犬猫奮戦記

困っているのに笑っちゃう!









  

振り込め詐欺か?

2009-01-31 | 笑える話
(題188話)
 夜8時半、電話が鳴った。
 ディスプレイを見ると覚えのないナンバーの表示。
 どうしようか・・・恐る恐る受話器をとってみた。
 『もしもし、○○さんのお宅ですか?』「はい」
               『××子さんですか?』「はいそうです」
『こちらは千葉社会保険事務局ですが・・』
(ややや~・・ホラ来た来た!公共機関が電話してくる時間じゃないもの・・これは振り込め詐欺・・預金通帳の番号なんか教えないからね~)っと、ピ~ンときた。
(ともかく黙って冷静に相手の言う事を聴くことにしよう)と決めた。
『先日年金受給の手続きをされたと思いますが・・』
(なんとまあ、よくも私の年齢から誕生日まで調べたものだ・・騙されないぞ~)と思いつつ
「はい、手続き書類を送付をしましたが、何か不備がありましたか?」
『いいえ、あの書類で不備はありませんが、・・・』
(それじゃ、なんだって言うのよ~)と内心強気。
『書類の項目の中で、国民年金と厚生年金の両方に○が付いていましたが・・』
「はい、あれは・・・」と説明しながら「そういう項目がありませんよね」と念をおすと
『確かにそうです。解かりました。それでは国民年金のみに修正しますのでご了承下さい」と丁寧な応対。
最近、公共機関を装っての振り込め詐欺が多いとの事で、騙されまいとの強気な姿勢で応対していた自分が恥ずかしくなってきた。自分が間違えておきながら・・。
本来なら社会保険事務所に提出に行くのが筋らしいのに、質問すべき年金ダイヤルは中々繋がらないというし、社会保険事務所も混んでいて延々と並ぶらしい。
面倒くさがり屋の私は送付する事にしたのであった。
ただし、書類が行方不明になっても困るので郵便局に行って「先方に間違いなく届く為にはどんな送り方がいいですか?」と慎重には送った。
その後、丁寧に書類の受理控えと給付予定月など明記された印刷物が届いた。

社会保険庁の不評が浸透しているだけに現担当者も苦労されているのであろう。謙虚で気の毒な気がした。
だが、あの書類の解かり難さはなんだろう。かなり優秀な人でないと一人で作成するのは難しいと感じたのは私だけでは無い様な気がする。
少ししか貰えない割りに解かり難い書類だったけれど、詐欺じゃなくて本当に良かった。
やれやれオッチョコチョイが何処にでも顔を出す私である。

俺は猫

2009-01-27 | 犬猫奮戦記
(題187話)
パソコンサークルの研修会で難しい(私には)加工方法を教えて頂いた。
今日一日かかって四苦八苦。なんとか形になったものの、未だ未完成。

写真はナッチャンが二階から寂しげに下を見下ろしていたところ。
「病気のくせに危ないじゃないの・・」と慌てて連れ戻そうとしたら・・・

      
「俺は猫だよ!」と言いたげにクルリと振り返って、ベランダの軒の屋根にジャンプして遊んでいる。点滴と内服が効いているのも忘れてヒヤヒヤさせてくれますが猫にも気分転換は大事らしい。

     
そういえば、川崎大師の御守りから後光がさす様になって効果100倍かな?
へへへ~・・・・、これは嘘。

メロディさん、楽しい悪戯を教えてくださって有難うございました。
ふ~さんに教えて頂いた[WINDOWSムービーメーカー]で犬猫のCDもできましたが、5MB と、重すぎてブログには載せられません。
企画の倉金さん、皆さん、ありがとうございました。

結果オーライ

2009-01-19 | 犬猫奮戦記
(題186話)
ナッチャンの点滴と投薬(吐き気止め)、食事管理は一日として休む訳にもゆかない為、年末の大掃除はサボリ、新年のおせち料理も外注品の年明けとなった。
それでも元日には息子一家が、8日からは札幌の娘と孫が来てくれて賑やかな新年だった。
羽田からリムジンバスでディズニーランドに降りた孫(小5)達を車で迎えに行った私とナッチャンを見て、孫の第一声が「ナッチャンの洋服はバーバ好みの色合いだね」との事。子供でも良く見てるのね。身長も私と同じ位になって・・会う度に成長の速さに驚かされる。
僅か一週間の滞在なのに、毎日がスケジュールだらけで「よくも連日・・・」と思うほど親子でアチコチ出歩いていた。
   
そういえば、お土産に持ってきた「花畑牧場の生キャラメル」などは中々手に入らないので1時間並んで買ったそうな・・「じゃがポックル」も限定品である事は去年北海道に行った時に知ったのである。流行に鈍感な私には猫が小判を貰う様なものだが、なるほど食べてみると確かに人気がある価値を感じた。

年末年始の忙しさの中でナッチャンに食欲が出た事はとても嬉しいのに、用事で外出時間が長引く度に事件が興って私を悲しませてくれた。
他の子のドライフードを食べてしまったり、早朝の外出予定の為に前夜用意しておいたお雑煮のお鍋を全部ひっくり返して鶏肉と蒲鉾を食べていたり、仕方なく食べ物を全部隠すとアチコチ探し周って未開封の御餅の袋がバリバリに・・・その都度激しい嘔吐で体調を悪化させて・・ガックリする私。
内服薬は苦いし、点滴も主人に押さえ付けられるのが気に入らないと反抗するナッチャンを騙しながら最近は私が一人でやっている。
ロビンの方も朝寝坊で中々起きない為に主人の出勤前に散歩がして貰えなくて私の仕事になった。室内では走ったりする事もあるロビンなのに、国会議員並の牛歩戦術でノソノソ歩くのだから近くの公園に行くだけで時間がかかる。
引っ張ったりチョット押してみたり、丑年だからとは言え、まるで牛を飼っているみたいだ。こちらは忙しいのに散歩を楽しんでいるらしい。

ナッチャンもパクパク食べては吐いてしまう・・こんな日々が続いて果たして良くなるのだろうか・・気持ちの何処かにナッチャンへの不安がドーンと重くのしかかっている毎日は時折私の胃の具合を悪くさせたり肩こりにもなっていた。
信心深くもないくせに、川崎大師の初詣でお嫁さんの安産祈願とナッチャンの病気平癒の護摩も焚いたりして、お守りも色々買ってきた。
困った時にだけ手を合わせたりしているんだから・・・・。

そんな中、一昨日横浜の病院に又行った。注射と血液検査をして点滴セットも沢山貰ってきた。
そして昨日、早々と先生から「外注の検査結果が出ました」と、お電話を頂いた。
問題の「すい炎の値(リパーゼ)」が正常値は3.6以下のところを最初の検査で48と13倍の異常値だった。それが、なんと9.0になっているとの事。
嬉しくて「本当ですか?」と我が耳を疑ったのだった。
ステロイドの大量投与で酷い状態になった事に心を傷めていただけに嬉しさはひとしお。もしかしたら毎日の点滴が功を奏して尿と一緒に体外に排出できたのかもしれない・・と思うと、この2ヵ月半の苦労が全身から飛んでいった。
何よりナッチャンを救う大きな手がかりと思っていた点滴に感謝し、更に「頑張ろう!」と力強い勇気が沸いてきた。
脂肪を与えずに食欲の無いナッチャンが食べてくれる物として毎日「マグロの赤身」を買い続けていたものの、今はそれではお腹が空くらしく、今朝などは私の目を盗んで一瞬の隙にポテロサラダを食べてしまったり、お昼にはお鮨のお弁当から帆立貝を引きずり出しているところを「御用!」。
病んでも相変わらず頭だけはクリクリ働くナッチャンに苦笑しつつ気を抜く訳にはゆかない忙しさも内心爽やかだ。
時折疲れてヘナヘナしていた自分が嘘の様に、ナッチャンが頑張ってくれているので、私ももう一息がんばりま~す。

手間も費用も大分かかったのだから、ナッチャンの値段も跳ね上がってペットショップの猫の値段では売るわけにはゆきませんね。
何?病気の猫なんかいらない?いいえ、私には大事な子なのです。
川崎大師に薬師殿(旧、自動車祈祷所)というのが出来て、「なで御守」というのを売っていました。「これなんですか?」と尋ねたら、病の箇所をこの御守りでなでるのだそうです。「信じて毎日やること」だそうで実行していました。
困ったときは何でも信じるものですね。
これもあれも効いたみたい・・・と言う事で、来年はお礼に行けるように又頑張ります。