代わって飾り続けること50年。
“すみませんねぇ”って・・結構出し入れも大変なのよ。けれど、今年は二人の孫娘と一緒にケーキ、おしるこ、チョコレートの甘いひな祭りが出来てラッキー!


新年おめでとうございます

2019-01-06 | 犬猫奮戦記
(第251話)
2019年 明けましておめでとうございます


娘一家、息子一家と一緒に過ごす3回目のお正月。
転勤などで何時まで一緒に過ごせるのか先の事は未定ながら、楽しく過ごせた新年に感謝です。今年も元気な一年である事を祈るバーバの挨拶と息子の乾杯の音頭で新年会がスタートです。

京都から来た大学生の孫も準備も揃ったので始めましょうかね


我が家の男性軍が“座り込んで待つ”のは家系かも・・。


バーバが忘れていた「蟹の頂き物」を思い出して、途中からママ達の仕事が増えた


”美味しそうだね”と手伝わないで口だけだす・・誰かさん達


「いいよ食べても」「本当?」「わあ、美味しい!」と、つまみ食い。賑やかに会話は弾む。


日頃は皆其々に苦労も悩みもあるだろうが、お酒が入って多弁になった息子の昔話や、5人も女性が揃ったのでは・・静かな筈がない。
大いに笑い転げながら和やかな新年の時が過ぎた。

秋の旅行で右肩を痛め、リハビリ中で右手がやや不自由な私・・おまけに新年画像をスマホとカメラとビデオに撮影して、何処に何をいれたか忘れ・・。画像が見つかったのに出力コードが沢山あって見つからない・・。その内パソコンのキーボードが動かなくなるし・・。
まあ、人生の折り返し地点を過ぎた私だから色々あっても当たり前、今年も等身大で歩きます。


回想録 2018年 7月~9月 クロリンとの別れ

2018-10-16 | 犬猫奮戦記

(第247話)
4月から始まったクロリンへの投薬が順調に続けば眼球の腫れや炎症が快方に向かい、猫が来なければ症状が悪化する事が歴然で、一進一退の状況に一喜一憂させられた毎日だった。
我が家にはBさん宅で餌を貰った後に来る訳で、何時来るのか予想がつかめずに私は家を空けられなくなった。状況を知ったBさんが「猫が来たら☎で知らせてあげる」と、毎日電話連絡してくれてからは気持ちが楽になった。
お腹いっぱいに餌を貰った猫が、薬だけ飲みに我が家に来る訳だから、工夫をしない限り誰だって薬なんか飲みたくない筈だ。
薬も抗生剤・鎮痛消炎剤・プロポリス・SOD酵素などをチーズに包んで準備して置き、その日の眼の状態に合わせて薬を選びながら、お気に入りの療養食(a/d缶)の上に載せて与えるのだから手間だけでなくテクニックも大事だった。
最初はチャロに会いたくて来ていたクロリンは缶詰もチーズも気に入った様で、私がクロリンの姿を見るやいなや慌てて投薬選びをする前に「クロリン待ってってね!」と、一声をかけると彼は必ず「ニャ~!」と言って答えてくれる様になった。食べ終わると「美味しかったニャ~~!」との表現である“顔を洗う”しぐさの後ろ姿にホッとする私だった。

ところが、猛暑の7月に入ってパタリとクロリンが来なくなった・・・。来なければ眼はドンドン酷くなる筈だし・・この暑さの中で何も食べなければ生きてはいけなくなる・・Bさんと二人で心配し続けた。
ついに一ヶ月も来ない・・毎日が憂鬱でこちらも食欲がなくなりそうだった。
そして、7月29日(日)台風一過の早朝に一ヶ月ぶりにクロリンが突然現れた!
生きていてくれた喜びとは逆に・・恐ろしく腫れ上がって今にもパンクしそうな酷い眼にショック!
その後、半月ほど隔日ながら通って来るクロリンに必死で投薬をしたものの・・・回復は以前の様にはゆかなかった。

8月14日を最後に又来なくなった数日後、地域猫の愛護員さんに頼んであったクロリンの飼い主らしき人が見つかったとの連絡を貰った。
この猫の眼を救えるのであるのなら、どんな協力をも惜しまないつもりで面会を申し出た。
我が家とは直線距離にしても250m程遠方に住む人が、室内で猫9匹を飼いながらクロリンは外からの通い猫の様子。目の怪我は去年の9月だったとの事で、飼い主を主張されながら治療には曖昧な発言・・ご家庭に事情もありそうな気配から私が立ち入る事は難しいと悟ってお別れした。

クロリンの血液検査結果を所持している私は、慎重に投薬をしていたせいか腎臓も肝臓も正常で白血球も高くないデーターから、既に目に細菌の感染症を興していながらも、今なら投薬で救えそうな状態である事が残念で残念で・・。
感染症はやがて眼の内部に広がってから全身に広がって死に至る・・との獣医さんの診断。状況をお伝えする時間も頂けないままになった・・。
餌を与えてもスキンシップが取れていないのでは通院も治療もできないままの野生・・。
可哀想で、重苦しい気持ちを抱えたまま無気力な日々が流れてしまった。
どんなに努力しても思う様にならない事は沢山あるのですね・・・。

回想録 2018年3月~6月 猫達に翻弄されて

2018-09-30 | 犬猫奮戦記

(第246話)
白内障手術は無事終了したものの、毎日眼がヒリヒリ痛いような物が見えたり見え難くなったりと何やら予想外の不安。抗生剤の点眼が3ヶ月続くのは一般的であるが、パソコン、スマホ、TVやLEDなどの光源に対して異常に反応して眼が真っ赤になっては更にヒリヒリ・・。
ドライアイだと言われても・・手術前にはドライアイでは無かったのに・・と不安。
セッカチな性格だから“何時まで続くのか・・”とストレスの悪循環。
術後の安静は大事なので、長年続けたヨガも小休止、家事も程々に無理のない生活を心がけながら、猫騒動が勃発していた。

我が家に住み着き始めた三毛猫(チャロと命名)は良い子なのに、彼女を追いかけて来る雄猫達に困った! チャロは不妊手術済みの雌であるのに、時折雄猫がしつこく追いかけてくる。

最初に来たのは白地に黒色のクロリン。彼はチャロと同じBさん宅で餌を貰っていたそうで大食いで元気。チャロの後にくっついて毎日我が家に来る。追われたチャロが我が家に逃げ込むとクロリンも入ろうとする。“ダメ”と言う私の言葉を理解するが・・不公平で何やら可哀想。
その内、クロリンの右目が異常に腫れている事に気付いた。(写真は未だ初期)
眼の痛みに苦しんでいる私はクロリンの眼の方が遥かに重症と感じて治療してあげたい。
しっかり太っているので飼い主がいるのではないかと探すと同時に20年間5匹の猫を育てた私のキャリア(?)から、出来る範囲の治療薬の投与も始めたが・・。
来たり来なかったりでは治療効果も半減して難しい・・出来る事なら獣医師に相談したい。
“見て見ぬ振りの出来ない世話焼きの私”ここでも又動き出してしまった・・。
クロリンは去勢手術がしてない猫なので、手術をする事で麻酔の掛かっている時に獣医さんに治療できるか相談する事になった。だが、決して触らせない野良猫の捕獲には大変な状況がある。それを私が・・・。毎日、心臓がパンクしそうだったが5月末にやっと去勢手術ができた。
不安から不眠症気味の私の眼がよくなる筈もなく回復が遠のいた感じだった。
クロリンの眼の状況も難しく、摘出手術が可能でも術後の通院が不可能であった。

悩んでいる間にもクロリンの兄弟かと思われる白地に黒の似た雄猫も来るし、白猫は車の下でチャロを待ち伏せする始末。チャロは落ち着かずに我が家に逃げ込んでくる。
    

可哀想に・・逃げ込むチャロの手足を綺麗に拭こうとする私に噛み付いたり猫パンチをしていた彼女。沢山の敵と戦いながら生き抜いてきた証だと感じた。
噛み付かれた私が“痛い!”と叫ぶ度に噛むのをやめるチャロ。
この子が人間を信じて生きてゆけるように私は“安心”をプレゼントしてあげたい!
チャロ、信じていいんだよ! 一緒に頑張ろうね!
だけど・・綺麗な襖をボリボリにするのは辞めよ~~!
犬と違って、相手の言う事に従わないのが猫だから・・う~~ん困る・・!。


回想録 2018年2月まで 白内障手術準備

2018-08-15 | 犬猫奮戦記

(第244話)
2年前から新聞の文字が見え難くなった。
近くの眼科医から「白内障の初期」と言われ、4ヶ月毎に経過観察が続いていたが、自宅には20歳の老猫が2匹いる。入院手術はこの子達を見送ってからでないと無理。
昨年春、21歳を目前にして最後の猫とも別れる日がやってきた。
介護疲れが消えて自由の身になる筈の予想は大きく外れ、心に大きな穴が空いて体調を崩した。親友と新緑の高尾山でリフレッシュしていた時に彼女が「白内障の手術をしたのに、焦点を近くに選んだら遠くが見難くなちゃって・・」と嘆く言葉に驚いた。
「エッ~? そんなのは嫌だ! 遠方も近場も両方スッキリ見たい!」と切望する私。
何か方法がないのだろうか・・色々調べ始めた・・。
白内障の手術は比較的歴史が浅く、レーザーを使用して多焦点レンズを日本で初めて行ったのが2012年。この先生の著書が1月に出版されたばかりで私が入手した8月には第4版。アチコチの書店でベストセラーにもなっていた。
  「人生が変わる白内障手術」 山崎健一朗著

私の願望、疑問や不安がすべて網羅されている内容に大きな光を感じて迷わず決断した。
数箇所の質問を直接先生から解答頂きたく、厚かましくも初診時に院長面会を希望し、納得した上で手術の予約を即決。
全国から訪れる患者が多いらしく、11月末に初診した私の手術予約は2月末だった。

いよいよ手術の日取りも手順も具体的になりながら、さて、我が家の床暖房がお気に入りで1月中旬からお泊りをし始めた猫ちゃんをどうしましょう・・。
手術予定の眼科病院は埼玉県の大宮市にあるので自宅から2時間以上かかるし、入院施設はないので必要に応じて近くのホテルに泊まる事に決めたのです。


回想録 2018年1月 三毛猫登場

2018-07-30 | 犬猫奮戦記

(第243話)
2017年の暮に時折三毛猫が庭に現れました。
まるで、この年の春に21歳を寸前に亡くなった猫のサムと、一年前に失った三毛猫の愛ちゃんへの私の寂しさを癒しに来てくれている様でした。寒中の厳しさを少しでも避けられる様にとダンボール箱に毛布を敷いて庭に猫小屋を作りました。

左耳先がカットしてあるのは、浦安市の費用で不妊手術をした地域猫として近隣のボランティアがお世話をしている飼い主のいない猫なのです。元日には家族で新年を祝っている我が家のリビングを覗いて、お刺身を貰った子でした。
その後も手招きをすると人懐こく室内にも入り、床暖房の暖かさが気に入ったらしいのです。
1月半ばにもなると、夜になっても外に出たくないらしく・・お泊りもする・・。
しかも、夜はグッスリねる猫だ・・・誰かに飼われていた気配あり・・お世話をしている人が心配するといけないし、私も翌月は白内障の手術で外泊する。
ちょっと困ったぞ! でも可愛い! 何やら猫も私を慕っているらしい・・・どうなるの?

回想録 2018年1月 ヨークシャーテリア作製

2018-07-17 | 犬猫奮戦記

(第242話)
去年の春、家族猫最後のサムが永眠しました。
この子は2歳の時に行方不明になり、私は毎日探し続けました。
2ヶ月過ぎた頃「もうダメかもしれない」と諦めかけていたのですが、4ヶ月目に近所の方が新聞の折り込みチラシを持って「これは絶対サムよ!」と駆け込んでくれました。
お陰でサムは我が家に戻る事が出来、この方の御恩は一生忘れませんでした。
サムの永眠はこの方にも知らせ、火葬車の来るのを待って火葬にも収骨にも立ち会って頂きました。
待って居る間、彼女の目に入ったのは、私が“羊毛フェルト”で作った我が家の犬猫達。
「何処に頼めば作って貰えるの?」と、羨ましそうな様子。
     

彼女の気持ちを察して「私が作ってあげる!」と、彼女の愛犬の作成を約束しました。
安請け合いはしたものの、いざスタートしてみると微妙な色あいの複雑さと長毛種でもある事から予想外の手間がかかり、昨年8月から始めたのに完成したのは今年の1月でした。
途中で何度も色合いや毛足の長さ確認に彼女の家を訪ねたり、吉祥寺の専門店(アナンダ)に毛糸探しにも行きました。Internet で犬種の特徴も調べながら・・。

ヨークシャーテリア作製の難しさを感じながら、目はショボショボ、手は腱鞘炎の一歩手前、うつ向き時間が長いので顎関節症で歯が痛いし、腰痛にも・・。
凝り性だから納得がゆくまで妥協しない私だし・・。
しかも製作中、日毎に可愛いさが増して完成しても手放したくない心境の私・・でも飼い主の彼女の感激は更に大きくて本当に良かった!


長いお休みをして・・ゴメンナサイ!

2018-07-17 | 犬猫奮戦記

(第241話)
2月に眼の手術(3焦点白内障手術)をして以来回復が思わしくなく、パソコンやスマホ、テレビ等ブルーライトにも反応が強く、目が痛くて真っ赤になる・・日常生活に支障をきたしていました。
やりたい事は山ほど有りながら目を使わずに出来る事など無く・・不安と焦りの日々でした。
元々セッカチな私なので、今回は「医学を信じて気長に時を待つ」事に徹しました。
現在は少しずつ楽にはなって来たものの、最初から「完治には3ヶ月~1年掛かる」との事でしたので今後も無理をせずにマイペースで進みたいと思います。

留守中に訪問下さった皆様、ご心配をお掛け致しました。閲覧を有り難うございます。
空白の日々は回想録として記させて頂きます。

新年

2018-01-06 | 犬猫奮戦記
(第240話)
2018年 あけましておめでとうございます

 
娘一家の3人と息子一家の5人が、昨年同様に我が家に集合してのお正月。
去年忘れた記念撮影を今年こそは・・と思いつつ、写真も撮り忘れ、お節も食べ終えた満腹組と、ほろ酔い加減で寝込んだメンバ-発生の後から気付いたスナップ写真・・また失敗からスタートした新年でした。 


昨春、サムの永眠から一人ぼっちになり、予想以上に落ち込んで心身ともに不調だった私。それでも新年は家族揃って賑やかなお正月。子育て時代の極秘失敗談のご披露に大爆笑。


大学2年生になった最年長の孫はリトルリーグ時代に国内代表チームとして海外遠征も経験した長身の名(?)ピッチャー。最年少の孫(小2)は野球を始めたばかりとの事。
「教えてもらいなよ!」との私の言葉に、すっかりその気になったおチビさん・・。
「グローブもボールもないよ」と言うので「ホラ、あるよ!」と、幼児用の野球セットを出してきた私に、また大爆笑!
 


あの身長差で、近所の公園に出かけたらしい二人はどうなっのたか・・また大笑い! 




最近は、アレもコレも間に合わなかったり、忘れたりと、ピッチの上がらない私。
年末ギリギリになって、ようやくサムと愛ちゃんの二匹を我が家の動物たちのお墓に納骨出来たばかり。我が家に来て21年になる最後のサムを含めて、犬猫との生活は最初の犬のベアちゃんから数えて36年だったかと思います。みんな仲良しだったので、天国でも仲良く走り回る事でしょう。
彼らから私はどれほど大きな幸せを貰っていたのかを噛み締めながら、これからも思い出と一緒に暮らすことになりそうです。
今年も、日本中、世界中に良い事がありますようにと祈ります。